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コロナの「感染防止対策」と「知事の力」 [新型コロナ]


新型コロナの感染者がずいぶん減りました。
昨日(10月11日)の発表では、奇しくも東京都、神奈川県、大阪府の新規感染者はそれぞれ49人でした。


ところでネットやマスコミではコロナの感染防止対策にかかる知事の出来不出来を論評する人や番組が多いようです。
例えば、鳥取県知事はよくやっていると。。。。

本当にそうでしょうか?
知事の出来不出来により差があるのでしょうか?

実は鳥取県まで行ってヒヤリングしてきました。
いちばん多かったのは「人口が少ないから」次に「鳥取の人間は動かない」でした。
どなたからも「知事がよくやっている」という話はありませんでした
「なぜ?」と聞くと「あの知事は目立ちたがり屋でパフォーマンスばかり」「他に対抗馬がいないから当選している」と辛口の評価が返ってきました。


よくよく考えてみましょう。
日本で新規感染者数が一番少ないのが島根県で次が鳥取県です。
島根県知事の評価は伝わってきません。
つまり「知事の出来不出来ではない」ということになりそうです。

おそらく山陰両県の県民性に大きき依存しているのではないかと思います。
例えば、
●人口が少ない(鳥取県:55万人、島根県:67万人)
●人口密度が低い
●商業集積地が少ない
●公共交通機関の利用者が少ない
●高齢者が多く出歩かない
●人流が極端に少ない
●総じてマジメで控えめな県民性(特に鳥取県)
等々の事情があるようです。
郡部に行くとマスクをつけている人が極めて少ないという光景も垣間見えました。

東京をはじめとする大都会も見習うべきことがあるのでは?


マスコミやSNSが聞きかじった情報で知事の評価をするのはミスリードのもとです。



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