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「無駄な黒字」と「必要な赤字」 [裏づけのない経営学]


ビジネスの世界では「すべての事業で黒字」にするのはなかなか難しいことです。
また、赤字だからと「赤字部門を整理」していたら将来の成長もおぼつかなくなります。
「黒字部門が赤字部門を黒字に引っ張っている間に赤字部門の位置づけを明確にする」と考えた方がいいでしょう。

要は、
黒字部門の寿命
赤字部門の必要悪と将来性
の定期的なチェック・吟味こそ重要なのでしょう。

「地方創生」のようにコストが税金で置き換えられてしまった事業に学ぶことはとても多いようです。
①コストは税金
②そもそも将来性も必要性もない大人のママゴト的事業計画とそのスタッフ
③種まきにもならない発想
④失敗しても誰も責任を取らない
いくらでも「これでどうするの」事情が思い浮かびます。

さてさて最近の企業のビジネスの中にもそういうことが見え隠れします。
赤字の許容限度
赤字・黒字の持続期間
将来の種まきとその開花
についてどこまで議論・シミュレーションされているのでしょう。

マスコミ迎合的なことがビジネスではないのですよ。



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