SSブログ

「見える化」好きの「見えるか」知らず [仕事についてのエトセトラ]


今では「見える化」がいろいろな組織や行政でも浸透してきました。

ところがその「見える化」のために作った掲示物の氾濫と混乱が顕在化していることもあるようです。
例えば、

1.誰も見ないところに貼る

(例)「節電しましょう」と「電気のスイッチのところに貼る」⇒電気の入る切るをしない人はスイッチは見ない

2.「です」「ます」「お願いします」と長い文章

そんな長ったらしい文章を読む人いますか?
簡潔でなければ人は読まないし、意図も伝わらない。
どうやら「接遇命」にも関心が強い人が作ったものらしい

3.なぜ「標語」「喚起文」あるいは「箇条書き」にしない

「くどい説明では伝わらない」ので「簡潔な表現で注意喚起」を行うことも重要です
それも「見える化」の重要なお役目です

4.誰も見ない「見えるか?」状態だから「見える化」文書が増える

まさに屋上屋を重ねる「見える化」文書です。
それっていったいどういうことですか?

「文書」を貼るばかりではなく、「左側通行」を求めるのなら「通路や階段や廊下の半分を別々の色に変えるのも見える化」です


お勉強好きな策士の皆さんが策に溺れて「見えなくなってしまった」ことも多いようです。



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事