新聞の「社説」読んでいますか? [鈍感日本人への警鐘]
皆さんは新聞の「社説」というのをお読みになりますか?
私は、以前からほとんど「社説」なるものは読んできませんでした。
なんだかむつかしいことが書いてありそうで。。。。。
ふと目をやった日曜日の新聞(⒗.3.13読売新聞)の「社説」の薄ぺら論旨でつまらないことか。。。。
SNS全盛のこの時代、素人のブログやツイッターのほうがはるかに読み応えがあるようです。
この日の社説テーマは二つ。
一つは、「金融政策頼みだけでは危うい」
アベノミクスのことかと思ったら「欧州中央銀行の追加金融緩和策」のことのようです。
「各国の金融当局は細心の注意を払わなければならない。」と謳ったところで、欧州の金融政策担当者が読むはずもないし、読んだところで笑われるだけのような整理です。
いったい誰に何を言いたいのかと思えるような文章です。
ひょっとしたら、欧州が金利下げを行うとアベノミクスの金利下げ効果が薄まってしまうとでも言いたいのでしょうか?
一つは、「不適切な指導が追い詰めた」
広島県府中町の中学校で起きた男子生徒の自殺事件をコメントしたもののようです。
今までの記事を並べたような文章にどんな重みがあるのでしょう。
「指導を誤れば、生徒の心に深い傷を負わせることがある。教師は肝に銘じねばなるまい。」と結ぶご意見にどんな重みがあるのでしょうか?
世の中の教師すべてが危ういのか?それともたまたまあの学校の先生たちだけが問題なのか?
あるいはどこが悪かったのか?
あるいはどうしたらよかったのか?
そして、今後はどうすべきなのか?
もっと自己主張をしていただきたいものですね。
新聞だからと言って「素晴らしい意見や取り上げ方ではない」ということかもしれません。
出来栄えの悪い絵葉書に「素晴らしい」「私も行ってみたい」というように身びいきな感想を述べるようなものなのかもしれません。
そういえば、「アベノミクスはうまく行っている」と言っていたマスコミ人の多くが、普通の口調で「景気が悪い」というのもいかがなものかと思う。
わが身に置き換えて「書いたり」「見たり」「読んだり」しなければ。。。。。
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