「新しい生活様式」では「営業再開」や「移動制限解除」はワークしない [新型コロナ]
新型コロナの新規感染者がずいぶん減ってきたようです。
39の県は緊急事態宣言の対象地域ではなくなったし、東京でも趨勢的には減少傾向にあるようです。
これは、
4月から実施された「緊急事態宣言」に伴う各種の措置
具体的には、
●マスクの着用、手洗いの励行
●営業の自粛・営業時間の制限
●不要不急の外出の自粛
●都道府県をまたぐ移動の制限
●「3密」に代表される「密閉」「密集」「密接」を避ける行動や「ソーシャルディスタンス」と言う社会的に距離をとる行動の徹底
●海外諸国との渡航制限(入国、帰国の制限)
などの効果が大きいのでしょう。
※気温が上がってきたことも一因などとおっしゃっていたコメンテーターもいらっしゃいましたが。
そこで「緊急事態宣言」の解除、「外出自粛」「営業自粛」の緩和と言う運びになってきたのですが、やはり一抹の不安があります。
「第2波が来たらどうしよう」
と。
しかし不思議なこともあります。
「緊急事態宣言」が発令された時、「地域の事情の違い」と言う言葉がよく語られました。
「だから知事次第」と言うようなことで、知事の出来不出来までしきりに語られるような情報も多く見受けられます。
ところが、「各地域には地域の事情がある」と言いつつ、
●一様に補助金を政府に要求する姿があります。
●現金給付国民一人10万円には地域差はありません。
●「うちの県はこんなによくやっている」とマスコミで喧伝される知事も中にはいらっしゃいます。
「地域事情がない」ということならこういう話もストンと落ちてくるのですが、「地域事情がある」と言う中での自慢のようにお話しされる知事の話には閉口してしまいます。
私が勤務していた銀行は全国各地に拠点がありましたが、「就業規則」も「給与(報酬)体系」も「仕事のやり方」も同じでした。ですから「転勤しても違和感なく仕事ができ」また「地元採用の職員も報酬体系は全国同じ」でした。
仮に「地域事情」があったとしても、それほど大きな違いではありませんでした。
つまり、「地域事情」を強調するのもいいのですが、「日本国」として共通することの方が多いような気もします。
例えば「予防対策」です。
国が統一的な基準(ミニマムルール)を作らないのでしょうか?
各都道府県では業者向けには営業再開に向けてマニュアルのようなものをおつくりになっているようですが、生活者や一般消費者向けにはどのように伝わっているのでしょうか?
「緊急事態宣言」を解除するにあたり、安倍首相も各知事からも「県をまたぐ移動を可能な限り控えてほしい」(いわゆる「移動の自粛」)と言うような話をおっしゃっているようです。
私は
「緊急事態宣言」を解除するのなら「移動の自由」も認めるべき
と考えています。
そのため「感染防止」「感染予防」の全国統一ルールを作るべきではないかと思っています。
具体的には、今までやってきた、
●マスクの着用
●レジとお客を遮断するビニールシートの設置
●「3密」の防止と「ソーシャルディスタンス」の徹底
●新幹線や長距離バスは座席の間隔をあける
等々の具体的基準を全国的に徹底するべきではないのか、統一基準をミニマムに運用していくべきではないかと思います。
お店や業者さんばかりにルールを徹底するのではなく、利用する客にもルールを周知徹底しなければいけないはずです。
「新しい生活様式」と言うのが5月4日に公表されましたが、これでは「営業再開」にどう向き合うのかがよくわかりません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
お店に行ったり買い物をしたりするときにはどうしたらいいのでしょう?
お店やご商売の人は最低限何をしなければいけないのでしょう?
また、感染源、感染経路が今一つよくわからない以上、このままでは「移動の自粛」の解除時期が不明確になってしまいます。
正直に言うと、このままでは、なかなか新規感染者がゼロにならない東京に住んでいる者はどこにも出かけられないということになってしまいます。
まさか「都県境で検温をする」とか「『陰性証明書』『抗体証明書』がない者は移動できない」ということまで言い出されてしまうのではないかと心配してしまいます。
そういえば、最近他県の知人と話しました。
●ある県の地方議員氏
「今、うちの県に来たら何を言われるかわからない」
●ある県の経営者氏
「東京には世話になっている人も多いのでお見舞いに上京したい。米とか野菜などの食料を送ってもいいし」
●ある県の友人
「よく行く店のマスターから『解除されたらぜひ遊びに来てください』と伝えといてくれと頼まれた」
等々と。
昨日は近所のクリーニング店に行きました。
「ご商売はいかがですか?」
「さすがに少し前まではお客さんも減っていたけど、衣替えの季節になったのでお客さんは多い」
「このビニールシートはいつまでも外せないね。入口も開けたままにしておかないといけないね」
「暑い真夏や寒い冬にはどうしましょう」
「キャッシュレスを徹底してお金に触らないことも必要かも」
「そうですよね。そういえばあの10万円はいったいいつもらえるんでしょうね」
お客さんが誰も来なかったので店員さんとこんな話をしました。
話しをしたい人もいるのです。
39の県は緊急事態宣言の対象地域ではなくなったし、東京でも趨勢的には減少傾向にあるようです。
これは、
4月から実施された「緊急事態宣言」に伴う各種の措置
具体的には、
●マスクの着用、手洗いの励行
●営業の自粛・営業時間の制限
●不要不急の外出の自粛
●都道府県をまたぐ移動の制限
●「3密」に代表される「密閉」「密集」「密接」を避ける行動や「ソーシャルディスタンス」と言う社会的に距離をとる行動の徹底
●海外諸国との渡航制限(入国、帰国の制限)
などの効果が大きいのでしょう。
※気温が上がってきたことも一因などとおっしゃっていたコメンテーターもいらっしゃいましたが。
そこで「緊急事態宣言」の解除、「外出自粛」「営業自粛」の緩和と言う運びになってきたのですが、やはり一抹の不安があります。
「第2波が来たらどうしよう」
と。
しかし不思議なこともあります。
「緊急事態宣言」が発令された時、「地域の事情の違い」と言う言葉がよく語られました。
「だから知事次第」と言うようなことで、知事の出来不出来までしきりに語られるような情報も多く見受けられます。
ところが、「各地域には地域の事情がある」と言いつつ、
●一様に補助金を政府に要求する姿があります。
●現金給付国民一人10万円には地域差はありません。
●「うちの県はこんなによくやっている」とマスコミで喧伝される知事も中にはいらっしゃいます。
「地域事情がない」ということならこういう話もストンと落ちてくるのですが、「地域事情がある」と言う中での自慢のようにお話しされる知事の話には閉口してしまいます。
私が勤務していた銀行は全国各地に拠点がありましたが、「就業規則」も「給与(報酬)体系」も「仕事のやり方」も同じでした。ですから「転勤しても違和感なく仕事ができ」また「地元採用の職員も報酬体系は全国同じ」でした。
仮に「地域事情」があったとしても、それほど大きな違いではありませんでした。
つまり、「地域事情」を強調するのもいいのですが、「日本国」として共通することの方が多いような気もします。
例えば「予防対策」です。
国が統一的な基準(ミニマムルール)を作らないのでしょうか?
各都道府県では業者向けには営業再開に向けてマニュアルのようなものをおつくりになっているようですが、生活者や一般消費者向けにはどのように伝わっているのでしょうか?
「緊急事態宣言」を解除するにあたり、安倍首相も各知事からも「県をまたぐ移動を可能な限り控えてほしい」(いわゆる「移動の自粛」)と言うような話をおっしゃっているようです。
私は
「緊急事態宣言」を解除するのなら「移動の自由」も認めるべき
と考えています。
そのため「感染防止」「感染予防」の全国統一ルールを作るべきではないかと思っています。
具体的には、今までやってきた、
●マスクの着用
●レジとお客を遮断するビニールシートの設置
●「3密」の防止と「ソーシャルディスタンス」の徹底
●新幹線や長距離バスは座席の間隔をあける
等々の具体的基準を全国的に徹底するべきではないのか、統一基準をミニマムに運用していくべきではないかと思います。
お店や業者さんばかりにルールを徹底するのではなく、利用する客にもルールを周知徹底しなければいけないはずです。
「新しい生活様式」と言うのが5月4日に公表されましたが、これでは「営業再開」にどう向き合うのかがよくわかりません。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
お店に行ったり買い物をしたりするときにはどうしたらいいのでしょう?
お店やご商売の人は最低限何をしなければいけないのでしょう?
また、感染源、感染経路が今一つよくわからない以上、このままでは「移動の自粛」の解除時期が不明確になってしまいます。
正直に言うと、このままでは、なかなか新規感染者がゼロにならない東京に住んでいる者はどこにも出かけられないということになってしまいます。
まさか「都県境で検温をする」とか「『陰性証明書』『抗体証明書』がない者は移動できない」ということまで言い出されてしまうのではないかと心配してしまいます。
そういえば、最近他県の知人と話しました。
●ある県の地方議員氏
「今、うちの県に来たら何を言われるかわからない」
●ある県の経営者氏
「東京には世話になっている人も多いのでお見舞いに上京したい。米とか野菜などの食料を送ってもいいし」
●ある県の友人
「よく行く店のマスターから『解除されたらぜひ遊びに来てください』と伝えといてくれと頼まれた」
等々と。
昨日は近所のクリーニング店に行きました。
「ご商売はいかがですか?」
「さすがに少し前まではお客さんも減っていたけど、衣替えの季節になったのでお客さんは多い」
「このビニールシートはいつまでも外せないね。入口も開けたままにしておかないといけないね」
「暑い真夏や寒い冬にはどうしましょう」
「キャッシュレスを徹底してお金に触らないことも必要かも」
「そうですよね。そういえばあの10万円はいったいいつもらえるんでしょうね」
お客さんが誰も来なかったので店員さんとこんな話をしました。
話しをしたい人もいるのです。
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