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「異次元の少子化対策」とは「金額か?」「切り口か?」~施し行政ではだめだ! [みんなうすうす気づいている]


「消費が増えて、企業収入増→法人税増加→消費税収入も増→国税増という好循環」
これは、東京都の小池都知事が「18歳以下の都民に1人あたり月5000円程度を給付する方針」を受けたものです。

もしこの50,000円が「アマゾン」などのネット通販で使われるなら「企業収入の増加」などは極めて限定的です。
特に地元の商店などの利用がなされないと「雇用」への背中押し効果もなくなってしまいます。

本来なら「クーポン券」や「regionPAY」などで使い道を限定(地元のリアル商店・ショップ)をしていかないと
お金の流れの裾野が広がらない
地元のリアル店舗の業績への寄与が少ない
働く人の雇用の背中押しにならない
と課題が生まれてしまいます。
つまり


特にコロナ以降「困ったら現金給付」「弱った人には現金給付」と言う短絡的な思考が増え過ぎました。

言い出しっぺのマスコミ人は何を考えていらっしゃるのでしょうか?


調査のたびに支持率の下がってしまう岸田内閣ですが、期待できることはかなりあります。
●防衛費増
●法人税増税
については「景気回復」の種まきのような気がします。

残念なのはマスコミに分析力がないことです。
●批判のための批判
●守旧派の政治家の後ろ盾を得た「岸田おろし」の連呼
はいただけません。


「安倍菅の9年」の検証もせず「いいの悪いの」と言う資格があるのでしょうか?
「お金を配るだけで経済が回復する」などと言う発想はどこから?
耳に痛い政策こそいい政策ではないのか?
バカな政治家の「政治主導」はどこに魅力があるのか?
●「売国奴」であったことがわかってきた安倍・菅の我田引水政治は勘弁していただきたい
苦労をしていない「高学歴」マスコミの浅薄なご意見には辟易
と言ったのが実情です。


岸田首相の「異次元の少子化対策」は具体的にはよくわかりませんが、

①「びっくりするような金額の給付」を異次元と言うのでしょうか?
●必ず財源問題にぶつかります
●不必要な給付も増えてしまいます

②異次元と言うのは「今見ている景色とは違う」と言う意味もあります
●学校制度の複線化
●「ライフプラン」シミュレーションによるメリハリの発見とそこへの支援
●「今までと子育ての仕組み」の見直し
等々方法論に光が当たる可能性があります。

岸田首相はおそらく今の日本が抱える「本当の課題」をストレートに表現しているのではないか。


国民は反発するよりも「今置かれている自分の居場所」を確かめながら向き合う方がいいのではないでしょうか?
今までこういう政治家はあまりにも少なすぎました。

国民も変わらなければいけません。







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