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菅首相の力不足~コロナの感染を拡大させた原因(その2) [新型コロナ]

サラリーマンの組織では「ヒラ」⇒「課長」⇒「部長」⇒「取締役」⇒「専務取締役」⇒「副社長」⇒「社長」という職制があります。

昇格しても「組織が人を作る」と言われるように「はまり役」の方もあれば、「ものたりない」「ここ止まり」という評価を受けてしまうこともあります。

菅首相の場合はどうでしょう?
「安倍首相の官房長官」としては適任だったかもしれないが、「一般的な官房長官」あるいは「総理大臣」としての能力が適切であったかどうか?


1.「東京の問題」(2020年7月)発言は稚拙

かねてより「小池都知事とは不仲とか」と巷間言われるところ
・パンデミックという全国的な感染拡大のおそれ
・小池都知事に「貸し」を作るチャンス
だったにもかかわらず、言動が小さすぎます。

「なんと尻の穴の小さい」政治家と思わずにいられません。


2.自慢癖

「GoToトラベルの前倒し」も自慢の一つだったようです。
政治家自らが自慢するようでは「器の小ささ」しか残りません。


3.結局、小池都知事に先導される形で対策化

「高齢者、基礎疾患のある者のGoTo自粛」
「緊急事態宣言の発出」
等々、小池都知事に「お膳立て」してもらってやっと対策を打つことに。

「12月末の東京の感染者数を見て危機感を持った」など何をいわんや状態です。


4.「政治主導」「人事掌握」による四面楚歌

今の政権には
「政治主導」
「幹部人事の掌握」
と言った特徴があります。

かつては「ぼんくら内閣」でも、お役所組織がお膳立てをしてくれていましたからそうそう国政がぶれることはありませんでした。
ところが「お役所の人事」を握り「俺たちがやる」と言われたら、もはや素人集団の愚策に近いものになるおそれを秘めてしまいました。
そしてお役人さんもひたすら「ヒラメ族」化してしまいます。
ややもすると総理大臣が四面楚歌化してしまうのです。


かくして
内閣支持率はダダ下がり
菅首相では選挙が戦えない
という状態です。

ワクチン接種等も視野に入れれば心もとない限りです。


菅首相単独の支持率を見ればさらに下がるかもしれません。

これらは、菅首相に「危機感」「国家観」「ビジョン」「優先順位」と言うものがまるで見受けられないことからも明らかです。

菅首相には一刻も早く退任していただくしかありません。
ここまで信用を落としたトップがそのままい続けて「好結果」をもたらすことはまずないでしょう。



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