「朝生」と「コロナ」と「菅首相辞任」 [みんなうすうす気づいている]
田原総一朗さんも87歳になったんだ。
月末恒例の「朝まで生テレビ」を始め(午前1時45分)から終わり(午前4時25分)まで見てしまいました。
田原さん他出演者の皆さんが言いたい放題の番組なので観てるとそれなりに面白いこともありました。
※往年に比べ出演者の自己規制と小粒感が目立つようにはなりましたが、
印象を申し上げると
●田原総一朗さん
トークに往年のキレがありません
しかも大物感を目立たせたいのか「自慢話」が多すぎです
突然「話の腰を折る」ことも増えました
●国光あやの衆議院議員(自民党、医師)
「自分たちは言っている」が口癖でしたが菅首相の政策判断・言動に活かされている気がしません
●中島克仁衆議院議員(立憲民主党、医師)
何をおっしゃったのか記憶にございません
話の中にキーワードがないからです
●春日良一(スポーツジャーナリスト)
とにかく滑舌が悪く何をおっしゃっているのか伝わりません
この人には一問一答の方がいいでしょう
●上昌広(医療ガバナンス研究者、医師)
いいことをおっしゃっているけど高飛車な感じがして「アンチ」感たっぷりです
●小林慶一郎(経済学者)
政府分科会メンバー
「分科会では言っている」とおっしゃっても尾身会長、菅首相の言動に反映されていません
●高橋浩祐(国際ジャーナリスト)
唯一「菅首相の辞任」を提唱されましたが唐突であり誰も相手にしません
●二木芳人(感染症学者、医師)
テレビによく出てる人ですが冷静っぽい話しぶりですが切り口に鋭さがありません
緩衝材のよう
●舛添要一(国際政治学者、元都知事、元厚労省)
「担当大臣が3人もいる」と言う発言にも見られるように番組では珍しく正論
ただ、「自慢話」がその正論を打ち消してしまいます
この日は珍しく小池都知事批判がなかったのが救い
●三浦瑠璃(国際政治学者)
たしか菅首相のブレーンだったはず
いろいろお考えならその話を菅首相に浸透させてください
分析的ではあるけどたぶん視野が狭い
等々
この日の話に盛り上がりが欠けるのは、おそらく「菅首相の出来が悪い」「菅首相がネックになっている」と誰もがわかっていながらそこを封印しているところ
批判も「菅首相」宛ではなく「政府」宛になっています
これでは何も変わりません