SSブログ

マスメディアの意図ある怠慢 [どう受け止めたらいいのか]


「マスメディアは何か隠しているのではないか?」
最近強くそう思うようになりました。

「隠している」という言葉が妥当でないのなら「敢えて報じない」ことがあるように思えてしまいます。

例えば、

1.「安倍菅の9年の功罪」の検証

①「モリ・カケ・サクラそして総務省」はどうなったのでしょうか?
そこに「統一教会」問題です。
出発点は「安倍首相時代にある」ようです。

②「アベノミクス」の検証はしないのでしょうか?
「ロシアのウクライナ侵攻」「コロナ感染」「ドル高」等の突発事象はありますが、日本経済の環境整備としての「アベノミクス」はどうだったのでしょうか?


2.「岸田首相」への批判

「遅い」「後手」「検討使」さらには「場当たり的」と散々な評価の岸田首相の政権運営ですが、「安倍菅の9年」での散らかし具合を考えるとこんなものでしょう。
逆に「政策決定のプロセスがよくわかる」とみることができるほか「結果的にいい着地になっている」とも言えます。

今ここで「千切っては投げ」状態で取り組まれても困ります。
それは「不都合を隠す」ことになってしまうからです。


3.「マイナンバーカード」の普及・推進

確かに、平井・河野大臣の大風呂敷なトークには不信を覚えますが、国民一人に実質20,000円ものポイントを付してまで行う国家事業です。
本来は重要な役目があるはずです。

思いつくだけでも、
①地方自治体業務の効率化
②医療現場の合理化
③医療履歴の一本化
④多量の薬の無駄遣い抑制
⑤医療保険制度の一本化
⑥退職・転職時の健康保険の取り扱い
⑦所得の捕捉
⑧確定申告の省力化
⑨国民の実態調査の容易化
等々いくらでもあります。
弊害やリスクが課題評価されているところも気になります。
5年後10年後の「少子・高齢・長寿」化の現場を思いやれば避けて通れない課題のはずです。

せめて「優先順位」を決めて普及させるべきです。
特に「医療」については合理化が求められます


4.「地方創生」の検証

お題目的にも「わかったようなわからない政策」です。
要はバラマキの手段の一つだっただけです。
「成功している」という話も聞きません。
逆に「非正規雇用の現場」「補助金の切れ目が事業の切れ目」と化しているのではないでしょうか?


5.「政治主導」の検証

民主党政権に始まり安倍・菅内閣では多用された言葉です。
しかし「霞が関の衰退」を生んだのは間違いありません。
「若い人が辞める」のも「政治主導」という独裁が生んだ悲劇の一コマでしょう。

「岸田首相の周りにいる人たちが頼りない」
というのは簡単ですが、「政治主導」などと言っている間に「いつの間にか政策を語れる人がいなくなった」だけです。

霞が関界隈の記者クラブの住人の方ならわかるはずです。


6.「文春砲」頼み

大手の新聞社は各地に支局があり、大手のテレビ局は地方局と系列化しています。
にもかかわらず「地方の泥臭い話」が伝わってきません。
本当の病巣は地方にある」のです。

「グルメや旅」情報だけが現場ではありません。


マスコミの伝え方の不思議はいろいろあります。
「安倍菅の9年」という長い政治体制はマスメディアさえもさらに保守的あるいは牙を丸くさせたのかもしれません。

どこかにアンタッチャブルな情報が隠されているかもしれません。
岸田政権だから「五輪汚職」が表に出た感じもします。

多くの事案の発信地は〇〇に通じる」がために
マスメディアは何かを隠している
マスメディアは論点のすり替えをやっている
ように思えてなりません。




nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事