「観光」で日本経済が高成長することはない [無駄の効用かやっぱり無駄か]
昨日(2022.6.5)の日曜討論(NHK)では「観光」がテーマでした。
なんでも
日本が「観光産業の競争力が1位になった」
ということが議論の前提にあるようです。
また、
「観光で地域が豊かになる」
的な論点もあるようです。
①人口1億人を超える日本での「観光」業の位置づけはどこにあるのでしょうか?
②「観光」業は儲かるのでしょうか?
③「観光」で地域の住民生活(国民生活)の底上げができるのでしょうか?
などと考えると今重点的に議論し政策に活かしていかなければいけないことは他にありそうです。
具体的には、
①産業政策はどうするのか?
②資源小国の日本に必要な産業は何か?
③「ものづくり」の火を消していいのか?
④「高学歴」化している日本社会の活力を生かすにはどうしたらいいのか?
⑤「非正規労働」や「社会保険すらない働き方」をどうするのか?
⑥生産年齢人口の減少にどう向き合うのか?
等々、論点はいくらでもありそうです。
楽して楽に暮らせることはないはず。