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「具体的な目標」を持っていますか? [仕事についてのエトセトラ]


プロ野球も日本シリーズが終わりいよいよストーブリーグそして来季を目指したチーム作りが始まりました。

スポーツマスコミは、特に「リーグ下位になったチーム」に対して
①球団経営者がお金を出さない
②ドラフトの失敗(スカウトはどこを見てるんだ)
③育成の失敗
④監督の指導力のなさ
⑤コーチもいまいち
的な批判記事をしばしば載せています。

そんなところにセリーグ最下位だった中日の大野雄大投手(35)の契約更新時の記者会見の様子を載せていました。(11月9日 スポーツ各紙)

彼が言うには、

「このままでは勝てない。選手が1番やらないといけない。球団もそうだし、監督、コーチ、みんなが変わらないと。いきなり山本由伸や岡本和真のような選手は出てこない。もっともっとみんなで考えていかないと」

「僕自身はしっかりやるだけ。年間投げられることに関しては計算しやすい投手だと思う。ローテーションを守ることを目標にやりたい」

彼の話を見て思ったのは、
①選手が目標をもってやらない限りは変わらない
②スポーツマスコミは「選手批判」には消極的
ということ。

「欲」は時々迷走することがありますが、
●「3割打つ」
●「ホームランを20本打つ」
●「10勝する」
●「10個の盗塁をする」
●「エラーは5回以内にする」
等々具体的な目標を決め、それを目指さない限り「戦力外」の烙印を押されてしまうでしょう。

中日についていえば昨年から「血の入れ替え」をやっています。
小手先の技術がどうのこうのという以前に「目標」やその目標を達成しようとする「意欲」が感じられない選手がトレードや戦力外として球団外に出されているのではないでしょうか?

同じくパリーグの最下位「日本ハム」にもそんなところがあります。
例えば清宮選手・・・新庄監督に指摘されずいぶん痩せたところまではよかったのですが、その先の「目標は?」というのが見えてきません。

さぁ、このオフ「目標を立て」「その目標を目指すための行動をするか」が来季の戦力アップにつながるのではないでしょうか。

ところでこの大野雄大投手の年俸は3億円(推定)だそうです。
うらやましく思うなかれ、彼はそこまでやってきた選手なのですから。


この手の話は皆さんのオシゴトにも同様なことが言えます。
居酒屋での「批判番長」で終わりたくないなら「明確な目標」と「それを達成するための意欲と行動」が求められるでしょう。



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