「批判」していればお金になるマスコミ [どう受け止めたらいいのか]
暇なのでテレビをよく見てラジオもよく聞きます。
不思議なことは、
「批判していればお金になる」
のがマスコミ(コメンテーター)ということ。
批判が外れても「よかったね」ということになり
批判通りになったら「ほら見ろ」ということになる
特に批判が外れても話題を変えればそのうち視聴者は忘れてしまいます。
最近の話題で言うと、
1.新型コロナ
①オミクロンとデルタの区別なく対策を語る
・オミクロンは感染力は強いが重症者と死者は高齢者が中心で平均寿命近辺で亡くなっている
・デルタは若い人の重症化や自宅療養中の死亡や後遺症など深刻でした
②「経済」と「感染防止」が混在
・「経済」面で語る時は「マンボウは緩く」
・「感染防止」面で語る時は「マンボウは厳しく」
どっちやねん状態です。
③ワクチンの効果がはっきりしない
・ワクチン接種が遅いと批判
・ワクチン接種が遅い中で「感染者が減っても要因はわからない」と
④感染対策に関心が薄い
かつては「3密」防止、マスク、手洗い等々言っていました。
2.消費税減税
希望を言う人が多く、現実はどうなのかの解説がアバウトすぎ
3.ガソリン価格高
・トリガー条項解除と補助金の効果の違いを解説する人はいない
・減産やロシアのウクライナ侵攻の影響が大きいにも関わらず政府批判にすり替えるのはおかしい
・この資源高の中「落ち着きどころ」を言う人もいない(安ければいいという発想)
4.物価高
「デフレ悪者」論を唱えていた人たちもいざ物価が上がり始めると狼狽気味
5.「安倍・菅の9年」をすっかり忘れている
「モリ・カケ・サクラ」及び「総務省の闇」の張本人であることを忘れたかのような話が多い
6.株価下落
「相場」というものはそういうもの。
「相場で経済を語る」方がおかしいし、株価下落が岸田首相のせいというのも筋違い
等々、この無責任コメントには辟易してしまいます。
こんなことをやっていたら政府が転覆してしまいます。
ポジショントークはやめろ!
もっと勉強しなさい!
現実や現場を見なさい!
もっと論理的に語りなさい!
と言いたくなってしまいます。