「数字のわからぬ」トップたち [どう受け止めたらいいのか]
地方の田舎町に行くと、派手な割には豊かにならない地域というのが必ずあります。
「マスコミはこぞって取り上げるのに地域住民は豊かにならない」
というようなことです。
伝えるマスコミもおまぬけなのですが、多くの場合「そこの行政トップがマスコミを呼ぶ」という事情もあるようです。
こういう地域は、外郭団体、外郭組織などのトップまで似たような人がなっているのが実情(よくあること)です。
つまり、税金のような資金が使われている組織の特徴は、
①トップが数字を読めない
②貸借対照表や損益計算書などの財務諸表が理解できない
③「番頭さん」「補佐役」的な方も控えめ
④「補助金」を収入だと思っている(だから利益が出る)
ということがあります。
「地方創生」などと呼んだ事業や箱もの建設にはこういう頓珍漢が具体的に見え隠れします。
驚くのは「我田引水」的な「もうけ話」「そろばん勘定」は相応にお得意ということです。
だから地方は豊かにならないのです。
こういう方には早いこと勲章でも差し上げて退任していただきましょう。