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「高齢者増増社会」の近未来 [少し政治的な話を。。。。]


なにかと話題になる「大阪万博」。
ところでテーマをご存じですか?

いのち輝く未来社会のデザイン

だそうです。


しかしちっとも興味がわきません。
足下5年先の具体的イメージもわからないにもかかわらず「未来社会」というのはいつのことでしょう?

1970年に開催された大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」でした。
「明日は今日よりよくなる」だろうという高度経済成長期にあってはわかりやすいテーマでした。
次から次へとイノベーションが起きていた日本や先進諸国においては。。。

さて、5年後、10年後の日本はどうでしょう。
●おそらく「今言われている高齢化社会」が「高齢者の人口増」を伴ってそのままスライドしたらどうなりますか?
●「労働力人口」(15 歳以上人口のうち,就業者と完全失業者を合わせた人口)は今以上に減るでしょうし、かつ「フリーター」「引きこもり」「体調不良者」の差引まですると「基幹産業で働く労働者」はさらに減るものと思われます。


今、政治や働き方についていろいろとご不満をおっしゃっている方々に申し上げたいのは、「足下の課題以上に数年先にはさらに深刻な課題が生じるかもしれない」ということ。

さぁ、どうしますか?
不満を言うのは比較的容易ですが、現実や近未来に即した「対応策」までお考えになってのことでしょうか?

あなたも年を取りますよ。
あなたの職場やご家庭は大丈夫ですか?
エッセンシャルワーカーは足りますか?

今、国会で議論されたり、野党の批判、マスコミやコメンテーターの批判、フリーライターの記事、「X」(旧ツイッター)などでの言いたい放題には近未来が見えない

批判は大いに結構ですが、将来ビジョンのない批判は「時間を止めるだけ」なのですよ。


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