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「郵便事情」と「速達」 [鈍感日本人への警鐘]


「国葬の案内状が速達で送られてきた」と騒いでいらっしゃる方がいました。
おそらく「国葬という無駄なものに輪をかけるように速達料金を払うなんて無駄」というお気持ちなのでしょう。

しかしここには今の「日本の郵便事情の課題が隠れている」とお気づきの方がどのくらいいらっしゃることでしょう。


今の郵便事業は「人手不足」「働き方改革」ということで土曜日の普通郵便の配達もやめています
そんなこんなで「郵便がいつ届くかわからない」というのが実情です。

だから「速達」だったのです。
「速達」なら土曜日、日曜日、祝日も配達してくれます。
しかも手渡しなので相手にほぼ確実に届きます
それが速達料金の260円なのです。


ところが「普通郵便」だと
今までは金曜日に投函すると月曜日には配達されていました。
今は金曜日に投函しても「いつ配達されるのか不安」な状況です。


最近は祝祭日も多く普通郵便は出しづらいということもあります。

ただ、メールやラインの発達で郵便を使わなくなったという首絞め論もあります。

●宅配業者との競争
●配達要員の高齢者利用
等々、工夫の余地はあると思いますが、日本郵便に強い有力政治家の牙城なだけにままならないこともあるのでしょう。
総務大臣経験者にご用心ということなのかもしれません。


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