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「テレビを止めろ」~ 「電力需給逼迫警報」 [どう受け止めたらいいのか]

わたしが子供の頃には「テレビ放送が止まる時間帯」がありました。
確か午後の時間帯だったと思いますが「テストパターン」と言って円グラフのような画像がテレビ画面に映っていました。
理由はよくわかりません。
・機器の点検だったのか?
・番組がなかったのか?

あるいは「石油ショック」の時には「午前0時で放送が打ち切り」になっていたはずです。


「電力需給ひっ迫警報」
初めて聞きました。
それもそのはずです。
「電力需給逼迫(ひっぱく)警報」が出されるのは初めてのことのようです。
朝日新聞によれば
東日本大震災後の2012年につくられた。震災後に実施した計画停電の手前の措置に位置づけられ、電力需要に対する供給余力が3%を下回る見通しになった際に出す
ものだそうです。
先日の地震の影響も色濃く
東京電力と中部電力が出資する発電会社「JERA」の広野火力発電所(福島県広野町)6号機など火力発電所6基が復旧していない。22日は悪天候で太陽光発電所の発電量も低下する見通し
ということのようです。


しかし「暴風雨警報」や「大雪警報」と違い「その兆候がない」のでどうしたらいいのか戸惑ってしまうのも事実です。

多くの電気製品は「省エネ設計」になっていますが、家の中のいろいろなものが「電気がなくては動かない」ものが増えてしまいました。
テレビにしても待機電力が流れています。
リモコンのボタンを押せば自由に操れるものは常時電気が流れているのでしょう。
コンセントを抜くと「時計他の設定をやりなおさなければいけない」ものもあったりで面倒なこともあります。

しかし「計画停電」だけは避けなければいけません。
思い切って「テレビの停波」をしてください。

日常生活の中では誰も見ないのに映像が流れているテレビも多いです。
例えば「待合室」などのテレビがそうです。
スマホ全盛の今では「テレビがなくても何とかなります」。

緊急速報もスマホで受け取る方も多いでしょう。


「暑い」「寒い」のコントロールも電気だよりのものがとても多いようです。
しかし我慢と工夫次第では何とかなるものもあります。

特に今どきの「寒さ」くらいなら「ひざかけ」を使ったり「着こんだり」でしのげることも多いようです、
ただ、個人差も多く一様に節電を要求できないものやこともあります。

まず「テレビの停波」をやりましょう。


コロナ、ロシアのウクライナ侵攻を契機に「電気の不安」をうすうす感じていらっしゃる方も多いはずです。
それがまさしく「現実味」を帯びてきました。


「安心・安全」と言うほどには「安心」でも「安全」でもない世の中です。
「電気が不足」と言われてもなかなか伝わってきません。
もう少し声高な対策も必要でしょう。
何らかのシグナルも必要でしょう。

「安全」も「安心」も「お金では買えない」時代なのです。



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