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「高齢者」とマイナンバーカード [どう受け止めたらいいのか]


義母のマイナポイントの登録をしてきました。

マイナンバーカードを持っているものの、マイナポイントの登録がまだだったからです。
なぜマイナポイントの登録ができていなかったかというと、
●はっきり言ってよくわかっていなかった
マイナポイントの受け皿がない
「銀行口座の登録は危ない」と年寄り仲間で話が伝わっている
といった事情がありました。


私のスマホが使えない(対象機種ではないことから)いろいろと大変です。
こんな作業をしました。

手元にあるカードの類いを全部出してもらう
~受け皿になるカードが2枚ありました。

マイナンバーカードの暗証番号を確認してもらう
~「おそらくこれだろう」というのがありました

今使っている預金口座を登録するのが嫌なら別の銀行で新規口座を作ることも考える
~「億単位でお金があるわけでもなく、国税が調べればすべてわかるのだから」と説明して既存の口座で登録することに

役所に電話して「登録手続きはどこでできるか」「何が必要か」を確認
~自宅近くの出先でできることが判明し
・マイナンバーカード
・健康保険証
・銀行の預金通帳
を持ってそこに行くことに

かくしてマイナポイント2万円ゲットの登録が終わりました


一連のマイナンバーカードの登録手続きをしていて思ったのは、

高齢者は「マイナポイントの受け皿」が少ない

マイナンバーカードの使い道すら理解できていない

年取ってからのマイナンバーの更新は年々難しくなる
~後期高齢者(75歳)以降は更新不要にすべき

お役人さんがマイナンバーカードの利用利便について理解していない
~だから持つことのメリットがマイナポイントに偏ってしまう

マスコミがマイナンバーカードに消極的
~複数個所で所得のある芸人やコメンテーターの皆さんは「将来の所得の捕捉」を嫌っている

ということ。


少子・高齢・長寿化に向けた利用利便を丁寧に説明する

紛失リスクは「運転免許証」や「クレジットカード」よりもはるかに少ない

行政手続きの簡素化が進む

徴税の公平化が進む

「健康保険組合」の一本化がしやすい

等、メリットに光を当てたアナウンスに行政もマスコミももっと力を入れるべきでしょう。

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