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コロナでわかった「政府」「マスコミ」のいい加減さ [新型コロナ]


コロナの感染状況や対応では毎日のようにテレビ・ラジオが伝える一年になりました。

ニュース番組を見るのは好きですから、時間があれば頻繁に見ています。
しかし、ここでわかったのは、

①菅政権、特に菅首相にコロナに向き合う気持ちがないまたは弱いこと

・菅首相は口下手なせいもありますが、
「GoTo優先」色が強く「経済優先」ばかりが頭にあり「人命」についてのメッセージが乏しく今さら何を言っても「それ本当?」と素朴な疑問がわく状態です。
何よりも国民に向けた「具体的なメッセージ」がなく、あったとしても「誰がと言う主語がありません」
「コロナ感染の収束こそ最大の経済対策」と言われていたにも関わらず「経済を回す」と言うことに一所懸命なのは笑い話にしたくありません。
・閣外の時は厚生通のようなご意見を自由に述べられていた田村厚労相も閣内に入るとすっかりおとなしく慎重な発言が増えました。
・コロナ担当らしい西村経済再生相が「コロナ担当大臣」らしいのですが、マスコミに登場するときは「経済再生相」の肩書です。今さら感がありますが「コロナ担当相」をきちんと任命した方がいいでしょう。


②テレビ・ラジオのマスコミについて顕著なこと

・ワイドショーの進行役やゲストコメンテーターによくみられるのですが、
よく聞いていると「以前は真逆のことを言っていたはず」なのに「平気で別のことを言う」。
せめて「以前はこういう発言をしていたけど今はこう考えている」と連続的なコメントにしていただきたい。

感染者数が少ないとニュースのメインから外れる。
特に「自民党総裁選挙」の時「アメリカの大統領選挙」の時「GoToお得紹介」にシフトした時こそ「気が緩んだ」転機だったようです。
あの時「コロナ感染」について丁寧な報道を続けていたらと思います。

菅首相や政府を批判せず小池都知事批判にすり替えていた
東京に住んでいるせいか「小池都知事のメッセージ」がいちばんよく伝わってきました。
ネットでは「言葉の遊び」と小池知事を批判なさる方も多いようですが、私に言わせれば「ためにする批判」に過ぎません。
毎日休みなく何らかのメッセージを伝えています。
「三密」「ステイホーム」「手作りマスク」などは小池都知事なくしては浸透しなかったでしょう。
マスコミは特にテレビは菅首相への注文(批判)を抑えすぎです。

タレント知事を作ってしまった
ほんの最近までテレビ出たがり知事のオーバープレゼンスを囃し立てていました。
知事の人気投票までしていた時があります。
「イソジン」を推奨した(知事である前に弁護士である)大阪:吉村知事の言動はコンプライアンスに違反しています。
他にも「自慢好きな知事」が散見しましたが、彼らもすっかりおとなしくなりました。
地元の危機感がそうさせるのでしょうか?
病院が多い」と言っても人口減少の続く過疎地域の病院のベッドを自慢しても中等症、重症者への対応はできるはずがありません。

全国的に感染が拡大した今はどうでしょう?
政府に物申したり、具体的な提案をしているのは小池都知事だけになってしまいました。
小池都知事の申し出を受けるかのように政府も漸く動き出しました

「知事に任せるべき」と言う主張は正しかったのでしょうか?
パンデミックを一人の知事が対応できるとは思えません
特に「埼玉都民」「千葉都民」「神奈川都民」と呼ばれる首都圏のように各県の住人が入り混じっているところで各都県が単独に行動しても限界があります。


まぁ、いろいろありますがとりあえず気づいたことの数々を記してみました。

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