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もう一つの「バリアフリー」 [どう受け止めたらいいのか]


最近のこと、腰痛がひどくなってからと言うもの、自分のものの見方に少し変化がありました。

バリアフリーと言えば、車イス、松葉杖、白い杖、高齢者、ヘルプマーク、ベビーカー等々を中心に考えていましたが、私のように見た目では健常者に見えてしまう者も「街中を歩くのはたいへんだ」ということがわかってきました


一番大変なのは「階段」です。

思わずエスカレーターやエレベーターを捜してしまいます。
階段の昇降は「腰に負担」が大きくかかります。
「階段しかないところは行かない」という選択をすることがあります。
ただ、見た目は「健常者」ですから、1階だけエレベーターに乗る自分を気恥ずかしく思ったりします。


それから「電車やバスの座席」です。

コロナ禍の最中ですからあまり座りたくないので基本立っていますが「本当は座りたい」のが本音です。
しかしコロナの方がもっと怖いです。


さらには「街行く人とぶつかりそうになる」ことです。

街には速足で歩く人もたくさんいます。
電車に乗る時などは駆け込み乗車など他人を押しのけるように駆け歩く人もかなりいます。
こういう人がそばを通り抜けるとやはり恐怖を覚えてしまいます。


私自身は先を急ぐようなことが最近は少なくなりましたので、
電車を降りたら一番最後にエレベーターやエスカレーターに乗る
速足の人が来たら立ち止まって避ける
等々をやっています。


「バリアフリー」に関心が高い人も多いと思いますが、見た目ではわからないまでも、体力がない人や体調が悪い人や私のように腰痛持ちで歩行に障害がある者もいるんだなとあらためて気づきました。

しかし、世の中はどいう人を基準に動くのがいいのかは答えがなかなか見つかりません。


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