「知識のない人ほどよく吠える」のかも

今年に入ってから、ある大手企業と電話でやり取りすることがありました。

東京に本社のある全国組織の企業です。
今の時代ですから、マニュアルも徹底し説明の手順なども充実し、「お客様を怒らせるな」が合言葉になっているような企業です。


電話でやり取りをしていて、どうも違和感が伝わってくるのです。
１月の終わりころ「それは間違っているんじゃないのか？」と指摘したら、その後音沙汰なしです。

そうこうするうち３月の終わりころ、その担当者から「あれはどうしましょう」と。。。。。


私は、「だから言ったでしょ！今さらどう答えていいのか私にはよくわかりません」というと「そんなことは言っていない」と彼も強気です。でも、現に２か月近くも放置されたままです。
「上司に変わっていただけないか」と答えると、ややあってから上司という人から電話がありました。


最初はやや高飛車に感じる話し方でしたが、経緯をお話しし、「２月以降連絡もないので私としても今さら感もあり、本音は戸惑っている」旨回答すると、彼もことの重大さにお気づきになったようです。

電話の向こうから「まさかこんなことが起きていたなんて。。。。」という上司様の本音が聞こえてくるようでした。


私から、「お宅の企業のような大きな企業では、スタッフの仕事の進捗状況などは上司の方が管理なさっているのではないのか？まして、２か月近くも放置されている仕事があるのが見つからなかった方がおかしいのではないのか？」


「どんなにマニュアルが整備されようが、『報連相』を唱えようが、谷間に落ちた仕事もあるものだ」「部下が電話で違和感のあるやり取りをしているのを気づくのも上司の仕事ではないのか！」と私は思わず電話越しにどなってしまいました。

対策はあるはずです。