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新規感染者増の潮目は?~「菅」無策 [新型コロナ]

新型コロナの感染まん延については、
オリンピック
酒の販売制限
ワクチン
入院制限
人流
「自粛慣れ」「自粛疲れ」「気の緩み」
デルタ株
等々、いろいろな言葉がまとわりついています。

もはや菅首相に対して「後手」と言うマスコミはいなくなりました
ここまで感染者が増えてしまえば菅内閣の対応の一から十までおかしいという感じなのでしょう。


増えた感染者をどうするのか?と言う方法論として「入院制限」が出てきてしまったのですが、まぁ事実上の医療崩壊が起きてしまったということでしょう。

反対や批判する人はたくさんいても対案を出す人はいません。
例えば、
●通常医療で入院中の患者を他所へ移してコロナ患者を入れる
●看護付きホテル療養を進める
●大企業の研修所を借り上げて野戦病院を作る
等々代案がありそうなはずです。


しかし、遅すぎです。
コロナ患者の対応策を議論している傍から「新規感染者が増えている現実にどう対応するのか?」と言う議論は置いてきぼりです。

かつて「臭いニオイは元から絶たなきゃダメ」というCMがありました。
新規感染を減らす対策はできているのでしょうか?

ここまで新規感染者が増えたしかも全国的に増えた理由は何でしょうか?
オリンピックだけなら東京周辺だけの感染者増にとどまるはずです。

「デルタ株」だけを原因とするのならそもそもお手上げです。

私が思う今回の感染者増になった潮目は「菅首相のワクチン一択」政策ではないのかと言うことです。
そもそもコロナ対策に熱心でなかった菅首相が起死回生のように主張したワクチン。

最初は「打ち手が不足」⇒「予約がパンク」から始まったワクチン接種も気がついてみれば「ワクチンが足らない」と言う状況です。

ワクチン接種が順調に行ったとしても、
国民の多くがワクチン接種をするには時間がかかる
ワクチン接種後、効果が現れるまでには時間がかかる
という「ワクチン接種のタイムラグ」を考慮しない「ワクチン一択」政策が正しかったのかどうか?


「高齢者は重症化しやすい」と言われた中「高齢者のワクチン接種が進んだ」ことで多くの方の気が緩んだのではないかと思う次第です。
その結果、ワクチンを接種していない人たちの間で感染が拡がってしまったという笑うに笑えない話です。

7月の4連休のコロナ緊張感のなさをどう説明したらいいのでしょうか?
菅首相の「ワクチン一択」政策が国民の多くの気を緩ませたのは間違いありません。

おそらくそこが「潮目」だったのでしょう。
もう菅首相には退陣していただき新しい目でコロナ対策をやらなければいけない時期が来ているはずです。




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