「新聞販売店」のボヤキ [どう受け止めたらいいのか]
「私らの意見など聞いてくれないのですよ。販売店の分際で何を言うのか」
先日のことでした。
新聞販売店の方がわが家にお見えになり「新聞を継続してくれ」とのお願いです。
てっきり期限なしで購読しているものだと思っていたら「1年契約です」と。
特に解約する理由も今のところないので継続契約をしたのですが、その際、
①「編集手帳」も「天声人語」もとにかく文章が下手。いったい何を言いたいのかよくわからず論旨も不明確。
②原監督が監督をしている限り巨人は応援しない。東京ドームにも行かない。
③漫画がおもしろいから購読を続ける。
と申し上げました。
そこで販売店さんから帰ってきたのは冒頭の言葉です。
新聞社は消費者の意見などさらさら聞く気もないようです。
本音で言えば新聞がなくても困ることはありません。
例えば、
①多くの記事はネットで見たもの
②主張の意見には色がつきすぎで私には合わない
③社説も軽い
④テレビの番組欄もテレビに「番組表」があるので困らない
⑤老眼も入ってきたので新聞の細かな活字は読みづらい
等々。
だからと言って他の新聞に変えるということもありません。
かつては複数紙取っていたものをやっと1紙にしたのです。
ご近所を見ても新聞を購読されていらっしゃるお宅はずいぶん少ないようです。
なぜわかるかというと、
①朝夕の配達されているお宅の数はわかる
②古新聞の回収に出されるお宅も少ない
ということからです。
おそらくバブルはじけて以降、
①企業の購読部数が著しく減り、コロナのリモートワークあるいは複数人がつつくことのヘイトでまた一段と減ったことでしょう
②ネットの発達により紙の新聞でなければいけない理由がない
等々、「新聞を取らなくてもいい理由」ばかりが浮かんできます。
「訃報がわかる」ということで地方紙を取る事情も以前のこと、今では、
①個人情報及びそれに類する情報は載せづらい
②コロナで家族葬が増え、死亡欄に乗せる理由がない
と言った新しいスタイルも生まれています。
全国紙、地方紙ともどもいつまで「紙」の紙面が存続しているのだろうか?という時代になったようです。
2022-02-22 05:00
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