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「マイナンバーカード」にちゃんと向き合おう [みんなうすうす気づいている]


風当たりの強いマイナンバーカードです。
一番わかりにくいのは「マイナンバーカードの優先順位やビジョンがない」まま平井、河野のデジタル担当大臣が調子のいいバラ色の話をし過ぎたため混乱に拍車をかけているようです。
特に、「急ぐのは何か?」と考えれば、
1.行政事務の簡素化
2.健康保険及び医療制度の合理化
ではないでしょうか。

しかし、冷静に考えてみましょう。

これからの日本社会は、特に、医療制度に光を当てて考えれば、
高齢者がさらに増える
⇒病人、要介護者がさらに増える
人手不足
⇒仕事のできない頭でっかちも多い
③健康保険組合の統合も必至
⇒雇用延長などを踏まえれば今まで通りにはいかない
転職が一般化してきた
⇒従来同様の固定観念ではうまくいかないことも増えている
医療費の見極め(無駄に過剰医療はできない)
⇒過剰な服薬、過剰な医療行為(特に患者に促されて治療や投薬をしていることもある)
医療情報の共有化
⇒小さなクリニック、地方の病院にかかっている方の病状などのカンファレンス(損談・検討)がやりやすくなる
デジタルカルテの一般化
⇒カルテがデジタル化されたことにより看護師、薬剤師さんも医療情報を共有できるようになり、医師の負担減(医師の間違いチェック)もできる
等々、医療現場の合理化・効率化。省力化も進むでしょう。

それ「紙の健康保険証」でできますか?
野党筋の皆さんは「時間が止まったまま」のようなところがあります。
どういう日本を想定されているのでしょうか?


最近、マスコミをにぎわせているマイナンバーカードの不具合の話も、冷静に考えれば、システムエラーと言うよりはヒューマンエラーがほとんどです。
例えば、
他人の写真だった
⇒自分でやればそんなことは起きない
他人の情報に置き換わっている
⇒誰かが集中的にやったからこんなことが起きているだけ(自分でやれよ)
マイナ保険証が機能せず全額支払いを求められた
⇒そんなことがあるのでしょうか?
現状では「調べる」「対応を考える」「支払いには猶予がある」と言うのが実情です。
具体的事実がわからないまま「全額支払いを求められた」と言うのもいかがなものでしょう。
例えば、
●そもそも失効している
●転職・退職等で手続きが遅れている
と言うことも想定されます。


笑いたくなるのは「スマホ人口は増えたもののスマホが使える人が少ない」と言うこと。
5年後10年後と時が進むにつれてこういう人が増えてきます
その時どうしますか?


中には「高齢者施設では建機う保険証を預かっているがマイナ保険証ではそれができなくなる」と言う不満もあるようです。
しかし「健康保険証を預かる」と言うことはどういうことでしょうか?
預からなくても「登録すればいいだけのこと」です。

自分に都合のいいことだけピックアップしていては世の中は進歩も合理化もしません。


団塊の世代が超高齢者になる前に向き合わなければいけないことは多いはずです。

そういえばこれからは街のクリニックも廃業が進むでしょう。
なぜかと言えば今の若い医師はすべてデジタルカルテで育っています。
手書きのカルテで患者さんを捌くような職人芸がいつまでも続くとも思えません。

日本社会には改善しなければいけないことがたくさんあります。
問題なのは「何を改善しなければいけないのか」がわかっていない人が多いということ。

足を引っ張るなよ野党と高齢者とマスコミ・・・



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