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軽くなった「マスコミのコロナ話」 [新型コロナ]

コロナの第6波の感染者がなかなか減りません。


マスコミ的に言えば、
・ワクチン接種が遅れた
・岸田政権がモタモタしている
ということなのでしょうが、本当でしょうか?


1.マスコミは相変わらず政府批判ばかり

本当にうんざりです。
・なぜワクチン接種が遅くなったのかについての検証も追跡もありません
・なぜか政府(特に岸田首相名指し)批判が増えた

これでは何も解決しません。
・菅内閣時代に菅首相は何をしたのでしょうか
・それでもマスコミは「政府」と呼ぶことはあっても「菅首相」という名前を出しませんでした
・菅首相はモタモタというよりも何もしなかった
・国会を開いても「総務省汚職」の質疑に追われていました
・そもそもワクチンの在庫も不確かでした
・8か月後のワクチン接種もワクチン調達契約も菅内閣時代に決められていたものです
・国会答弁、記者会見、原爆投下の日の式典では「紙を見てもちゃんと読めない」菅首相だった

批判の仕方が間違っています。


2.感染防止対策の声を出さない

第6波の対策は本当に不思議です。
マスコミが「ワクチンワクチン」と声を上げたため、国民に感染防止対策の徹底を促すことが減りました。
ただ、第5波の時までに菅内閣が「感染防止対策」に声を上げたという記憶はありません。

声を上げたのは小池都知事です。
小池都知事の言動を批判していたのは当時のマスコミでそういうやり取りと相まって「感染防止対策が国民に浸透した」部分もあります。


3.古くから業界にいるコメンテーターの皆さんは過去を忘れている

政府批判の中心は古株コメンテーターの皆さんです。
今さら別のことも新鮮なことも言えないのでしょう。

かつては「知事のランキング」のようなことをやったり、「野戦病院」がどうのこうのという批判をしていましたが、第6波ではそういう取り上げ方もありません。

あの時のあれは何だったのでしょうか?


4.新規感染者は「若い人」、重症者と死者は「高齢者」

この年代による影響の違いはワクチンだけでは説明できないでしょう。
若い人、元気な人が家庭に持ち帰り高齢者施設や保育園や学校に拡散させていると考えた方がいいでしょう。

韓国でも第4回目のワクチン接種が行われているという報道です。
「日本のワクチン接種が遅い」というよりも周回遅れです。
「ワクチンワクチン」と騒ぐコメンテーターの皆さんはこの違いをどう説明するのでしょう。
韓国では3か月間隔でワクチン接種をしているような説明もありました(ワールドニュース)。



国民の関心がウクライナ情勢に向いていることもあり「コロナの感染防止」から目が離れている部分もあります。

プーチンの22年」「安倍・菅の9年」の共通点は「長い」ということ。
新鮮な発想による未来の絵を見せてくれません

古株のコメンテーターの皆さんも本来なら「いい味を出す」と評価されるところなのに「長いものに巻かれすぎて政府批判のオウム返し」しか言葉がないのでしょう。

新しいスタイルのコメンテーターを待望したくなります。



かくして「コロナ」のニュースには関心を持たない人が増えているのかもしれません。
日本のニュースマスコミは死んだ」というような状況になりつつあるのでしょう。





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