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「失敗の事情」はすぐわかるが「成功の事情」はなかなかわからない [どう受け止めたらいいのか]

先ごろ「H3」の打ち上げが中止されたのは「ロケット1段目の機器で異常」が起きたのだとか。

今月17日、打ち上げが中止された日本の新たな主力ロケット「H3」の初号機について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、メインエンジンに電力を供給するロケットの1段目にある機器で異常が起きたとする調査結果を明らかにしました。
(NHK 2023年2月22日 21時40分)

[カバン]https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230222/k10013988741000.html


おもしろいもので「失敗の事情」はかなり早くわかるようです。
ただ、政治的な配慮のような大人の事情で公表が遅れたりするようです。

ところが「成功の事情」はなかなかわかりません
しかし現実は「歓喜」や「興奮」に包まれてしまうのが実情です。
「成功」などと言うものは長い時間をかけて評価するものですが、そもそも「成功するのが当たり前」なのですからこの気持ちもわからないこともありません。


パチンコやマージャンをなさった経験のある方はいかがでしょう。
とかく「運・不運」的におっしゃる方も多いようですが、
負けたときは「運が悪かった」に加え「気分が乗らなかった」「体調がだるかった」等のおまけもつけがちです。
勝ったときは「運がよかった」に加え「あの時の一打がよかった」「あの読みが的中した」などとおっしゃる方も。

万事「結果がすべて」なのかもしれませんが、そういうブレを緩和するやり方もあるはずです。
特に「経営」とか「ビジネス」では。

最近のビジネス的なことは「はしゃぐ」ことが多く、「分析的な評価」が定まりません
それも「日本停滞」あるいはあなたが「持続する成功を勝ち取れない」事情でしょう。




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