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岸田内閣支持率50%超の評価 [少し政治的な話を。。。。]


就任後6か月を迎えた岸田内閣の支持率が50%超で推移しているようです。
時事通信が11~14日に行った3月の世論調査で、岸田内閣の支持率は前月比6.8ポイント増の50.2%だった。不支持率は同4.2ポイント減の21.1%
(時事 22.3.18)
きょうで岸田政権発足から半年を迎えますが、内閣支持率は59.1%と政権発足時と同じ水準を維持している
(TBS 22.4.4)
読売新聞社が1~3日に実施した全国世論調査で、岸田内閣の支持率は59%(前回3月4~6日調査57%)だった。内閣発足から半年間の支持率は常に5割を超え、堅調に推移している。不支持率は29%(同28%)
(読売新聞 22.4.3)

しかしコメンテーター氏にかかればなかなか厳しい評価のようです。

例えば、
・総理大臣自らが説明するスタンスを重視
ブレーンが世論を見ながら軌道修正している
・国民の感情を逆なでない
・変なことを言わない
・安全運転
等を好評価の要因として挙げる反面、
悪い印象もなければいい印象もない
・捉えどころがない
・これと言ったものがない
・のらりくらり
・これからどうしていくのかわからない
・ウクライナ侵攻で内政批判が出にくい
等々と指摘し、
・コロナの第7波への対応
・物価高騰への対応
を誤れば政権批判が向く
とべた誉めではない様子です。


確かにマスコミが取り上げるには「華がない」という印象は否めませんが、総理大臣というのはマスコミのためにあるのではないのです。

どう考えても
「安倍・菅の9年」の後始末をやるしかない
政策プロセスがわかりやすい
というのが高支持の理由のような気がします。

ロシアのウクライナ侵攻に起因する不安定な国際情勢
中国の台湾侵攻懸念
バラマキ政治への飽き
派手なパフォーマンスの裏側の不正
等を考えれば「岸田首相の下で日本の歩むべき道を見極めていく」と考えていけばこの好調な支持率の位置もわかる気がします。


マスコミに腹が立つのは、
モリ・カケ・サクラそしてアベノマスク
胡散臭い総務省問題
はどこに行ったのか?
ということ。

マスコミ的にはアドバルーンが欲しいのでしょうが、
「アベノミクス」の失敗
無意味な「パンケーキ」と「たたき上げ」
などのどこに「国民のため」があったのでしょうか?

政治家あるいは政治に詳しい人から見れば「今度の参議院選挙はどうするの?」という思いもあるのでしょうが、
・どの政党が勝とうが負けようが国民から見ればどうでもいいことです
・大自民党の中にはタカもハトもいますからどこを評価していいのかよくわかりません
・何せ野党に迫力がなく弱すぎます
こういう状況を踏まえれば「政策決定のプロセスを明確にしながら進んでいる」岸田政権の方が安心感があります

剛腕政治家がいて「誰も批判できない」ような状況に比べればはるかにいい状況です。
とにかく「安倍・菅の9年」で日本に蓄積がないのですから、これからの日本はおそらく大変でしょう。
こんな時には強引な打ち上げ花火的な人よりは時間調整をしながら階段を堅実に登っていく人こそ日本のトップにふさわしいのでしょう。





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