「マスコミの沈黙」～ 総括されない安倍政治

今の大手マスコミの皆さんは岸田首相とは相性が悪いようです。
というかハナから好意的な記事を書くつもりもなかったのでしょう。

９月２７日は安倍元首相の国葬の日です。
国葬の是非は別として、明日に迫った「国葬」を前にこのところ動きがありません。

安倍晋三首相の連続在職日数が2012年12月26日の政権復帰から2020年9月16日で2822日と歴代最長だとか。
そういう元首相の国葬を前に「安倍首相の功罪」を検証するのもマスコミの役目ではないでしょうか？

事件があった夜の「英雄視した報道ぶり」を忘れたかのようです。

確かに
①国葬の是非論
②統一教会問題
があるにしても「歴代最長の連続在職日数」の総理大臣の仕事ぶりの評価はいつやるのでしょう。

このままでは、安倍元首相は
①歴代連続在職日数の総理大臣
②凶弾に倒れた
③戦後二人目の国葬
という記録だけで登場する総理大臣になってしまいます。

どうしたマスコミ。
安倍政権を９年近くもそばで見てきたにもかかわらず評価や検証はしないのですか？

おそらく今までのマスコミもそんなものだったのかもしれませんが、「大きな記録」のある元首相の国葬に対して音なしの構えというのも不思議と言えば不思議です。

マスコミは喪に服したままなのでしょうか？