「消費税減税」と「一律給付金」と「格差拡大」 [どう受け止めたらいいのか]
SNSを見ると
・「消費税減税」の実施
・「一律給付金」の配布
と言う要望を強く訴えるものが今でもあります。
こういう人たちはどういうお考えあるいはどういう生活ぶりの方でしょう。
思うに、
●消費税減税は高所得者に有利に働く
(贅沢品を買うのは高所得者の方が多い)
●一律給付金は高所得者に有利に働く
(一律給付金がなくても生活には困っていない)
ということがありそうです。
つまり、SNS論者のお嫌いな「格差拡大」が結果として起こってしまいます。
なぜ、
・軽減税率適用部分の引き下げ
・軽減税率適用対象の拡大
と言う意見をおっしゃらないのでしょう。
あるいは
「生活困窮者への継続的な支援」
を主張されないのでしょう。
SNSのご意見が一方向なのが気になります。
もっといえば、「マイナンバーに所得を取り込む」ことで「所得の把握」の厳正化を提唱されないのでしょう。
現実的でないご意見にこだわられる事情は何でしょう。
SNSは簡単に意見表明ができるだけに、内実がよく伝わってこないという問題も内在しているようです。