SSブログ

自らが「感染しない」対策を徹底するしかない [新型コロナ]


前回の緊急事態宣言解除以降、大阪ではコロナ患者が爆増し、東京も時間差で追いかけている状況にあります。

「行政の対応」に不満を言う人が多いようですが、具体的に行政はどんなことができるのでしょうか?

病床も相応に準備してありますが、
・コロナ対応の医療従事者は急には増えません
・コロナ患者が増えることを想定するのもおかしな話です

コロナの感染拡大が起きてからはや1年以上が過ぎました。
抽象的な批判や自分が当事者にならない批判を繰り返していても何もいいことはありません。
この1年で学習したことは、「自らが感染しない対策を徹底しなければいけない」ということ。


1.たしかに「危機意識の薄い菅首相」には期待はできません

昨年7月に「東京の問題」と嘲笑うかのような発言をしていた菅官房長官。
パンデミックなのに「国」という全体像を考えることができなかった人が総理大臣になってしまったのです。
「GoToの前倒し」をしたのは私だと自慢していたのも菅官房長官でした。

そもそも危機感がなかったのです。
昨日(4月7日)のニュース番組の取材でも「これから検討する」ということを平気でしゃべられるレベルです。
遅いというか「後手」と言うのか。。。。この他人事感は半端ではありません。


2.マスコミ出たがり「知事」のパフォーマンスでも感染者は増える

しきりにマスコミが持ち上げたパフォーマンス「知事」の地元でも県庁の複数の職員が深夜までカラオケに興じ感染した事例もあります。

形なしです。


3.マスコミは個人の感染防止策を繰り返さない

「感染防止対策をとって」という言葉は曲者です。
「対策」の取り具合に温度差があります。

例えば、
・マスクもそうです。正しいつけ方はどうなのでしょう?
そういうことをせめて月に一度くらいはおさらいしなければいけないでしょう。

・飲食店についても同様です。
行政の対応に批判ばかりのマスコミですが、自らが点検に赴いてみたらいかがでしょう!
「山梨県方式」が優れているかのような報じ方ですが、県民性・生活ぶりなども踏まえた温度差も踏まえなければいけません。
同じ料理でも、同じ工業製品でも作り手の温度差(ノウハウ)を吟味しないで「あれがいいこれはダメ」では評論家以下です。


4.PCR検査は万能ではない

私自身先日PCR検査を受けました。
・体温ありき(私は平熱でした)
・鼻に綿棒を差し込んで検体を採取
・お医者さんは普通のかっこう(ものものしさはなし)

幸い問題はありませんでしたが、それは過去の検査時点の話です。
リアルタイムに近づけるためには週に1回くらいはPCR検査を受けないと意味はないでしょう。
「陽性者を早く見つけて退治する」ということにしてもです。


5.特措法は使い勝手が悪い

「緊急事態宣言」と「まん延等重点措置」は何が違うのでしょう?
コロナ退治の武器が同じという風にしか見えません。



6.「政府分科会」は機能していない

そもそも「政府分科会」の役割そのものもよくわかりません。
「最良の経済対策はコロナの撲滅」と言っていたのも今は昔です。
「8時までの時短営業」の根拠もよくわかりません。

感染源を明確にして警鐘を鳴らすぐらい役割を期待したいものです。



「コロナの感染者が増えている」という報道とセットなのは、
●行政の対応ぶり
●医療体制
●飲食店の状況
●企業の仕事ぶり
が中心です。

しかしよくよく考えると「感染するのは国民一人一人」なのです。
感染者予備軍である国民各位が「感染しない対策」の徹底をするしかないのです。






nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事