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「バリアフリー」の時代から「リスクチェック」の時代へ [みんなうすうす気づいている]


東京の街ではほぼほぼ「バリアフリー」が根付いてきました。
しかしながら、「もし自分がそういう立場なら」と思うとこれで十分なのかはよくわかりません。

また各所のスタッフの方も「私たちはちゃんとやっている」感をお持ちのようです。

先日、そんな組織の方に質問してみました。
例えば
「ここで脳梗塞や心筋梗塞の方が出たらどう対応するの?」
「火事になったらどう逃げるの?」
等々と。

つまり、バリアフリーの形は整えつつあるけど、「日常生活のリスク」については組織的な取り組みはまだまだのような気がしました。

●「車イス」で中まで入り込んだ人が火事などの災害の時にはどうするのか?
いえいえ健常者であっても火事の時にはどう逃げるのか?
「非常口はどこ?」と思うような場合もありがちです。

●押し込み強盗のようなものが入り込み「人質になりそう」な時はどうするのか?
緊急連絡ボタンなどはあるのか?
※銀行などは普通にありますが、一般企業や公共の施設ではどうなのでしょう?

●脳梗塞、心筋梗塞等々の突然の体調変化の時はどうするのでしょう?
救急車を呼ぶだけでいいのか?
AEDがあってもうまく対応できるのか?

等々、「バリアフリーのその先にあるリスク」の絵は描かれているのでしょうか?
「障碍者だから」と言う何か特別な思いではなく、普通一般に「誰でも遭遇するリスク」への備えに無関心(何とかなるだろう)的な姿も見受けられます。
年を取り「高齢の深度が深くなった」と感じた時その不安が合わせて襲ってきました





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