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「好き嫌い」で仕事をしてはいけない(新入社員に捧ぐ) [仕事についてのエトセトラ]

「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。

辞書的には、
楽しんでやることによってうまくなるものであるということ
②あることに熟達するには、それを楽しめるようになることが肝要であるということ
人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ
などと微妙に解釈に差があるようですが、一言いいたいのは、「最初から楽しい仕事はない」ということです。


仕事の多くは「しんどい」し「おもしろくない」し「退屈」だったりします。
だからこそ「工夫」や「努力」や「合理化」によってそのマイナス方向の立ち位置をプラス方向に変えてきたのです。

あなたが「おもしろくない」「しんどい」が長く続くようなら早めの転職をなさった方がよろしいようです。
少なくともその企業やご商売で働いている方がいらっしゃる限りはそれなりに「やりがい」はあるのでしょうが「あなたはそのやりがいを見つけられない」「あなたはそのやりがいがわかるまで時間がかかる」のなら仕事への見切りも必要です。


私事で言えば「銀行員は好き嫌いで仕事をしたら失格」ということ。
・特に融資部門は「好き嫌い」で判断することはあってはなりませんし「いいか悪いか」のみが判断の基準です。
・また人事評価(考課)に好き嫌いが入ってしまうとそれはそれで問題です。
平たく言えば「おもしろくない」ことをやることの方が多かったかもしれません。


そういえば「多面的評価」などと言って「部下から見た上司の評価」を取って人事評価をするようなことをやっていた企業もありました。
この評価方法の問題点は
・「好き嫌い」が前面に出てしまう傾向があること
・スタンドプレーヤーや当たり障りのない人が評価されてしまう傾向があること
・結果、YESマンが集まりやすいこと
などがあげられます。
こういう企業がどうなったかと言えば。。。。。


仕事に向き合う時、
「おもしろい仕事がしたい」
「楽しい仕事がしたい」
「好きな仕事をしたい」
「自由に仕事がしたい」
などと考えていたら、多くの人は「おもしろい」「楽しい」仕事にはありつけないでしょう。
・仕事の質
・仕事の量
・人間関係
・仕事への評価
等々「おもしろくない」「楽しくない」ことが現実にはたくさんあります


仕事に最初から「楽な仕事」も「おもしろい仕事」もありません
苦労の末「いつも間にか」楽な仕事、おもしろい仕事になっているのです。
ポイントは「どのように面白い仕事、楽しい仕事に変えていくか」ということ。


私の知る限りでは最初から「ちやほやされる」ような仕事は成功した試しがありません

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経営は「売上」よりも「利益」を重視 [仕事についてのエトセトラ]


いよいよ3月末です。
多くの株式会社では「決算」の時期でもあります。

ところで、一昨日のニュースの中に
ファーウェイ、29%減収 純利益は76%増―21年決算
(時事通信)というのがありました。

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が28日発表した2021年通期決算は、売上高が前年比29%減の6368億元(約12兆4000億円)だった。米政府による半導体の輸出規制が続き、スマートフォン販売が低迷したものの、純利益は同76%増の1137億元となった。
(時事通信 22.3,28)

米政府の規制もあり売上が減るのはわかりますが、「純利益は同76%増の1137億元」ということには驚きです。

・いったいどの部門でこんなに利益が出たのでしょう
一時的なもの(特別利益)なのか仕組み的なもの(営業利益)なのか
興味のあるところです。


企業業績の議論に慣れていない方の中には「売上」をメインに評価される方も多いのですが、やはり「利益」があって初めて企業の評価をすべきものなのです。

どんなに売上げが多くても赤字であったり利益率が低いようでは
何のために商売やっているの
だから賃金が低いのでしょ
(※人件費を削って利益を出しているケースは要注意ですが)
等々ということになってしまいます。


ところで「売上」を見るにしても「利益」を見るにしても、ポイントは、
どの部門でその多寡は生まれているのか?
②「売上」「利益」ともに一過的(一時的)なものか?常態的なものか?
1人当たりの「売上」「利益」はどうか?
既存事業(既存店)での「売上」「利益」はどうか?
の把握も重要です。


企業経営の意義は「その利害関係者にとってより良いものか」によって評価されることが多いようです。
※利害関係者~消費者(顧客)、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、行政機関など

コロナ禍であらためてクローズアップされたのは企業経営の役目あるいはその効果がとてもアバウトだったこと。
だから「給料が安い」「値上げができない」「下請けがコスト高を転嫁できない」等々現象面の指摘ばかりで「どこにメスを入れるのか」が見えてこないことです。


昨日もテレビの番組では「コスト度外視のような飲食店の様子」がおもしろおかしく取り上げられていました。
「もし儲かっていないのなら文句は言わないように」
「もし儲かっているのならその秘訣は何?」
と言いたくなりました。


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「イヌネコ動画」に飽きる [どう受け止めたらいいのか]

私は今どき流行りのYouTubeなる動画サイトを見ることはまずありません。
また、生まれてこの方「イヌ」や「ネコ」を飼ったこともありません。

そんな私もツイッターに載っている「イヌ」や「ネコ」の動画ツイートは楽しんでいました。
イヌもネコも愛くるしくてかわいらしく、飼い主の皆さんに嫉妬すら感じることもよくありました。

しかし、ここのところ飽きてきました。
理由は、
①毎日、同じようなシーンが連続
②飼い主のおもちゃ化したペットに「なんだかなぁ」の思い
③阿波踊りと同じで「見る」よりも「自分で飼う」方が楽しそうだ
④一度こういうツイートを見ると次から次へとツイートが送りつけられる
ということです。


流行なのか?定着するのか?よくわかりませんが、流行り廃れは「こういった飽き」からくるものでしょう。

近所のスーパーでもペット用品売り場はかなりのスペースを取っています。
そういう時代なのでしょう。
きっとイヌやネコも幸せなのでしょう。


しかし、当事者でもない私は移り気ということかも。


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「飲み会」好きと「飲み会」嫌い [無駄の効用かやっぱり無駄か]


人の嗜好(好き嫌い)にケチをつけたくなるのが凡夫の人情です。

友人は24日から毎日飲み会だったとか。。。。

何が楽しくて毎日飲み歩いているんだよ」というのが私の本音ですが、「だからどこが悪いのよ」と言われてしまえば返す言葉もありません。

「飲み会」好きがお酒の飲み過ぎで身体を壊したという話もあまり聞きません。


私はと言うと「飲み会」は大嫌い
主催するのも嫌なら呼ばれるのも嫌です。
歳とともに誘いはすべて断っています。
親類縁者の集まりも欠席が続きます。


なぜ嫌いかと言うと、
●そもそも酒が嫌い
●どの酒がうまいとか酒の成り立ちを聞くのも嫌い
●酒好きと酒嫌いの話題の距離の遠さにうんざり
●仕事の話なら酒なしでやってくれ
●別に酒がなくても普通にしゃべれるし
●特に年齢とともに、
・病気自慢
・家族の詮索
・思い出回想
・暇な時間のプチ自慢
等々、退屈な話題にうんざりです。
あるいは相談されるのは好きですが私の方から相談することもなしです。


「そんな人生楽しいかい?」
などと言う人もいますが、「酒席」の退屈な時間を過ごすくらいなら他に楽しいことはたくさんあります


私の場合、
①仕事で「宴会」「酒席」は飽きるほど参加した
酒を飲まない、酒席に参加しないといっても「さびしい」わけでもない
というのが本音です。


庭をごそごそしながら昨日ふと思ったのは「きっと皆さんさびしい」のかもということ。

今のところ「さびしい」ということもなく毎日楽しく過ごしているのが不思議です。
もし「寝たきり」になっても
・「みんなとお酒を飲みたい」などとはきっと思わない
・「お見舞い」もいらない
・「葬式」も家族だけでひっそりとやればいい
そんな人生いかがでしょうか?

昔からそうでした。
説明のできない「退屈しない毎日」を送っています。

コロナのニュースの中で「友達に会えない」と街頭インタビューに答えている人がなんと多いことか。


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「時計」持つ人、持たぬ人 [みんなうすうす気づいている]


スマホを使うようになって私の日常生活には大きな変化が起きました。

一つは、腕時計をしていなくても「時計忘れた」と考えなくなったこと。
一つは、「目覚まし時計」を使わなくなったこと。

です。
「携帯電話」時代はそれほどでもなかったのですが、「毎日が日曜日」という生活と相まって「時計」への関心が薄くなってしまいました。


特に、「目覚まし時計」「寝坊への不安」というのがなくなりました。
あの電子音には必ず目が覚めてしまいます。
スヌーズ機能もあるし、5分刻みなど自由に「目覚まし」を設定できます。
これはすごく便利です。

腕時計」の方は、

①テレビなどを見ていると「〇百万円もするような高級時計」はよく売れているようです
手に入れるには「待ち」があるものもあるとか。

②「〇百万円もするような高級時計」とは縁も興味もない私のような者には「スマホがあるからいいや」と思うことが多くなりました。

しかし、「何時かな?」とふと時間を気にするときにはあの「アナログの腕時計」があった方がいいというのが本音です。

でも、
・コロナ禍で手洗い回数が増えたこともあり手を洗う時には邪魔になり外してしまいポケットに入れてしまいます
・腕時計をしていないと手首の軽さが心地よかったりします
そんなこんなで「腕時計をしない」ことに。


ひょっとしたら「時間にルーズになった」ことと裏腹かもしれません。

なぜか「腕時計」はアナログが好きです。
パッと見で所要時間や残り時間がわかるからです。

最近のデジタル時代の若い人はどうなんでしょう?
ふとそんなことを思ってしまいました。










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「ハンカチ」必携 [新型コロナ]


コロナ生活になって変わったことはそれなりにあります。

例えば「ハンカチ」です。
私自身は子供の時からハンカチを持つ習慣がありましたが、コロナ生活になってからというもの、これまでの「薄手」のものから「タオル地」のものへと変わりました


そして家の中では「タオル」を傍に置いています。
郵便や新聞や宅配便を受け取るたびに手を洗うようになりました。
そして、「洗面所やトイレにかけてあるタオルは使わない」ということです。
つまり「マイタオル」状態です。


デルタ、オミクロンと変化しているコロナ感染の特徴は「家庭内感染」です。
用心には用心を重ねる必要もあります。


スーパーやコンビニでは出入りのたびに出入り口にあるアルコールで消毒しています。
特に出る時は入念に。。。。

スーパーでは買い物かごを消毒液を付けた紙でお拭きなる方もいらっしゃるようですが、さすがにそこまではしません。
自分の手の消毒だけで済ませますが「もらって帰らない」という行動を心がけるようにしています。

気休めと言えば気休めですが。。。。

タオル地のハンカチは厚ぼったくていやだな」と思っていたのに、今では一日に何回か取り換えることに。


「どこまでやればいいのか?」
ということですが「気が済むまで」ということ。



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「スマホ」と「ベビーカー」と「妊婦さん」 [どう受け止めたらいいのか]


一度に複数のことができる人には尊敬してします。
例えば、楽器の演奏など。

車の運転もそうだと思いますが私ができるくらいですからそれほど難しいことではないのでしょう。


ところで、最近よく見かける光景の一つがベビーカーを押しながらスマホを見ている人。
スマホや携帯電話を使いながら同時に二つのことをやるのはかなり無理があるのではないでしょう。

昔々(まだ規制がなかったころ)、携帯電話で話しながら高速道路を運転していた時思ったのは「もうこんなところまで来ていたのか」ということ。
それ以来「運転中は携帯電話やスマホはいじらない」ことにしています。


そういう私が見る「押しながらスマホ」はやはり危ないのでは?ということ。
まなざしを自分のお子さんに向けるのが親なのでは?と他人事ながら憤りを覚えてしまいます。


先日の朝の通勤電車の光景。
私の前にはピンクの「妊娠しています」マークを付けた女性の方が立っていらっしゃいました。
どこにもつかまるもことなくスマホに夢中です。
「急停止したら危ないですよ」
とお節介を焼きたいくらいでした。


歩きスマホ」も危ないことが多いようですが、「押しながらスマホ」「電車での仁王立ちスマホ」は大丈夫でしょうか?

こういう人たちとは「とにかく関わらない」ことにしています。


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神様は時々警告する [どう受け止めたらいいのか]


人生や時代の移ろいを振り返ってみると「あれは神様の警告だったのだ」と思うことがあります。


「モリ・カケ・サクラ」が平然と行われ、アベノミクスも「なんかおかしいんじゃない」という声もなく打ち過ぎた「安倍・菅の9年

そのツケが、
コロナの感染拡大に伴う歪み
であったり
コロナによる景気の低迷
であったり
資源価格の高騰
であったり
電力不足
であったり

いろいろなことが相次いでやってきました。
今さら「タラレバ」と言ったところでどうしようもありません。


個人的にも何かあるたびに「神様の警告」として襟を正すことにしています。

さて、多くの出来事が相次いできた時皆様はどうお受け止めでしょうか?

油断大敵
それとも
楽あれば苦あり、苦あれば楽あり
それとも
禍福は糾える縄の如し
それとも
人間万事塞翁が馬
それとも
待てば海路の日和あり

先人もいろいろな課題を乗り越えてきたことでしょう
しかし、東日本大震災、ロシアのウクライナ侵攻は犠牲が大きすぎます。


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「電力源」のリスク分散が必要 [みんなうすうす気づいている]

桜も開花した春なのに昨日の東京は雪が降り、そこに「電力逼迫警報」まで出てしまい「寒い一日」でした。

そもそもの原因は先日の東北地方の地震で発電所が被災したことでした。

ネットを見ると「原発」推奨派の皆さんが「原発ありき」的なコメントを垂れ流していますが、
●東日本大震災の惨状
●計画停電
を忘れてしまったかのような話です。


今の日本は、
①原発をいかに減らすか
②化石燃料(輸入燃料)による発電をいかに減らすか
という方向に大きく動いていたはずです。

だから「原発」というのも理解に苦しむところです。
「原発が日本の電力を支えているんだよ」というお考えの方も原発だけに頼らない方策を考えることが重要なのです。


気になったのは「揚水式水力発電の運転が停止」する恐れがあったということです。

揚水式発電」というのは、九州電力のHPによれば、
①ふつうの水力発電所と同じように"水の力で水車を回して電気を作る"
異なることは"発電のために使う水を汲み上げる(揚水する)"ことです。

②昼間は上から下に水を落として発電機につながれたポンプ水車を回転して発電
あらかじめ上部調整池に汲み上げられていた水を、発電所に向けて落とすことにより、発電機につながれたポンプ水車を回転させ発電します。発電に使われた後の水は、下部調整池に貯えられます。

③夜は下部調整池から上部調整池に汲み上げる
電気を送る送電線から、逆に電気を送ってもらい、下部調整池に貯えられた、発電に使われた後の水を、ポンプ水車を発電時とは逆回転させることで上部調整池へ汲み上げ、次の発電に備えます。

④「揚水」は
・夜間電力を使う
・昼間の太陽光発電を使う(夜発電)
これまで揚水は、電気の使用量が少ない夜に水をくみ上げ、電気の使用量が多い昼間に電気を作っていました。 最近では、昼間の太陽光で発電した電気を利用して、揚水を行い、夜(点灯帯)に発電する機会が増えており、「再エネの導入拡大」にも貢献しています。


こういう仕組みならもっと「揚水式発電所」を作ればいいんじゃないと思ってしまいます。


あるいは「小水力発電」というのもあります。
関西電力のHPによれば、
「小水力発電」とは、一般河川、農業用水、砂防ダム、上下水道などで利用される水のエネルギーを利用し、水車を回すことで発電する方法です。一般的には、河川に流れる水をダムに貯めることなく直接取水し、利用する「流れ込み式」の発電方式が採用されます。
ということのようです。

揚水式発電小水力発電の可能なところはさらに増設し、広い関東平野のようなところの1発電所の負担を緩和するリスクの分散が今まで以上に必要ではないでしょうか。

都心部であれば「ごみの焼却」を利用した発電あるいは「水素燃料」による発電なども考えたいところです。





揚水式発電
[本]九州電力HP
https://www.kyuden.co.jp/effort_water_omarugawa_omaru04.html#:~:text=%E6%8F%9A%E6%B0%B4%E5%BC%8F%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%A6%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

[本]電気事業連合会HP
https://www.fepc.or.jp/enterprise/hatsuden/water/yousuishiki/index.html

小水力発電
[本]関西電力HP
https://www.kepco.co.jp/sp/energy_supply/energy/newenergy/about/learn/qa5.html#:~:text=%E3%80%8C%E5%B0%8F%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF,%E6%96%B9%E5%BC%8F%E3%81%8C%E6%8E%A1%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

[本]全国小水力推進協議会HP
http://j-water.org/about/




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「テレビを止めろ」~ 「電力需給逼迫警報」 [どう受け止めたらいいのか]

わたしが子供の頃には「テレビ放送が止まる時間帯」がありました。
確か午後の時間帯だったと思いますが「テストパターン」と言って円グラフのような画像がテレビ画面に映っていました。
理由はよくわかりません。
・機器の点検だったのか?
・番組がなかったのか?

あるいは「石油ショック」の時には「午前0時で放送が打ち切り」になっていたはずです。


「電力需給ひっ迫警報」
初めて聞きました。
それもそのはずです。
「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」が出されるのは初めてのことのようです。
朝日新聞によれば
東日本大震災後の2012年につくられた。震災後に実施した計画停電の手前の措置に位置づけられ、電力需要に対する供給余力が3%を下回る見通しになった際に出す
ものだそうです。
先日の地震の影響も色濃く
東京電力と中部電力が出資する発電会社「JERA」の広野火力発電所(福島県広野町)6号機など火力発電所6基が復旧していない。22日は悪天候で太陽光発電所の発電量も低下する見通し
ということのようです。


しかし「暴風雨警報」や「大雪警報」と違い「その兆候がない」のでどうしたらいいのか戸惑ってしまうのも事実です。

多くの電気製品は「省エネ設計」になっていますが、家の中のいろいろなものが「電気がなくては動かない」ものが増えてしまいました。
テレビにしても待機電力が流れています。
リモコンのボタンを押せば自由に操れるものは常時電気が流れているのでしょう。
コンセントを抜くと「時計他の設定をやりなおさなければいけない」ものもあったりで面倒なこともあります。

しかし「計画停電」だけは避けなければいけません。
思い切って「テレビの停波」をしてください。

日常生活の中では誰も見ないのに映像が流れているテレビも多いです。
例えば「待合室」などのテレビがそうです。
スマホ全盛の今では「テレビがなくても何とかなります」。

緊急速報もスマホで受け取る方も多いでしょう。


「暑い」「寒い」のコントロールも電気だよりのものがとても多いようです。
しかし我慢と工夫次第では何とかなるものもあります。

特に今どきの「寒さ」くらいなら「ひざかけ」を使ったり「着こんだり」でしのげることも多いようです、
ただ、個人差も多く一様に節電を要求できないものやこともあります。

まず「テレビの停波」をやりましょう。


コロナ、ロシアのウクライナ侵攻を契機に「電気の不安」をうすうす感じていらっしゃる方も多いはずです。
それがまさしく「現実味」を帯びてきました。


「安心・安全」と言うほどには「安心」でも「安全」でもない世の中です。
「電気が不足」と言われてもなかなか伝わってきません。
もう少し声高な対策も必要でしょう。
何らかのシグナルも必要でしょう。

「安全」も「安心」も「お金では買えない」時代なのです。



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「戦略」と「戦術」の違い [裏づけのない経営学]

日本語の中にもその違いがよくわからない言葉があります。
例えば「戦略」と「戦術」。
経営トップやマスコミやインテリの解説を聞いてもいまだによくわかりません。

ある時「戦略」と言い、ある時は「戦術」という人もいるようです。
また「そのゴールは結局何ですか?」ということが見えないこともあります。

私にはその違いがいまだにさっぱりわかりませんが、今回のロシアのウクライナ侵攻をなぞらえてみるとなんとなくわかってきたような気がします。

ロシアのプーチン大統領は、

1.ゴール(目的)

「旧ソビエト」の再建または分離した国々のロシア寄りの国家づくりをゴールとしているのではないでしょうか?


2.戦略(目的達成のための方策)

「近接するウクライナをまずロシア化する」ことが今回のウクライナ侵攻だったのでしょう。

「NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大に歯止めをかける」と言っていますがNATOが「侵略を前提」にしてるなどとも思えません


3.戦術(戦略遂行の技術論、方法論)

「ウクライナのロシア化」のためには

①武力攻撃(報復という名前の戦闘)のための理屈づくり
・ウクライナ東部のロシア系の人たちがウクライナから攻撃あるいは弾圧されている
・ウクライナは核兵器を作っている
などという情報を国際世論に訴えようとしました

②ウクライナ東部2州の独立承認
矮小的に考えるのならここで終わりでよかったはずです。
ところがロシアは首都キエフやウクライナの西部地区まで攻撃・侵攻しています

③地上戦だけではなくミサイル攻撃の実施あるいは「核兵器の使用」という威嚇
ここまで来たら「ウクライナを亡きものにしよう」ということが見て取れます。
こういう攻撃や威嚇を通じてウクライナのゼレンスキー大統領の失脚・傀儡政権の樹立まで目指すものなのでしょう

しかし、これらの戦術(作戦)は
ある日突然武力侵攻が始まる
どこまでやるの状態
ということになってしまいました。


つまり「ウクライナのロシア化」のためには手段を選ばないという「粗い戦術」です。



こんな風に考えていたら、日本の「地方創生」はなぜ成功しないのか?ということがわかってきた感じがします。

おそらく、

1.ゴール

地方の活性化
結果としての東京一極集中の排除
ということだったのでしょう。

ところが、

2.戦略

とにかく地方に産業を興し「人を呼び込む」「お金を呼び込む」ということだったのでしょう。
余りにも抽象的です。

具体的に「何をやる」「どうやる」がよくわかりません

そこで、

3.戦術

お金をバラまくので産業を興しなさい

結果、有象無象の胡散臭い「ビジネスもどきが地方に集まり」あるいは「ビジネスもどきを立ち上げよう」としたのです。
しかし「金の切れ目が縁の切れ目」と言うのか「成功のめどが立たないまま消滅」というような事例も見受けられます。
また、「非正規労働」が中心となってしまったため「働き手」もほどなくいなくなってしまいました。


「観光」「インバウンド」で地方に人を呼びましょう

結果、日本の各所に「観光地宣言」的な「のぼり旗」が林立することになってしまったのです。

かくして選挙の時にも「地方創生」という言葉がメインに出なくなってしまったのです。



なんとなくおわかりでしょう。

1.明確な「ゴール」(目的、目標)があって

2.その目標を達成するための各論あるいはステップに細分化された「戦略」が生まれ

3.具体的な方法論、技術論という「戦術」に落とし込まれる

という流れが。


「ロシアのウクライナ侵攻」も「地方創生」も

1.ゴールはわかる

2.戦略は抽象的で「なぜそれなの?」がよくわかりません

3.そして方法論や技術論と言った「戦術」「戦法」があまりにもアバウトです

「種を撒く」ことは目的達成のためには必要でしょうが、
プーチン大統領の場合は火種を撒き
「地方創生」の場合は、どんな花が咲くのかわからないまま短時日で開花させようとした
という歪みが見えてきます。



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「給湯器がない」らしい →「新しい資本主義」に期待 [どう受け止めたらいいのか]

世の中には「わずかなサンプルですべてがそうなように語る話」も多いものです。
そういう話としてお聞きください。

近所の設備業者さんによると、
住宅用の給湯器がない
と。


この話はいろいろなところで話題になっていましたのでおそらく本当なのでしょう。
中には「売れない建売住宅に設置したもの」を引きはがして売れた家の方に付け替えることもあるそうな。


給湯器、冷蔵庫などは「ある日突然止まり」そして「その日からないと困ってしまいます」
わが家も経験がありますが、ある日突然予告なくやってその日はやって来ますので普段でも困るのに「ものがない」となると本当に困り果ててしまうことでしょう。


これらの物不足は、
①世界的なコロナの感染まん延
②そこへロシアのウクライナ侵攻が輪をかけてしまった
ということなのでしょうか?


日本経済がどうのこうのと言ってみたところで「こういう状況」なのです。
「安倍・菅の9年」は日本の軽薄さに拍車をかけてしまったようです。
(何も歯止めをかけなかった)

岸田首相提唱の「新しい資本主義」というのはこういった産業政策に光を当てることではないかと勝手に期待しています。



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「そばに来るなよ」~コロナ感染防止対策 [新型コロナ]

「テレワークの意義は何だろうな」とググってみたら、
働き方改革の推進や新型コロナウイルスの流行に伴い、時間と場所にとらわれない多様な働き方を実現するために、導入する企業が増えて
いると言った趣旨のことが多くの記事で見られました。


私はてっきり「三密」(①密閉②密集③密接)を回避するものだと思っていました。
どうやら崇高なテーマがあり、たまたま「新型コロナがテレワークを促進させた」ということのようです。

さらには「テレワークとリモートワークの違い」を論じるものもありましたが、本音で言えばどっちでもいいやと言った感覚です。


ところで、感染学者もマスコミのコメンテーター氏も「ワクチン」一択のような説明ぶりが目立つ最近のコロナ解説には少しうんざりです。

第5波の主流のデルタ株は肺炎などの呼吸器系の重症患者が数多く発生し
第6波の主流のオミクロン株は基礎疾患がある人の症状が悪化する
ことに特徴があるようです。


こんな状況下、テレビにもよく出演なさるある感染学者氏がコロナに感染され重症化されたそうです。
氏の話では
1.アレルギー体質で、新型コロナのワクチンを接種できていなかった
2.日頃から、マスクの着用の徹底や人との距離をとること、接触する時間を短くすること、それに換気の徹底といった感染対策を取っていた
3.人工呼吸器を使った治療をした
4.治療開始後は「10日近くにわたってほぼ意識がなかった
5.重症化を予防するワクチンと感染対策をとることが重要
6.コロナはいったん回復したら終わりの病気ではない
7.どこで感染したのか全く思い当たるものがありません
8.当初はのどがむずむずするくらいで高熱もなく、抗原検査を2日連続で受けても、いずれも陰性だった
9.冷静に考えると、なぜもっと早め早めに、PCR検査をやらなかったのかと思う
等々、感染症の専門家でなくてもありそうなお話ばかりでした。


そこから何を学べばいいのでしょう?

「厚生労働省の専門家会合や新型コロナ対策に当たる政府の分科会に出て意見を述べ、助言を行うなど、多忙な日々を送っていた」人ですから、身を持って体験されたコロナを政府の対策に活かしていただきたいものです。


ここで一つだけ疑問があります。
どこで感染したのか全く思い当たるものがありません
という部分です。

多くの人はおそらく「あの時かなぁ」と思い当たる節はあるのではないでしょうか?
・お店で店員さんとの距離
・会議やテレビ番組のスタッフとの距離
・家族との距離
・電車などの乗客との距離
等々、意外なところで他人さまと近接していることもあるものです。

ひょっとしたら「締め切ったトイレ」の利用もあったかもしれません。


私自身は、
●人混みには極力行かない
●他人とは近接して話さない
●こまめに手を洗いうがいもする
●お店のアルコール消毒は入る時出る時の二回行う
等々の自分でできる対策は取っています。


しかし、車のディラーさんや電気屋さんなどでは思わず店員さんと話し込むこともあります。
いつも反省です。
相手の生活ぶりも健康状態もわからない他人との長時間の会話をしています。

さらに気になるのは「電車などでは傍に近寄ってくる人がいる」ということ。
そばに来るなよ!」ということが1日の中でも何度かあります。
これくらいで感染するかどうかはよくわかりませんが不安です。


ワクチン打てばすべてが解決ではなく、「ワクチンも対策の一つ」と考えた方がいいと思う今日この頃です。
さらには、高齢者施設、学校、保育園などでの感染拡大(クラスター)には必ず原因があるはずです。
そういうことを丁寧に議論しないマスコミに不信感も感じてしまいます。



(参考)
「オミクロン株に専門家が感染 初期症状から重症化 どう感じた?」
(NHK 2022年3月14日)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220314/k10013530561000.html



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「奇をてらう商売」は長続きしない [裏づけのない経営学]


野球の好打者というのはどんなバッティングフォームをしていても「バットがボールに当たる瞬間の『当たる場所』『当たる力加減』などは同じではないかと思っています。

おそらくご商売でも同じことが言えるのではないでしょうか。
どういうやり方であっても、「売上」があって「原価」や「経費」を差し引いて、そこに「儲け」が出るという仕組みは同じではないでしょうか。


テレビ番組を見ていて「面白いな」と思うことの一つが「奇をてらったご商売」のこと。

テレビ番組は「すごいこと」のように面白おかしく紹介していますが、
「そのご商売は儲かっていますか?」という話がどこかに置いてけぼりになっています。

儲かっていなければ、いずれそのご商売は破綻します。
働いている人にもうすうすわかってきますから優秀な人からやめていきます。


テレビ番組は「刹那刹那」で面白おかしく取り上げるのが常ですからそれでもいいのでしょうが、「そこで働いている人」「そこに売掛金がある人」はたまったものではありません。

私の経験では「奇をてらう」=「胡散臭い」ということになります。
最近でこそ「SDGs」などと言って「持続可能性」が標ぼうされるようになりましたが、「持続する」(sustainability:持続可能性)ということは経営の基本です。
特に銀行は長い付き合い(貸出期間)でご融資をするのですから、経営が持続することにはとても関心があります。


マスコミが面白おかしく伝えるご商売はどのくらい持続するのでしょうか?
「基本を大きく踏み外したご商売」は長続きはしません
地方創生」などと言った「補助金投入ビジネス」が長続きしないのも経営の基本が疎かになっていることに他ありません。



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政治家の思い上がり [みんなうすうす気づいている]

「経済」という言葉は中国の古典の「経世済民」という言葉が語源と言われているようです。

意味は「世(よ)を經(おさ)め、民(たみ)を濟(すく)ふ」のだとか。
世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと。また、そうした政治」のことだと解釈されているようですが。。。。
この解釈をもって「経済」(エコノミクス)と言うにはちょっと違うのかな?という感じがします。


これはある著名な市長さんのツイッターの一文です。
『政治の失敗』について、ひとこと。 最大の原因は、「経済が国民を豊かにする」という “勘違い”にある国民を豊かにするのは『政治の役割』であって、 「国民が豊かになってこそ、経済もまわる」のだ。


結局何がおっしゃりたいのでしょう?
すかさす反論が入っていました。
国民が豊かになったのは政治のお陰?じゃあソニーや松下、トヨタ、ホンダら大企業を作ったのも政治ですか?民間の活力や資本はお呼びでない?
と。


この市長の勘違いは、
国民が豊かになってこそ、経済もまわる
という部分です。

そもそも「経済」の定義がよくわからないまま使われているので曖昧さが増幅されていますが、これでは「居酒屋」や「食堂」などが流行るという意味程度にしか伝わってきません。


経済のそもそもは
・金儲け
・ものの交換
がスタートだとすれば、一人一人が「お金を儲ける」「ものを交換する」ために努力して工夫して仕事をした結果の集まりであると考えるべきではないでしょうか。


あたかも「政治が国民の豊かさをもたらす」的に政治家が自画自賛されるのなら「わざわざ働くこともない」でしょう。
「誰が税金を納めるのか」「どうやったら国債が償還されるのか」よくわかりませんが「政治だけで国民が豊かになる」なんてことはありえないでしょう。


コロナでよくわかったはずです。
・非正規雇用を批判する方がなんと多いことか
・「給付金」バブルがやっかみを受けてしまったり
あるいは「地方創生」がうまく行かないこともそうです。


政治が国民を豊かにするのなら「誰も働かなくてもいいですよ。お金を配ってあげますから」ということでいいでしょう。
「ベーシックインカム」を越えた姿もそこには想定されてしまいます。


テレビ・ラジオあるいはSNSで調子のいいことをおっしゃる政治家の皆さんに伝えたいのは、
それはあなたの思い上がりですよ
ということ。

バブル崩壊以降、今一つ「経済がうまく行っていない」と感じるのは、こういう発想が基本にある政治家の勘違いによるところもあるのではないでしょうか。
政治家は選挙で選ばれます。
ということはこの政治家に投票した「有権者もこういう考え方の方が多い」ということになってしまいます。

これでは競争も起きず、経済の成長もありません。
それどころか海外の生産物に依存度の高い日本では国民生活の不安定感はますます高まってしまうでしょう。
ロシアへの経済制裁は「日本経済・国民生活が混乱する懸念がある」ことをよーく教えてくれています。


汗と知恵と工夫でビジネスを成功させた人たちがたくさんいたことで日本は豊かになったのです。

この方のような発想で国民生活が豊かになるのだとしたら「税金」を納めるのがばかばかしくなってしまいます。


PS.
こんなことを考えながらこの政治家のツイッターを見たら、
『経済成長』という“宗教”について、ひとこと。 「国民みんなが幸せになるには、 『経済成長』こそが、まず必要だ」というのは、 一種の“宗教的な思い込み”だ。 『経済成長』しなくても、人は幸せになれるし、 『経済成長』のために、国民に“負担”を押し付け、 “我慢”を強いるのは、本末転倒だと思う。
なのだと。


「豊かさ」を「幸せ」にすり替えて論じ始められました。
問題の所在は「無駄遣い」をどうするのか?という点です。
「無駄遣い」を放置したまま「国民に我慢を強いるのはよくない」とおっしゃるのならまだ理解できます。
しかも「宗教」という言葉を持ち出された時点で論点もブレまくりです。

昭和の終わりごろ「ものの豊かさよりも心の豊かさ」という言葉が流行りましたが、それともどこか違います。






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何かやっとけ5,000円 [どう受け止めたらいいのか]


新型コロナがまん延し始めてからとても不愉快な政策があります。
「一律給付金」というやつです。


今度は、「新型コロナウイルス感染拡大の影響で受給額が減る年金生活者を対象に、『臨時特別給付金』を支給する」というもの。
しかもその金額は5,000円だとか。


1.年金受給額が減る原因が新型コロナウィルスというのもなんだか変

悪いことは「コロナのせい」ということになってしまいますが本当なのでしょうか?
「安倍・菅」の9年間にわたって唱えられたアベノミクスが「経済成長」や「賃上げ」に寄与してこなかったからという方が正しい感じがします。


2.「公明党」が絡んだ「施し」

とにかくこの政党は「給付金」がお好きです。
理由や事情は何であれ「もらうのはうれしい」という方には朗報ですが、
①生産的でない(結局将来の増税か財政負担が待っている)
②本当の「生活困窮者」へ手厚く対応すべき
と思うのは私だけでしょうか?

「払った税金が還付される」のならまだしも「一律配られる」というのはなんだかかっこ悪いものです。
「空からお金が降ってくる」状況はどうも居心地が悪いものです。


3.とりあえず「5,000円」感が強い

月々5,000円ではなく一回ポッキリの5,000円です。
爪楊枝を加えて「こんなものいるか」とでも言いたくなります。

まるでペットに餌をやるかのごとくです。


そんなこんなでわくわくしない5,000円
中学生や高校生の作文コンクールのテーマにでもしてみたらと思ってしまいます。

「高齢者への国の年金支給額が、4月から0・4%引き下げられる」ことへの埋め合わせという政治家(特に公明党)の発想にはうんざりです。
なんとなく日本の「国力の劣化」が忍び寄ってくるようで情けない思いがいっぱいです。


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「批判」していればお金になるマスコミ [どう受け止めたらいいのか]


暇なのでテレビをよく見てラジオもよく聞きます。

不思議なことは、
「批判していればお金になる」
のがマスコミ(コメンテーター)ということ。

批判が外れても「よかったね」ということになり
批判通りになったら「ほら見ろ」ということになる

特に批判が外れても話題を変えればそのうち視聴者は忘れてしまいます。

最近の話題で言うと、

1.新型コロナ

①オミクロンとデルタの区別なく対策を語る
・オミクロンは感染力は強いが重症者と死者は高齢者が中心で平均寿命近辺で亡くなっている
・デルタは若い人の重症化や自宅療養中の死亡や後遺症など深刻でした


②「経済」と「感染防止」が混在
・「経済」面で語る時は「マンボウは緩く」
・「感染防止」面で語る時は「マンボウは厳しく」
どっちやねん状態です。

③ワクチンの効果がはっきりしない
・ワクチン接種が遅いと批判
・ワクチン接種が遅い中で「感染者が減っても要因はわからない」と

④感染対策に関心が薄い
かつては「3密」防止、マスク、手洗い等々言っていました。


2.消費税減税

希望を言う人が多く、現実はどうなのかの解説がアバウトすぎ


3.ガソリン価格高

・トリガー条項解除と補助金の効果の違いを解説する人はいない
・減産やロシアのウクライナ侵攻の影響が大きいにも関わらず政府批判にすり替えるのはおかしい
・この資源高の中「落ち着きどころ」を言う人もいない(安ければいいという発想)


4.物価高

「デフレ悪者」論を唱えていた人たちもいざ物価が上がり始めると狼狽気味


5.「安倍・菅の9年」をすっかり忘れている

「モリ・カケ・サクラ」及び「総務省の闇」の張本人であることを忘れたかのような話が多い


6.株価下落

「相場」というものはそういうもの。
「相場で経済を語る」方がおかしいし、株価下落が岸田首相のせいというのも筋違い


等々、この無責任コメントには辟易してしまいます。
こんなことをやっていたら政府が転覆してしまいます。

ポジショントークはやめろ!
もっと勉強しなさい!
現実や現場を見なさい!
もっと論理的に語りなさい!
と言いたくなってしまいます。


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話題にならなくなった10万円 [新型コロナ]


あの10万円はどうだったのか?

昨年末に
・クーポンか?現金か?
・所得制限はいかがなものか?
・ワクチン接種があるから忙しい
等々と議論された10万円のことを思い出しました。

卒業・入学・進学シーズンを向かえて思い出してしまいました。

最近では
・「生活困窮者」という言葉も聞かなくなりました。

・コロナの新規感染者数や死者数までも関心がいまいちです。

・マスコミもさほど大きく取り上げなくなりました。

まさか
不満国民を黙らすには10万円
という手法が定着してしまったわけでもないでしょう。


次は、
「ロシア経済制裁影響給付金」「物価急上昇対策給付金」などと銘打って「また10万円」がくばられるのでしょうか?


この「10万円」話は
政府の政策の良し悪し以前に、国民の小さな一揆のような形になってしまいそうです。

コロナの感染が広がり始めた当初「休業には補償を」とマスコミコメンテーターの各氏は当たり前のように話していましたが、今では「給付金バブル」「困っているのは飲食店だけではない」という批判の声まで出るようになりました。


施し政治」を国民が求めるようになってしまった日本にはいろいろなイノベーションの勢いはないのだろうか?



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「ロシアへの経済制裁」はいつ終わる [どう受け止めたらいいのか]


今回のロシアのウクライナ侵攻は第二次世界大戦以降では想定外の戦争のようです。

例えば、
・今までから紛争(戦闘状態)があった
・クーデターへの応援
・民族自決への支援
・テロとの戦い
等々のそのいずれとも異なり、
・侵攻してきた事情がよく分からない
・病院攻撃や停戦中の攻撃
・核兵器使用の恐れ
など、平和な国日本から見れば「許せない」状況です。

どう見ても「暴力で国家を奪う」状況であり、「戦国大名」や「山賊」「海賊」のやっていることと同じに見えてしまいます。


そこで欧米主要国及び日本による「返り血」覚悟の「経済制裁」ということになったのですが、この経済制裁は
いつまで続くのか?
どういう状況になれば解除されるのか?
ということがよくわかりません。

「戦闘が終われば解除する」ということならロシアの「やったもの勝ち」になってしまいます


しかし、日本のように、
●燃料
●食料
●希少資源
をロシアから輸入している国は干上がってしまいます。
今はウクライナに同情的な国内世論がいつまで持続するのでしょう。
そこは物心両面で懸念材料です。


戦争は「技術革新」(イノベーション)を促進させる効果もあります。
例えば、
●携帯電話
●カーナビ
●絆創膏などの医薬材料
等々の技術を向上させあるいは代替品を生みました。


今回のロシアのウクライナ侵攻を契機に日本社会、日本経済、日本産業はイノベーションが起きるチャンスです。

ロシアから輸入ができないのなら、
●別のもので代替する
●新しい素材ややり方を開発する
そうありたいものです。


無法者ロシアの好き勝手にならないためにも。
懸念材料は日本人がどこまで我慢できるかということ。


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「アイドル」という職業に笑う [どう受け止めたらいいのか]


「私アイドルやっています」
「私アイドルだから」
という言葉を耳にする機会が増えました。

どうやら「アイドル」という職業(職種)があるようです。


私の価値観では「人気がある人」=「アイドル」と使われ来たという思いがあります。
ましてや「自分でアイドルと言う人はいなかった」ということ。

野球で言えば「4番」や「エース」のように
・競争で勝ち取り
・そのポジションを維持していくために自分を磨く
もののはず。


ずいぶん価値観や価値の尺度が変わってきているような今日この頃。
「生活格差」「生活困窮」という人の中には「働くこと」への勘違いの人もいるのかもしれません。



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農業こそ「新しい資本主義」の切り札 [少し政治的な話を。。。。]

「アベノミクスのままでいいわけがない」と多くの方がお考えのことでしょう。

そこで岸田首相提唱の「新しい資本主義」です。
全体像が分からない等々の批判があるものの、「今の経済・産業構造を変える」ことこそが「新しい資本主義」なのです。

ということは、
アベノミクス下の不都合を否定または改革・改善すればいいのです。
机上の議論に陥ってしまうことなくもう少し現場の課題を見ていけばその方向性も見えてくるでしょう。

例えば「農業」です。
こんな課題があるのではないでしょうか?

農家の経営形態はどうか?
・・・高齢化と三ちゃん農業の先細り
耕作放棄地の広がり度合いはどうか?
・・・狭い、日当たりが悪い、水の便がないなどの条件の悪い耕作地が放棄されている
経営母体はどうか?
・・・「生業的百姓」でいいのか
補助金のバラマキでいいのか?
・・・補助金だけでは続かない
労働環境はどうか?
・・・社会保険や休暇がある職場かどうか

等々ピックアップすればいくらでもあります。
農業を精神論で語る方もかなりいらっしゃいますが、
食料安保の重要産業
輸入に頼らず自給割合を高める
輸出できる戦略商品
地方活性化の切り札の一つ
等々、もう少し産業として育成していくことが必要です。


そこでは、

1.少人数で経営できる体制づくり
~少子高齢化の中、若い人が現場に出たくなるような仕組みづくり

2.経営と資本の分離
~農地を持つ人、機械を持つ人、現場で働く人、収穫した商品を販売する人等々の機能分化

3.通年栽培あるいは通年ビジネス化
~作物は種を撒いてから収穫する(お金になる)までに時間がかかります
そして一年を通じて収穫できるわけではありません
そこで「温室栽培」「室内栽培」等々の研究と現実化
あるいは「副業」化

4.大学や実業高校の活用
~適地適作、有機栽培、品種改良、マーケッティング、輸出対応、保存強化、気象等々いくらでも研究余地があります
また、現場作業を省力化するための機械化、スマート化
などを研究・習熟するための「大学」「実業高校」の役割の期待

5.経営の透明化と株式会社化
~なんといっても「儲ける」(利益を上げる)あるいは働きやすい職場にするためには「株式会社であること」
そこには、公的資金を(劣後)資本として投入すること
儲かれば
・配当実施
・自社株買いや株式の売り出しによる株主の移転
・株式公開
を行うことも可能で投入した公的資金が戻ってきます

補助金のように単年度で垂れ流すのではなく「資本投入」することで安定した自己資金作りを目指す

6.地域の活性化を農業で行う
~農地があるのは都会の真ん中ではありません
・地方活性化の核となる産業づくりです
・大学や実業高校も生きてきます

7.マスコミにちやほやされない
ものづくりはマスコミがちやほやできないビジネスです
「消費」に光を当てると「美味しい」とか「安い」とマスコミがちやほやしてしまいます
「そんなことで汗をかいてどうする」という思いがいっぱいです
そして飽きられ忘れ去られてしまいます
世の中に不要なものは相手にされないし、「それじゃぁこれは」と簡単に方向転換できるものではありません

ことなどが必要です。

要は「百姓に農業を任せるな」ということです。
農業会社の社員さんになりたいと思う人が増えるような産業・企業に変えていくことが必要です。


「新しい資本主義」のポイントは「現場で働く人により多く分配できるか」です。
食料安保
地域活性化
輸出戦略物資
周辺産業の活性化
という複数の目的を併せ持つのが農業です。


アベノミクスは「買い物(消費)ビジネス」が中心でした。
これでは「所得の先細り」「蓄財の減少」「浪費」[→]「生活困窮」化が目に見えてきます。
これらは「家の中で行う仕事」が中心になってしまいます。


資源の少ない日本が「消費ビジネス」ばかりやっていても日本国民の生活は豊かになりません。
相応に利益率が高く
現場で働く
すそ野が広い
学問が生きる
というビジネスを目指さないといけません。

それが「新しい資本主義」なのです。





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「規制緩和」というまやかし [少し政治的な話を。。。。]


昨日の新聞に出ていた「「新しい資本主義」見えず…3か月ぶり会議 全体像いまだ」という記事(2022.3.9 読売新聞)

政府は8日、新しい資本主義実現会議(議長・岸田首相)を3か月ぶりに開催した。科学技術の振興を打ち出したが、岸田内閣が看板政策に掲げる「新しい資本主義」を実現する道筋は見えてこない。カギとなる成長と分配の好循環にどうつなげるか、全体像の策定や財源の議論はこれからで、首相の指導力が問われる。


まだ岸田首相になってから4か月ほど。
日本経済の針路がそうそう簡単に作りこまれると期待する方がおかしいのではないでしょうか?

「安倍・菅の9年」で言葉だけが遊んだ「アベノミクス」の結果、
①賃金が上がらない
②非正規雇用が増えた
③輸入頼み
④ものづくりの低迷
⑤国際競争力の低下
⑥非正規の温床のようなサービス業の繁殖
等々、何がうまく行っていないのかということをピックアップし,そこを否定あるいは改善すればおのずと方向性は見えてこようというものです。

「全体像」と考えることの方が今の時代に合ってないということです。
マスコミ的には「何かキャッチフレーズが欲しい」ということでしょうが「アベノミクス」も「言葉が踊り」「見るべき成果もない」というのが実情です。


そこである大学の先生は、
「デジタル化や賃上げなど政策の方向性は正しいが、持続的な成長のためには、企業の生産性を向上させる規制緩和を始めとした改革こそが重要だ」
だと指摘していました。

少し笑ってしまいました。
出たぁー「規制緩和」です。


具体的にはどんなことでしょう。
「規制」の裏側には「保護」があります
「規制緩和」の裏側には何があるでしょうか?
「自由にできる」「好き勝手にできる」ということでしょうか?
「非正規雇用の増加」などは規制緩和の賜物でしょう。


一つ一つのテーマをこなしていく時に「現場が身動き取れないのならその規制を緩和する」というのならわかりますが、抽象的に「規制緩和」と言われてもよくわかりません

例えば、
食料自給率を高めるには「農業の活性化」が必要でしょう。
農家以外の新規参入を呼び込むには規制緩和は確かに必要です。
しかしルールは必要です。
「誰かれなく農業に参入」させたら効率の悪い農家が増えるだけです。
「農地規制」を緩和してしまえば優良農地が転用され不都合農地ばかりが残ってしまうことになってしまいます。

規制緩和ではなく「規制の見直し」が必要なのです。


スーツを着た温室のようなところで一日を送る人たちが「規制緩和」を唱えても、そこには期待しない「無秩序」や「格差拡大」が起きてしまうような気がします。



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「郵便ポスト」の場所 [無駄の効用かやっぱり無駄か]


「郵便ポスト」の場所をご存じですか?


最近は郵便ポストに投函することもめっきり減りました。
理由は、
メールで済むものはメールを利用
郵便切手を買わなければいけない
※このところの郵便料金の変更で買い置きのものでは不足の場合がある
郵便局に持って行くことが増えた
雨の日はポストに入れたくない
ということがあります。


かつては郵便物をポケットに入れたまま家を出たものの、すっかり忘れてしまい持ち帰ることも多々ありました。
「郵便ポスト」に恨みはありませんが、どうやら通り過ぎてしまうことが多いようです。

そこで提案です。
コンビニの前に(あるいはコンビニ内に)郵便引き受けBOXを設置していただけないものでしょうか?


郵便局も(日本郵便)も民営化したというのにどうも不便なことが増えました。
・メール利便の向上による利用者減
・「働き方改革」による労働負荷の軽減
などいろいろあるのでしょうが、「民営化」の割には使い勝手の悪いことも気になるようになりました。


そこで「ポストへの投函」制度の見直しです。
一部のコンビニではポストがおいてあるところもあるようですが、もう少し広げませんか?


「郵便局(日本郵便)が完全民営化」されたら日本の通信ビジネスはどうのように変わるのでしょう?
最近は土曜日配達もなくなりました。
郵便の届く日は一週間に5日。
それが多いのかどうかはよくわかりませんが、宅配業者さんが文書の取り扱い(配達)もできるようになったら世の中は少し変わるかもしれません。

高齢者が増えていく時代です。
(電動アシスト)自転車で高齢者が配達することがあってもいいのではないでしょうか。。。



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「起業」「ベンチャー」という言葉に油断するな [裏づけのない経営学]


倒産情報を眺めていたら「2年前に起業し地方銀行系のファンドの投資を受けていた企業が破産」という記事が気になりました。


この企業は、
●創業後約2年半
●本社(拠点)がどこにあるのかよくわからない
●ものづくり企業であるものの代表者は営業志向の方
●製品開発をしたのは別人
●製品はなくても困らないもの
●事業展開の風呂敷が大きすぎる(広げすぎる)
●代表者は
転職が多い
表舞台に立つのが好き(リーダーシップがありそうと思われやすい立ち位置が多い)
という特徴があるようです。


とかく「起業」とか「ベンチャー」という呼び方をすると「なんだか素晴らしい企業」という雰囲気を醸し出すことがあります

しかし所詮商売です。
・売れるのか?
・世の中に必要なのか?
・儲かるのか?
・黒字になるのはいつなのか?
・役割分担ができているのか?
・ものの流れと金の流れはどうか?
等々、金融チェックの常識に照らしながら応援していくことも必要です。


「起業」とか「ベンチャー」という呼び名が付き
マスコミなどがちやほやしたり
成功してもいない(ビジネスが軌道に乗っていないにも関わらず)ビジネスをネタに経営者が講演をしたり取材に応えたり

商売はそんなに簡単なものではないはずです。




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「夢が現実に」なった時代と「まさかが悪夢に」なる時代 [どう受け止めたらいいのか]


私の場合は「20世紀の後半から21世紀の前半」が人生の壮年期でした。

20世紀の後半というのは子供の頃の手塚治虫さんや藤子不二雄さんの漫画などを通じて夢みたことが現実になった時代でもありました。

ロケットが月に行き、ロボットも現実味を帯びてきた時代でした。
確かに「いやなこと」もたくさんありましたが、それらを凌ぐいい意味で「へー」という出来事が次から次へとやってきました


ところが21世紀になってからというもの「へー」よりも「えっ」というショッキングな出来事に驚く時代になってしまいました。

例えば、

アメリカ同時多発テロ(2001.9.11)
「うそだろ」
まさか飛行機が高層ビルに突っ込むなんて。

東日本大震災(2011.3.11)
テレビの画面を通じてみた津波が押し寄せる様には「まさか」ということしか声が出ませんでした。

コロナ禍(2020~)
「疫病」「伝染病」「パンデミック」という言葉がこんなに身近になるなんて思っても見ませんでした。
「まさか」です。

ロシアのウクライナ侵攻(2022.2.24)
クーデターでもなく民族自決でもなく、「まさか」の隣国ロシアによるウクライナ侵攻(侵略)が起きてしまいました。
しかも「核兵器の使用」が現実味を帯びてしまいました。

8月6日、8月9日、8月15日を実体験したわけではありませんが、子供の頃は夏の高校野球とともに「あれから〇年」という刷り込みを受けてきました。


21世紀の大きな事件・事故・災害はリアルタイムを映像で見てしまうという体験を伴ってしまいましたから記憶も鮮明です。


ロシアのウクライナ侵攻もテレビの映像で見るだけで私自身が「何かをした」「何かができる」ということでもありませんが「まさか」の大きさは比べるものがありません。

「核兵器の使用」「核兵器の議論」が目の前にあるなんて思っても見なかった事態です。


夢が行きついた先は「チャラい」時代でした。
「チャラいなぁ」と笑っていた先に「まさか」の時代が来てしまいました。


日常生活のリスクを今一度再点検しなければということかもしれません。

また3月11日がやってきます。




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「レシートいりますか?」じゃないだろう [どう受け止めたらいいのか]


「レシートいりますか?」と若い店員さん。
「レシートが出ますからお待ちください」とベテランの店員さん。

これらは近所のスーパーでのレジの方の言葉です。
どこのスーパーがということではなく、「若い」か「ベテラン」(年長か)の違いがありそうです。

コンビニのレジなどでは当たり前のようにレシートが捨てて(レシートBOXに入れて)あるようです。
不思議です。

買い物により家計にコミットしないのですか?

ということです。
多くの企業では経費精算には領収書などが必要です。
家計簿をつけていらっしゃる方なら必需品です。
私のようなケチくさい者には「レジが間違っていないか」「不要なものが混ざっていないか」「単価はどうか」等々の照合に必要です。
ちなみに「電気製品などのように長く使うもの」のレシートはいつまでも説明書にホッチキス止めして保存しています。
「あの時買ったな」「こんなに長使いしているのなら買い替えも許そう」的に使っています。


コロナの感染がまん延下「10万円の給付金」の要求が高まりました。
なぜ10万円なのか?
なぜ一時金なのか?
「10万円」の話が出るたびに不思議に思っていました。

家計管理はなさっていますか?
すべての人がそうだとは言いませんが。。。。


銀行員ならではの話かもしれませんが、「倒産寸前の企業の社長」がおっしゃるのは
1,000万円貸してください
という話。
なんだか似ています。
ただ単に「つかみのお金」に違いありません。


レジの担当者の方に申し上げたい。
「レシートをお持ちください」
と言った方がいいですよということ。


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「計画停電」の覚悟も [どう受け止めたらいいのか]


「今後石油はどうなるんでしょうね」
と行きつけの自動車ディラーの営業マン氏から質問されました。

答えのない話ですが、

ロシアのウクライナ侵攻以前から石油価格は上昇(高止まり)していた
ロシアへの経済制裁で石油、天然資源等が一段の値上がりとなっている
●政府の補助金あるいはトリガー条項の適用も値上げ分を吸収されるだけに終わりそう
●ロシアの経済制裁の終わりが見えない
●ロシアがウクライナを制圧したとしても「はいそうですか」と経済制裁を終わるわけにはいかない
原発、石炭火力の漸減政策
再生エネルギーの実力が頼りにならない
等々
東日本大震災の時と比べてもいい情報や代替策はない
などと考えると「ガソリンが高い」ということに留まらず「計画停電」の可能性だってある

と答えると、

彼は「計画停電かぁ そこまでは考えても見なかった」と。。。

深刻な話は最大のリスクを想定し「そこまでならなくてよかったね」と言いたいものです。
「こんなはずではなかった」ではやはり甘いのかも。



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「断捨離」よりも「先々の備え」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]


最近聞かなくなった「断捨離」という言葉。

すっかり定着してしまったのか?
「人それぞれ」などと評論する人がいるのか?
結局うまく行っていないのか?


少なくとも私は「断捨離」派ではありません

食べ物の「消費期限」「賞味期限」は気にしない。
~感覚的に食べられるかどうか

衣服も流行にとらわれない。
~もともとスーツとゴルフウェアとユニクロしかありません
色が褪せようが、少々綻びがあろうが着ています。


おかげで私の部屋には「不要なものがいっぱい」あります。
何年かかけて漸く「さすがにこれは使わない(いらない)」というものを決めるからです。
捨てようと思うと「まだ使える」「何かに使える」と考えてしまいます


「何かが欲しい」と思っていると「あれが使えるのじゃないか」「こういう使い方があるかもしれない」と考えてしまいます。


「無駄と言えば無駄」そのもので時間が過ぎていきます。

最近の世界中を巻き込んだ出来事、
コロナ
原油高
ロシアのウクライナ侵攻
などが皆さんの考え方や生活ぶりをすっかり変えたかもしれません。
「備えなくして豊かさなし」という考え方にお代わりになった人もいらっしゃるでしょう。


引き出しの中にしまったままの携帯電話やスマホもいつか役に立つ日が来るかもしれません。
IKEAなどの部屋づくりのサイトを見て「溜息」をつく毎日ですが、私の部屋のごみの山が役に立つ時が来るかもしれません。

衣服はずいぶん買っていません。

「ムダなものを捨てる」から「ムダなものを買わない」に発想の転換をしないといけません。


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「水力発電」の見直しを! [どう受け止めたらいいのか]


ロシアのウクライナ侵攻で「エネルギー危機」が現実のものとなってきそうです。


停戦が実施されてもすぐにはロシアへの経済政策の解除とはいかないでしょう・
対応策は何があるのでしょう?

とりわけ「電気」が一番の困りものになりそうです。
いやいや「ガス」もです。


1.原子力発電

東日本大震災以降消極方針が浸透しました。


2.石炭火力

脱二酸化炭素のこともあります。
そもそもどこから輸入しているのでしょうか?


3.木材火力

日本は森林が多いといったところで現実的ではありません。
木材発電が高効率なら別ですがそういう話も聞きません。


4.いわゆる再生エネルギー

太陽光、風力に代表されるようなものです。
自然が相手ですし、太陽光パネルをどう調達し、どこに設置し、同廃棄するのか?といった問題もありそうです。


5.水力発電

なぜか議論する方が少ないようです。
・設備投資規模が大きすぎる
・メンテナンスにお金がかかる
・ダム等の建設に時間がかかる
・自然環境の破壊という声もある

等々不都合なことを指摘する方は多いようです。
しかし
①巨大ダムでなければいけないのでしょうか?
②揚水式、小水路式など小型の発電方法もあるのではないでしょうか?

③かつてと異なり、過疎化の進展は「立ち退き」問題等は減ったはずです。
④「水」は日本には比較的豊富にあり、しかも急流が多いようです。

「水力発電」は過疎地の活性化にはもってこいです。
・「水力発電」の地元では電気料金を下げることにより「生活の電気化」「オール電化」に踏み込めます。
自動車も一気に「EV」にシフトするかもしれません。


日本は「必要なことを技術開発・製品化」するのが得意な国です。
今必要なのは輸入に頼らない「電力」「エネルギー」です


かつてイザヤ・ベンダサンは著書:「日本人とユダヤ人」の中で、 

日本人は水と安全はタダと思っている

と述べたといわれています。
今は
安全もエネルギーも高額
な現実を突きつけられているのです。
新しい素朴な切り口で対応しなければ。。。。


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どんな企業が「倒産」していますか? [みんなうすうす気づいている]


コロナで「企業経営がたいへん」「倒産企業が増える」などと言われています。

確かにコロナが経営に及ぼす影響は大きいものがあるでしょう。
商店街には「シャッターが閉まったお店」「空き店舗」なども目立ってきました。


私は毎日「倒産情報サイト」を見ていますが、倒産リストに載っているのは知らない企業ばかりです。
職業柄かなりの企業を知っているはずなのに「あの企業だ」というものに遭遇しません。

昨日は久しぶりに「知っている名前」を発見しました。
まだ倒産していなかったのだ」というのが本音です。
かつてマスコミはちやほやしていましたが、「そんなことやっている企業がうまく行くはずない」「まともな売り上げはないはずだ」と睨んでいた企業でした。

「昭恵さんも見に来ていたよな」「昭恵さんと経営者の写真が週刊誌に出ていたよな」「ずいぶん前に経営破綻したはずだ」「反社会的勢力も絡んでいたはずだ」「警察も捜査していたはず」「補助金にも穴をあけたはず」等々もありました。

とにかく胡散臭いご商売でした。


マスコミの報道には注意が必要です。
あの時の取り上げぶりは忘れたかのようです。


しかし今回のロシアによるウクライナ侵攻には影響を受ける企業も出てくるかもしれません。

企業の業況(倒産の兆候)というのは専門家でなくても「感覚的にわかる」ものです。




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