「アベノミクスの検証」をする人たちがようやく出現 [少し政治的な話を。。。。]
昨夜の「報道1930」(BS TBS)と言う番組は見ごたえがありました。
具体的には(遅すぎた)アベノミクス検証と批判です。
「令和臨調」と言う組織の緊急提言をベースにするものです。
(参考)
●令和臨調
https://reiwarincho.jp/about/
●23年1月30日の緊急提言
https://www.reiwarincho.jp/news/2022/20230130_001.html
「もっと早く」と言いたいところですが、選挙に強い安倍晋三元首相に掉さすのは難しかったのでしょう。
なにせ「統一教会」への売国と選挙をバーターにしていたと気がついたのも最近なのですから。。。
私なりに長年おかしいと思っていたことを踏まえて整理しておきましょう。
1.「安倍・菅」政権は9年
日本の政治は9年にわたりアベノミクスという呪文を唱えていた。
しかし
①アベノミクスには産業政策(特にものづくり)がなかった
②株価が上がってもエクイティファイナンスがなければ企業は強くならない
③(賃金上昇を伴う物価上昇も年金生活者のような所得が増えない人たちの生活は困窮
2.アベノミクスの「三本の矢」の出来損ない
・成長戦略
・構造改革
・規制緩和
と言ったところで儲かる産業がなければ意味はない。
「金融政策は実態経済を調整するものであり金融政策が経済政策を主導するものではない」
少し経済政策や産業の現場を知っている人なら「アベノミクスのおかしさ」に気がついていたはず。
3.アベノミクスの産業政策
①インバウンド 増に代表される観光政策
②マスメディアが弄んだ飲食サービス
③税金バラマキの隠れ蓑の地方創生
いずれも新型コロナにあざ笑われる結果になったのは多くの国民が知るところです。
頭の悪い政治家が「政治主導」と言い続けた結果「我田引水」と「売国政策」だったことが顕在化したのです。
4.安倍政治(安倍菅の9年)の霞が関のバックは「経済産業省」
2001年までは「通商産業省」と呼ばれていたお役所です。
かくしてアベノミクス には「通商」も「産業」もバックボーンの言葉としてはなくなったのです。
「農業」も含めメイドインジャパンという言葉が政府、自治体、企業、家庭から駆逐されたのです。
「プレミアムフライデー」と言う「月末金曜日の早帰り」はこういう発想でなければ生まれなかったでしょう。
5.なぜか批判の矢面に立たされている岸田首相
おそらく岸田首相は「アベノミクスをひっくり返そうとしている」節があります
①選挙に強い安倍派は大きな危機感を抱く
②アベノミクスに提灯をつけたマスコミは「安倍菅の9年」を検証しようともしない
③野党も「9年」の放置を突かれると痛い
三者の意見が一致するのは、「岸田おろし」なのです。
6.野党・マスコミが岸田首相を批判すればするほど「ファクトファインディング(Fact Finding)」になる
このことは方法論がうまくいけば日本再生(景気が良くなる)につながります。
だから
野党・マスコミ・学者筋・安倍派は精神論のような思想論やチクリや言葉尻で岸田批判をするしかないような状態なのです。
7.「検討する」という言葉で時間をかけながら思い切った政策提案と軌道修正を繰り返している岸田首相
岸田首相の提案のやり方には課題が残るものの四面楚歌状態なので言い方には少し我慢しましょう。
①防衛費増、法人税増税は内需拡大策の一つなのです。
トマホークで戦争をするほど岸田首相も愚かではありません。
実物経済(実体経済)の活況を伴った「お金が回る」一つの方策なのです。
②「国葬は安倍派への忖度」と言う変革へのソフトランディング対策です。
統一教会問題が湧き出してきたので少し様子が異なってしまったのでしょう。
8.野党、マスコミ、コメンテーターも足元の違和感と変化の速さに戸惑いを訴え批判するだけ
「日本をどうするのか?」の答えを持っていないのが実情です。
高齢、長寿、少子化と言う日本が抱えた構造問題に正面から切り込む具体的な方策のない人たちの批判はあまりにもイジメチックです。
だから「岸田さえいなければ」状態の岸田批判なのです。
もっと正論が流れてきてもいいでしょう。
正論・政策を語れる後継がいないのです。
9.菅義偉前首相は安倍元首相の御側用人
政治の裏側で
●我田引水
●売国(統一教会、ロシア等)
と言う安倍元首相の政治の強力な協力者です。
「政治主導」と言う呪文を唱えながら。。。。
「岸田首相の方がマシ」と考える人は増えてくるでしょう。
令和臨調のメンバーの言葉の中には、
「安倍元首相の考え方の勢いに、誰も「おかしいと思わなかった」「おかしいと思っていても意見を言えなかった」(戦争に突入していった昭和の時代のよう)」
と私には聞こえました。
具体的には(遅すぎた)アベノミクス検証と批判です。
「令和臨調」と言う組織の緊急提言をベースにするものです。
(参考)
●令和臨調
https://reiwarincho.jp/about/
●23年1月30日の緊急提言
https://www.reiwarincho.jp/news/2022/20230130_001.html
「もっと早く」と言いたいところですが、選挙に強い安倍晋三元首相に掉さすのは難しかったのでしょう。
なにせ「統一教会」への売国と選挙をバーターにしていたと気がついたのも最近なのですから。。。
私なりに長年おかしいと思っていたことを踏まえて整理しておきましょう。
1.「安倍・菅」政権は9年
日本の政治は9年にわたりアベノミクスという呪文を唱えていた。
しかし
①アベノミクスには産業政策(特にものづくり)がなかった
②株価が上がってもエクイティファイナンスがなければ企業は強くならない
③(賃金上昇を伴う物価上昇も年金生活者のような所得が増えない人たちの生活は困窮
2.アベノミクスの「三本の矢」の出来損ない
・成長戦略
・構造改革
・規制緩和
と言ったところで儲かる産業がなければ意味はない。
「金融政策は実態経済を調整するものであり金融政策が経済政策を主導するものではない」
少し経済政策や産業の現場を知っている人なら「アベノミクスのおかしさ」に気がついていたはず。
3.アベノミクスの産業政策
①インバウンド 増に代表される観光政策
②マスメディアが弄んだ飲食サービス
③税金バラマキの隠れ蓑の地方創生
いずれも新型コロナにあざ笑われる結果になったのは多くの国民が知るところです。
頭の悪い政治家が「政治主導」と言い続けた結果「我田引水」と「売国政策」だったことが顕在化したのです。
4.安倍政治(安倍菅の9年)の霞が関のバックは「経済産業省」
2001年までは「通商産業省」と呼ばれていたお役所です。
かくしてアベノミクス には「通商」も「産業」もバックボーンの言葉としてはなくなったのです。
「農業」も含めメイドインジャパンという言葉が政府、自治体、企業、家庭から駆逐されたのです。
「プレミアムフライデー」と言う「月末金曜日の早帰り」はこういう発想でなければ生まれなかったでしょう。
5.なぜか批判の矢面に立たされている岸田首相
おそらく岸田首相は「アベノミクスをひっくり返そうとしている」節があります
①選挙に強い安倍派は大きな危機感を抱く
②アベノミクスに提灯をつけたマスコミは「安倍菅の9年」を検証しようともしない
③野党も「9年」の放置を突かれると痛い
三者の意見が一致するのは、「岸田おろし」なのです。
6.野党・マスコミが岸田首相を批判すればするほど「ファクトファインディング(Fact Finding)」になる
このことは方法論がうまくいけば日本再生(景気が良くなる)につながります。
だから
野党・マスコミ・学者筋・安倍派は精神論のような思想論やチクリや言葉尻で岸田批判をするしかないような状態なのです。
7.「検討する」という言葉で時間をかけながら思い切った政策提案と軌道修正を繰り返している岸田首相
岸田首相の提案のやり方には課題が残るものの四面楚歌状態なので言い方には少し我慢しましょう。
①防衛費増、法人税増税は内需拡大策の一つなのです。
トマホークで戦争をするほど岸田首相も愚かではありません。
実物経済(実体経済)の活況を伴った「お金が回る」一つの方策なのです。
②「国葬は安倍派への忖度」と言う変革へのソフトランディング対策です。
統一教会問題が湧き出してきたので少し様子が異なってしまったのでしょう。
8.野党、マスコミ、コメンテーターも足元の違和感と変化の速さに戸惑いを訴え批判するだけ
「日本をどうするのか?」の答えを持っていないのが実情です。
高齢、長寿、少子化と言う日本が抱えた構造問題に正面から切り込む具体的な方策のない人たちの批判はあまりにもイジメチックです。
だから「岸田さえいなければ」状態の岸田批判なのです。
もっと正論が流れてきてもいいでしょう。
正論・政策を語れる後継がいないのです。
9.菅義偉前首相は安倍元首相の御側用人
政治の裏側で
●我田引水
●売国(統一教会、ロシア等)
と言う安倍元首相の政治の強力な協力者です。
「政治主導」と言う呪文を唱えながら。。。。
「岸田首相の方がマシ」と考える人は増えてくるでしょう。
令和臨調のメンバーの言葉の中には、
「安倍元首相の考え方の勢いに、誰も「おかしいと思わなかった」「おかしいと思っていても意見を言えなかった」(戦争に突入していった昭和の時代のよう)」
と私には聞こえました。