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本当に「日本国民は貧しい」のか? [少し政治的な話を。。。。]

岸田内閣の支持率が下がり続けているようです。

その一因は

1.マスコミが適正に政策を解説しない

①そもそもテレビや新聞を見る人が減った
②結果、テレビ局も新聞社も収益が安定しない
③テレビ局も新聞社も大衆(と言ってもネット投稿)に迎合するような取り上げが増えた
④紙媒体についてはネット化が進みかつフリーランス記者が増えすぎ、公正性・公平性を欠く
・「ページビュー稼ぎ」が横行し場当たり的な記事が増えた
・インボイス導入の恨み


2.国民に大局観がない

ネット記事あるいはその記事へのコメントを見ると
国民は生活が苦しい
〜誰も具体的な話はしない
「国民から支持される政策」をやらない
〜国民から支持される政策ってなんだという具体性はない
望むのは消費税減税
〜確かに消費税は目の前に「虫が飛ぶ」かのような鬱陶しさもあります
しかし
・消費税を減税した穴埋めはどこに行きますか?
・消費税が減税されれば一番喜ぶのは「富裕層」(絶対額が大きい)


3.法人税を払っている法人は31.7%

国税庁によれば「(令和3年度)全法人に占める欠損法人の割合は、61.7%(前年度比▲0.6ポイント)」とのこと
これほどまでに「儲かっていない(赤字)の企業」の法人税を上げても「払うのはいつもの人たち」では公平性を欠きます
●こういう赤字企業の経営にメスを入れることができますか?
●経費管理(特に中小企業)にメスを入れることができますか?


4.ショップのメルマガは「クーポンばかり」

これは「売れない」がためのキャンペーンなのでしょう
見てる方も「どうせまた来るし」と思えば慌てて買うこともありません
「消費」に飽きたのでしょう
「消費税の減税や廃止」があったとしても「断捨離」時代には必要以上には要りません


5.増える年金世代〜時代が変わっても年金額が大幅には増えない

そういう意味では物価が低いデフレ状態の方がよかったのでしょう
しかし「安倍菅の9年」のデフレ時代にマスコミやエコノミストやコメンテーターはなんと言っていたでしょう
「デフレからの脱却」を礼賛していたはず

●「ロシアのウクライナ侵攻」を契機に日本を取り巻く環境が著しく変わりました
「輸入物価の爆上がり」です
資源のない日本ということは多くの人が理解しているはずです
いつかはこんな日が来るだったのです
あなたの周りには「Made in Japan」どれほどありますか?
よーく考えてみてください

●「賃上げ」がコストに転嫁され始めた
働く人にはいい環境です

●「断捨離」の時代です。暮らしぶりも変えていかなくちゃです。


6.フリーター、氷河期世代、年金世代、転職失敗組も多い 〜 稼ぐのは誰だ

多くの人は失敗を語りたがりません
人生の失敗を「政府」の責任にしている人が多いのではないでしょうか?

「自由な働き方」を指向したいわゆるフリーターの皆さんはうまく行っていますか?
若い時はそれでもよかったのでしょうが、年齢とともに「失敗」を痛感している方もいらっしゃるのでは

「大学は出たけれど」という大企業への就職の門が閉ざされた世代もいらっしゃるのでしょう
しかし、
●希望した就職先以外には「就職」という選択肢はなかったのでしょうか
●いつもでも「就職の門」が閉ざされていたわけではありません。 数年後には大手企業でも「中途採用」が活発になっていたはずです。
・大学でちゃんと力をつけていればそういうチャンスに潜り込めた
・「現場を嫌がっていませんでしたか」~「職人」さんの現場では人手(後継者)不足が当時から言われていました
・「大学」卒も昔の「高校」卒レベル以下では「大学に行った価値は多くはありません」
・「友達が。。。。」と言ったところで、多くの友人たちは家庭を持ち仕事も順調な方も多いのではないでしょうか
●親が豊かな世代だったことも災いしましたね
●政府に要望するのなら「職業訓練」学校などでスキルアップできる環境でしょう
いつまでも「施し」世代であっていいはずはありません

年金世代の皆さん
物価が上がろうが下がろうが年金の額はあなたの希望に沿うものではないでしょう
なぜ、若い時にもう少し貯えをなさらなかったのですか?
「財形」などと言う制度もあったでしょう
今でも不平・不安は「足元」のことばかりではないですか?
時代が変わり、政権が変わっても「高齢者は増える」「担い手は減る」という社会構造は変わりません
思い切って「生活保護」を申請されたいかがでしょう。

今は転職ばやりです
●うまく行きましたか?
●転職で採る企業は退職者も多いということはありませんか?
●スキルや工夫する知恵がない方はそのうち見限られてしまいます
〜かつてのタクシー会社は「新入社員募集」が当たり前でした。初任給は高め→しかしそこからが上がらない→退職者が増える→新入社員募集 という循環ではなかったでしょうか?
●今は「〇〇ハラ」が極端に忌み嫌われる時代です。上司も先輩もこと細かく注意も指導もかつてのようにはしてくれません


7.「野党」を見ればわかること

例えば「立憲民主党」
政策もどきがコロコロ変わります。「岸田内閣の批判」をするまでもなく「立ち位置が固まらないのでしょう。
他の野党も同様です。
「バラマキ」が続くはずはありません。
だから派手なパフォーマンスをしても支持は増えません。
彼らのパフォーマンスは「比例」票狙いであることもうかがわれます。


さてさて「生活が苦しい」とおっしゃる皆さんへの処方箋はあるのでしょうか?
①「生活保護制度の見直し」です。
生活できないのなら「生活保護」という生活支援策を受け皿にするしかありません。
働かない(働けない)人はいつまでも収入は増えないのですから。

②しかし「今の生活保護制度」は敷居が高すぎます。
●「そこまでは落ちぶれていない」というのも本音でしょう
●いったん「生活保護」生活にはまると抜け出せないということもありそうです

③そこで提案なのは「準生活保護」という枠を作ることを提案します
超高齢、大病(重症)で収入の当てがない→「現行の生活保護
一時的な収入源、子育て貧困→「準生活保護」~少し支援、少し負担
という複線型の「生活保護」「生活支援」制度にしなければいつまでも「給付金」から抜け出せないでしょう。


今一度考えなければいけないのは
1.日本国民は本当に生活が苦しいのか?
2.「生活が苦しい」のだとしたらいつまで続くのか?
ということ。

「高齢者が増え」「働かない人が増え」「働き手は減る」という時代に真正面から向きあわないと担い手はますます減っていくでしょう。

あなたの人生・・・誰が面倒を見てくれますか?



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