「日光を見ずして結構と言うなかれ」と思う [旅紀行・県民性の謎]
ここのところ平日に時間が取れるので、栃木県にある「日光」に行ってきました。
もちろん日帰りです。
ずいぶん前、会社の親睦会の旅行で行って以来です。
なんとなく覚えているような、でも、もう忘れたようなそんな観光地です。
行ってみて驚いたのは、「世界遺産になっている」ということです。
名前だけしか知らなかった「金谷ホテル」で食事をしたのですが、すごくいいホテルです。
まず、驚いたのは、「大きな鏡がたくさんある」ことです。
2階のレストランにも、「一枚ガラスの大きな窓」があります。
なんだかすごくゆったりした気分になります。
歴史の逸品が、何気なく随所に置いてあるのには驚きましたが、昭和初期の息づかいが伝わってきます。
そして、「東照宮」です。
有名な「サル」にもこんな深い意味があったなんて驚きです。
家康公の廟や東照宮の伽藍の佇まいを歩いていると、
①この建物や石垣を作った古人の話し声が伝わってくるようです。
今のように機械や道具が発達していない時代のものです。モノづくりの素晴らしさに感動してしまいます。
②来年で400年になるということのようですが、今までにここを訪れたみなさんのことを思い浮かべてもなんだか楽しくなってしまいます。
③建物や彫り物など一つづつに見入っていると「そうだったんだぁ!」と感動したりします。
④前回一緒に来たメンバーの顔も浮かんできました。
あの時代に「携帯があったら僕の人生も変わっていたかもな」と少しセンチにもなったりします。
名所旧跡の楽しみ方は、いろいろなものがあるのでしょうが、
・「二度行」すればこそ発見できた喜びもあります。
・私は、事前に勉強することもなく行き当たりばったりの旅が多いのですが、なんとなく伝え聞いた話が具体的になるのも楽しいものです。
・もちろん、予期しない小さな発見に感動することもいいもんです。
行ってから思い出したのですが、「華厳の滝もあったんだぁ!」とカーナビを覗きこんでしまいました。
海外旅行も楽しく有意義ですが、日本国内にもまだまだいいところがたくさんあります。
平日に休暇を取って、のんびりと日本を旅するのもいいものです。
「日光を見ずして結構と言うなかれ」
あらためて思ってしまいました。
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