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コロナの怖さの伝わり方 [新型コロナ]


ニュース番組を見るたびに「たいへんだ」の大合唱になっている新型コロナ。

ところが、
今一つデータがよくわからない
地域により深刻度が違う
ということがあるようです。

テレビ番組の多くは東京発ですから東京感覚で伝えられていますが、おそらくお住いの地域によってはその深刻度の受け止め方には温度差があることでしょう。

11月30日のコロナ死者数を拾ってみました。
NHKのデータによれば、全国では26人死亡(11月30日 午後8時45分現在)で、都道府県別では次のとおりです。

・北海道 5人
・大阪府 4人
・愛知県 3人
・京都府 2人
・埼玉県 2人
・神奈川県 2人
・兵庫県 1人
・千葉県 1人
・奈良県 1人
・山梨県 1人
・東京都 1人
・福岡県 1人
・群馬県 1人
・静岡県 1人

です。
この数字を拾うには随分苦労しました。
「重症者」の数字も知りたかったのですが都道府県別ではわかりませんでした。
●入院患者の現在高
●中等症患者の現在高
等もよくわかりません。


「GoToトラベル除外」について国は「都道府県知事が一番よく知っている」などとおっしゃっていますが、実態はちゃんと集計できていない(厚生労働省などで数字がよくわからない)ということがあるのかもしれません

デジタル化」「デジタル庁」などと派手なパフォーマンスが伝わってきますが、
足元、すぐやらなければいけないこと

中長期的にやらなければいけないこと
をもう少し丁寧に取り組む必要があるのではないでしょうか?

政府の取組みがなんとなく緩やかなのはこういうデータの把握が十分にできておらず対応が後手に回っているのではないでしょうか

いつの間にか「大阪」の深刻度が伝わっている昨今です。
春先と違い各都道府県の知事の発言も慎重になりつつあります。
菅首相の発言から伝わって来る深刻度もひょっとしたら当てにならないのかもしれません。

東京にいると「菅首相の退陣も一つのコロナ対策」という感じになってしまいます。


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