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マスコミに騙されるな [無駄の効用かやっぱり無駄か]

「アベノミクス」「三本の矢」という言葉がありました。

なんでも時の総理大臣の経済政策として流行らせたもので、
大胆な金融政策
積極的な財政政策
民間投資を喚起する成長戦略
などがその骨子でした。

こんな政策もどきが9年間も行われてきました。
その成果を疑うこともなく。
いや多くのマスコミのことですが。。。。


当時からわかっていたことですが、
具体的には何?
具体的にはどんな日本になるの?
ということが見えていませんでした。


少し具体性があるとすれば、
物価を上げようとした
インバウンドという観光客を輸入した
ことだったのでしょうか?

当時から日本に必要であったはずの
日本ならではのエネルギー政策
食料自給率の改善
産業構造、あるいは産業の基盤強化
と言ったことにはひ弱で、結果、今の日本の低成長や貧困があります。

コロナやウクライナ問題がなかったとしても上げ底なままが続いていたことでしょう。


このブログでは、
①アベノミクス
②地方創生
③観光政策
④ふるさと納税
への懐疑的な見方をしてきたつもりです。
「やはりそうなってしまったか」との思いです。


多くの国民はマスコミを通じてでしかこういう政府の政策を理解できないといっても過言ではありません。
マスコミが言うと正しい
的に思ってしまうのも人の常です。


われわれ国民は「マスコミに騙され続けてきた」のではないか?

渋谷のスクランブル交差点を渡る女性全員がミニスカートをはいていた時「今年はミニスカートが流行る」とはマスコミは言いません。
おそらく100人のうち3人ほどの女性がミニスカートをはいていたら「今年はミニスカートが流行る」というのがマスコミです。


当たり前のことは伝えず「奇をてらったこと」を伝えるのがマスコミだということも踏まえておく必要があります。


今の日本について建設的な伝え方をできるマスコミがどのくらいあるのでしょうか?
ニュースを抑揚なく見聞きし判定することは国民には重すぎます。
おそらく「マスコミがちやほやすることは胡散臭い」「ほんとうかよ」と反芻しながら受け止めることも一つのものの見方です。


・燃料
・食料
・原材料
・製品
・資本
等を輸入している日本がとった次の輸入策は
「インバウンドというお金を使ってくれる人の輸入」
「現場で働いてくれる人の輸入」
でした。
国民には「消費」という無駄遣いを薦める。
それがアベノミクス。
笑うしかない「安倍・菅の9年」と言うしかない。


資源小国の日本は地道な「汗」「工夫」「知恵」が似合う国なのです。


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