「携帯電話料金」の引き下げよりも「インターネット接続料金」の引き下げを! [みんなうすうす気づいている]
菅政権になってから「携帯電話料金の引き下げ」と言うテーマが強引に進められようとされています。
携帯電話料金が安くなるのはありがたいことですが、本当に安くなるのでしょうか?
携帯電話料金と言うのは、
●機種代金
●電話(通話)料金
●通信(インターネット接続)料金
●その他オプション
の組み合わせです。
どの部分がどのように安くなるのでしょうか?
若い人の中には、「スマホ命」と言うことで「スマホ中心」の生活ぶりが目立つのかもしれませんが、かなりの人が家庭用にインターネットを別に引き込み「自宅Wi-Fi」状態にあるはずです。
かく言う私も、家庭用、車載用、出張用といろいろなWi-Fi機器を組み合わせながら使っています。
結果としてスマホの料金を安く抑えながら、通信費全体としては相当の支払いを行っています。
このインターネット接続料金さえ安ければもう少し通信料も引き下げられるはずです。
あるいは、公共・公衆Wi-Fiの利用利便が向上すれば相応に携帯電話料金ひいてはインターネット関連通信費は大きく引き下がるはずです。
今、「小中学生には一人一台タブレット端末を配布」と言う政策が行われているとか。
お子さんが多いお宅などではこのタブレットのインターネット接続料負担も大変になるのではないでしょうか?
いろいろと結論ありきで政策を実行されるのもいいのですが、菅内閣の政策運営を見ていると「粗い」と言う気がしてしまいます。
目先の甘い話だけではなく、全体像や将来像を踏まえた政策決定、政策遂行が必要ではないでしょうか!
若い人たちに言いたいのは「企業組織に入るとスマホでは仕事は十分にできない」と言うことです。
やはり、便利使いのスマホと応用使いのパソコンの区別もしていかなければいけません。
そのときに考えられる「携帯電話料金の引き下げ」が実効性のあるものになっているのかはとても興味深いものがあります。
「こんなはずではなかった」が起きないように、具体的に現場感ある実態に即した政策遂行をしていただきたいものです。