「生協」の活用 [みんなうすうす気づいている]
「うちが廃業するとご近所の皆さんが買い物に困ってしまう」
とある過疎地で雑貨屋を営むご主人が話してくれました。
・夫婦二人での経営だが年を取ってしまった(体調も悪い様子)
・仕入れのため市場に行くのもいつまで続くかわからない
・二人の息子は後を継ぐ意向はない
・近隣の人も減り、またコンビニやディスカウントスーパーやドラッグストアに客が流れている
・客も高齢者や車のない人が多い
・儲かっていない
・在庫の負担も重い
・売れ残りの食料品はうちで食べている
等々のご様子です。
そこで私が提案したのは「生協に切り替えてもらうのも一つの方法ですよ」と。
ご主人もびっくり。
生協との交渉によっては
・お店を取次場所にすることもできる
・近隣でできた野菜を買い取ってもらうこともできそう
と言ったことも提案しておきました。
・パルシステム
・デリ
・生活クラブ
・東都
わが家周辺を走る生協の車です。
お隣に配達に来た「生協さん」に「コロナで利用者が増えたんじゃないですか?」と聞いたら、
「はい、会員が増えて忙しい」という言葉が返ってきました。
わが家も例にもれず生協を使っていますが(担当は妻なので詳細はよくわかりませんが)、
・野菜は美味しい気がする
・近所のスーパーも使っているので買い物は多いかも
・高齢者だけでなく「若い方」も使っている
ということが言えそうです。
高齢化社会、コロナとの共存社会、買い物難民社会を考えると「既存の仕組み」を見直しかつ有効に活用することも生活の知恵のような気がします。