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「がんばれ!」ではなく「がんばる!!」 (負けたくない) [仕事についてのエトセトラ]

先週の土曜日(2012.8.11(土))、「ちい散歩 昭和の風景傑作選」(テレビ朝日系)という、地井武男さんの追悼番組がありました。

ふと見た時に映っていたのは、日本を代表するホテル:帝国ホテルで客室係一筋の小池幸子さんという女性が登場なさっていました。

彼女は、帝国ホテルで課長職まで昇進し、定年後も「VIPの客室案内係」として勤めておいででした。

彼女の仕事での成功の秘訣(思い)は、「がんばる」「負けたくない」ということのようです。


やっぱり彼女もだったんだ! と思ってしまいました。

「負けず嫌い」こそ、仕事を成功に導くキーワードのようです。


この夏はオリンピックがありました。
各競技の応援者は当然のように、「〇〇がんばれ!」と声援を送ります。


こんな時にはあたりまえの言葉かもしれませんが、人から『がんばれ!』と言われるのは、

ひょっとしたら、

①負担であり
②何となく悔しい (あんたから言われたくない)

ものかもしれません。


やはり、内に秘めた闘志「負けたくない!」「がんばる!」というものがないと、何事もうまくいかないものかもしれません。





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客商売は「丁寧」が基本・・・・特に高齢者向け [仕事についてのエトセトラ]

最近、お年寄りの方とお話しすることが増えました。


彼らが異口同音におっしゃるのは、

年も寄ったので、「取引をまとめて置きたい」


もし、万一何かがあった時、

家族(遺族)に、なんかの時は、「あそこに相談するように。。。。」

と言っておきたいと。。。。。



特に、

銀行はどこ
保険はどこ

という具合に。。。。

「自分が丁寧に蓄えてきた財産をきちんと家族に引き継いでいきたい」
という熱い思いが伝わってきます。


彼らが一様におっしゃるのは

「安心感」「丁寧さ」

のようです。


ネット隆盛のご時世ですから、最後に人手で差をつけるとしたら、

やはり「品質」ということなのでしょう。


さて、みなさんのお仕事はいかがですか!?

「年寄なんか相手にしていない!」とおっしゃるのなら別ですが。。。。。



こういうお年寄りのみなさんから選ばれるとしたら、客商売として光栄至極です。




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心が折れそうな時、靖国神社の「遺書」を読む [仕事についてのエトセトラ]

別に国粋主義者ではありませんが。。。。。


靖国神社を訪ねたことはありますか?

参拝するかしないかはお任せいたしますが、
宝物殿(?)というか展示施設である「遊就館」をご覧になることをお薦めいたします。


戦争の歴史・状況などの展示は好き嫌いがあるのでコメントはしませんが、
戦場に散った若者の遺書には心が痛みます。

もし、皆さんが

①心が折れそうになった時
②辛くてやりきれない時

彼らの遺書を読みに訪ねてみてください。

「無念」という言葉が伝わってきます。


彼らの辛さ・やるせなさに比べたら、
今の自分の戸惑いや悩みなんか本当にちっぽけなものに見えてしまいます。


「無念」としか言い表せないものがあります。
こんなに「無念」なことがあるのかと思うと、弱気になった自分に恥じ入ってしまいます。



まだ行ったことはありませんが、
鹿児島にある「知覧」でもそうかもしれません。。。。


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「聞き上手」よりも「話し上手」 [仕事についてのエトセトラ]

いつの頃からか、「聞き上手」になることが求められるようになりました。

しかし、「決められない」人たちが目立つ昨今を見ていると、この「聞き上手」至上主義が「決められない人たち」を作ってしまったのかもしれません。

ビジネスの現場では、まず、「ちゃんと話せる」ことが求められます。


① S+V
② S+V+C
③ S+V+O
④ S+V+O+O
⑤ S+V+O+C

どこかで見覚えのある公式です。
アメリカ人やイギリス人がこの通り話しているのかは甚だ疑問ですが、
よくできた公式です。

S=主語
V=述語
O=目的語
C=補語

と定義されていたでしょうか。。。

最近のビジネスの会話の中には、
①主語のよくわからない話があります。
②結果がよくわからない話があります。
③状況がよくわからない話があります。

「聞き上手」の人たちは、そういうことを補って理解されるのでしょうか。。。。


夏休みの間、職場に電話をしてみました。
「どんな状況なのか?」と

電話に出た部下の話を聞いて「ハッ」としてしまいました。
電話の話が理解できないのです。

いったい何が言いたいのかよくわかりません。
「主語」も「述語」も「状況」もつながっていません。

不意を突いたというなかれ、
ビジネスなのですから、(英語の文法で習ったように)要点くらいは整理できた会話が欲しいものです。

要点が整理できていれば、次の判断も容易です。


聞き上手になって判断に迷うよりも、話し上手になって明確に要点を伝える努力や工夫が必要です。

電話に出た部下は、、日頃から何を言っているのか伝わりにくいタイプです。
仕事の知識はあるのですが、成績も今一つです。
「ほうれんそう(報連相)」と言っても理解してくれないタイプです。

成績を上げるコツは、実はこんなところにあったのかもしれません。



「いつ、どこで、だれが、何を、どのように」という5W1Hや
「主語、述語。。。。。」というS、V、O、C

を整理する癖が必要です。
そこに「自分はどう思う(またはわからない)」というコメントがついたらもっと話もうまく伝わるのではないでしょうか!


「口がうまい」必要はありません。かえって不信がられてしまいます。
最近のCSも「です・ます」が丁寧なだけで、慇懃無礼にすぎません。

話し上手な人は「要点が整理できている」話し方なのです。


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「情報の管理」と「風呂敷残業」 [仕事についてのエトセトラ]

先日、ある有名企業の若手社員君から電話をもらいました。

電話の内容は


①明日から1週間夏休みを取ります。
②子育て(育児)もあるので自宅にいます。
③何かあれば、携帯に電話をください。
④パソコンを持って帰っていますから。

と。。。。。


平たく言えば、

「夏休みを取るけど、自宅に仕事のパソコンを持ち帰っており、自宅からも会社の情報にアクセスできます」

とでも言っているかのようです。


コンプライアンス全盛の時代です。

どこか不思議ではないですか?

たとえば、

1.自宅に会社のパソコンが持ち帰ってある。

2.自宅から会社の情報にアクセスできる。

3.在宅勤務ではなく、夏休みである。


水が清くて魚がすまないようなことを言うつもりはありませんが、これがコンプライアンスなのです。


彼の夏休みが終わり、後輩が夏休みを取ったそうですが、

この後輩は、お取引先との約束を放置したまま、休暇をとってしまったらしいのです。
どうやら、あるお取引先の仕事に大きな穴をあけてしまったようです。


皆さんの企業ではいかがですか?


夏休みなのに、家にパソコンを持ち帰ってお客さんと連絡を取る担当者がいて、
夏休みだから、仕事も忘れて(引き継ぎもせず)休んでしまった担当者がいる。


この企業の最大の問題点は、「管理職の姿が見えない」ことです。




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数字の「棒読み」とか「桁区切り」って知っていますか? [仕事についてのエトセトラ]

今朝(2012.9.14)の日経新聞の朝刊に、こんな数字が出ていました。

2617471億円


皆さん読めますか?
東証1部上場の株式時価総額です。


261兆7,471億円と書くと少しは読みやすくなるのでしょうか?

261兆7471億円

2,617,471億円

261,747,100百万円

261,747,100,000,000円


たかが数字の区切り方ですが、このコンマまたはカンマ(,)があるかどうかで読みやすさはずいぶん変わってきます。

「いち、じゅう、たくさん しかよくわからない」とおっしゃらないでください。
日常的に数字を使う仕事の場合は、このコンマによる桁区切りもすごく大切なのです。


ところで、この数字を電話で伝えるとしたらどう読みますか?

「にろくいちカンマ、ななよんななカンマ、いちぜろぜろ、ヒャクマンエン 
です。」

と「棒読み」して伝えるのですが、皆さんはいかがですか?


こうやって「かな」で書くとなんだか間違っているように見えてしまいますが、「棒読み」といってとてもわかりやすいのです。



昨日のこと、ある銀行の女子行員さんと数字の読み合わせをしたら、彼女はうまく読めないのです
「棒読みって知らないのですか?」と聞いてみたら、「知らない」らしいのです。

帰社して、部下に聞いてみたら、一様に、「知らない」と。。。。。


パソコン全盛時代なせいか、あまり気にも留めないようです。
桁が揃ってなくても、右端に並んでなくても、(,)が(、)になっていてもお構いなしです。


そういえば、昨日の日経平均株価は、「マーケットシグナル」というコーナーには、

日経新聞では、日経平均株価(225種) 8995円15銭 と表示あります。

うーむ読みにくくい。


読売新聞を見たら、

日経平均株価(円)     8,995.15
時価総額(億円)  2,581,040

と。。。。。。(あら。。。。?)




因みに、
インターネットの日本経済新聞 「国内の株式指標(13日)」欄では

時価総額(普通株式ベース) 2,617,471億円

日経平均株価(13日、大引、円) 8,995.15 ▲ +35.19

と書いてありました。

たかが数字ですが、されど数字です。


そういえば、銀行員は3桁区切り(千円)、保険屋さんは4桁区切り(万円)
を使う傾向があるようです。


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「口やかましい」上司がいる企業は強い [仕事についてのエトセトラ]

先日、ある銀行に行きました。
たぶん、「預金の対応」という意味では、日本で1.2を争うレベルの高い銀行です。


行員さんからフレンドリーさが伝わってくる銀行はたくさんありますが、
フレンドリーな中にも緊張感が伝わり、お店に入った瞬間「ピリッ」とした空気が漂います。


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郵便局のようなほんわかした雰囲気がお好きな方も多いので、一方的に評価するのはいかがなものかと思いますが、私のような仕事をしていますと、ついついこういう緊張感を好ましいと思う傾向があります。


行員さんに聞いてみました。
やはり、
①口やかましい上司がいる。
②朝礼、夕礼は毎日やっている。
と。。。。。

フロアー担当のおじさんまで、ピリピリしていらっしゃいます。
動きもすごくいいです。


バブルがはじけて、世の中は、「緩い」雰囲気が好まれましたが、
その緩さが、面白おかしく浸透したため、日本の企業のなかには、「まったり」した雰囲気や大学のサークルの「ノリ」が蔓延してしまったようです。

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その結果、
①上意下達が浸透しない
②上司が部下に迎合する(気を使う)
③「セクハラ」や「パワハラ」が過度に語られる
等々が生まれ、「まぁいい」という文化が育ち、肝心な人材の育ちが遅れてしまっているかのような企業が増えてしまいました。


「そんなストイックにはできない」と言わないでください。
「いい企業」が経済を征するのです。
ビジネスはそんなに緩くはないのです。。。。。。





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「恥ずかしいと気づかせる」・・・ダメ社員改造講座① [仕事についてのエトセトラ]

「できる社員」という人がいるように、どこの職場でも「ダメ社員」という人もいるかもしれません。

「できる社員」は、放っておいてもますますレベルアップしていくものです。
特にビジネスで成功するタイプは「なにくそ!」という勢いがあるものです。


ところが「ダメ社員」あるいは「できない社員」の場合は、

A:もともとレベルが低いためついてこれないタイプ

B:それなりに力量はあるものの「ダメ社員」であることに気づいていないタイプ

C:仕事が合わないタイプ

があります。

採用した以上は何とか戦力になってもらわないと困ってしまいます。

人件費は最大のコストであり、育成された人材は企業の財産です。


色々な職種や企業規模等のレベル感もありますから一概には言えませんが、
企画部門等のようにより想像力を求められる部門は別として、営業とか渉外という部門では育て方や指導法もそれなりにあるものです。


私の部下の話をしましょう。

・入社歴20年超
・相応に知識あり
・ご主人とのダブルインカムなせいか貪欲さがない
・営業(渉外)担当であるが、業績はいまいち(はっきり言うと芳しくない)


彼女の仕事ぶりを見ているとイライラしてきます。

たとえば、
①字が下手
・・・・お客さんへの添え書き等々も、「読みづらい」を超え、あきれてしまうレベルです。

②文章が下手
・・・・個人的なお手紙ならいいのですが、ビジネス文章です。やはりお客様から相手にされないレベルです。

③取り扱いが雑
・・・・お渡しする資料やパンフレットが汚れていたり折れていてもお構いなしです。

④服装に気を使わない
・・・・ブラウスの袖口が汚れていたりしても気に留めません

⑤電話トークや「おはようございます」等々の挨拶言葉も違和感がいっぱい
・・・・「素っ頓狂」なしゃべりも多く、会話が始まりません

⑥作った資料も雑で見栄えがしない
・・・・自分ではしっかり作ったつもりのようですが、相手にはさっぱりわからないまたはわかりにくいものです


こんな風に書いていると、だめだしばかりですが、特筆事項は

「業務知識は高い」

ということです。


高い業務知識と仕事の進め方、お客様への気配り等がうまく融合していけば、相応のレベルアップが期待できるはずです。


ではどうしましょう(どうしてるかというと)、

1.必ず注意をすること

2.「同僚や後輩の仕事ぶり」あるいは「他社の営業マンの姿」と比べてどうなのか と具体的に比較すること

を、行っています。


始末が悪いのは、自分の仕事ぶりが「おかしい」とか「変」と思っていないことです。

「同僚や後輩」「他社の営業マン」等々と比べた時の違いを言わせたり同僚や後輩からの感想を聞かせるのです。
「恥ずかしい」と気づかせることに成功したらしめたものです。


よく見ていると、「こんなことでお客様の評価が変わるのか」と理解してくれるようになるものです。

「優秀な社員を育てる」ことに目が行きがちですが、
チームとしての業績を上げるためには、戦力的に見劣りのする社員の底上げも上司の重要な仕事なのです。









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「出口をイメージする」・・・ダメ社員改造口座② [仕事についてのエトセトラ]

麻雀とか双六には、「あがり」という言葉があります。
まさしく「あがってなんぼ」の世界です。

営業(渉外)の現場では、「成約」のイメージを意識することも必要です。
いろいろと戦略、戦術を練ってみたところで、それはあくまでも「売る側の論理」です。

「買う側の論理」は、どうなんでしょうか。。。。

業績の悪い部下を見ていると、「それじゃ売れないよ!」と戦う前から言いたくなってしまうことがあります。


①そのやり方をお客さんはどう思うのか
②その話し方をお客さんはどう思うのか
③その提案をお客さんはどう思うのか

ゴールの姿を考えてみると、「成約などはじめっから無理」ということも多いようです。

とかくスタート(入口)ばかりに力が入ってしまいがちですが、ゴール(出口)のことも考えてみたいものです。





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「優先順位を決める」・・・ダメ社員改造講座③ [仕事についてのエトセトラ]

多くの方が、1週間の作業スケジュールを立てていらっしゃるのではないでしょうか。。。

部下の一人から、「スケジュールがたてられない」と相談がありました。

毎日の行動計画を週初に立てるのですが(もちろん先週末に立てておくのですが)、
やらなければいけないことが多くて、「計画が立たない」と。。。。。


そこで助け舟を出すことにしました。

1.毎日の計画は立てない
2.今、やらなければいけないことを抜き書きする
3.出てきた「やらなければいけないこと」に優先順位をつけること
4.難しいことからやろうとしない
5.その日にやったことを実績欄に書いておくこと

以上です。

ダメ社員の多くは、
A:何をやっていいのかわからない
B:やりたいことが多すぎて「虻蜂取らず」状態
のどちらかのタイプが多いようです。


当然のことながら、
①部下の思う優先順位は検証しておく必要があります
②「どうせできない」という発想で見ておくことです
③もしできたたとしたら、優先順位と照らし合わせながら褒めてあげる

ことです。


さて、うまくいくでしょうか。。。。
「できない」リスクは、どっち道上司が被るのですから。。。。




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「チームで仕事をする」・・・・ダメ社員改造講座④ [仕事についてのエトセトラ]

私の部下の場合は、「ひとりで仕事をすることこそ仕事」とい美学とも哲学ともいえない変な理屈に凝り固まっています。

①人に手伝ってもらう
②人が手をかける
③ほかの人にやってもらう

という発想がありません。
ですから、少しでも手伝おうものなら、自分の仕事として関与しようとすらしません。


皆さんどうでしょうか。。。。。


仕事はチームでするものなのです。
ひょっとしたら、芸術家の方や職人さんの中には一人でやってこそ仕事だとおっしゃる方もおありかもしれませんが、サラリーマンならチームを大事にしないと仕事も完了しません。


「能力はあるのに仕事ができない」という人には、こういう「独りよがりの仕事の仕方」というのが色濃くしみこんでいることがあるようです。


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「手順を省略しない」・・・・ダメ社員改造講座⑤ [仕事についてのエトセトラ]

仕事ができないタイプの部下の口癖に「無駄」という言葉があります。

仕事の中には、この「無駄」(と思えること)が生きてくる場面が多々あります。

仕事の手順を省いたために、「たら」「れば」ということも多いものです。


もし、「無駄だと思う」のなら

①効率化させるのではなく、合理的に改善をすること。

②「合理的な改善」とは、つながりを有機的に考えることです。

③「有機的に考える」とは、つながっている意味を考えることです。

④「つながっている意味」とは、どんな関係があるかを考えることです。

⑤「考える」とは、思い浮かべるのではなく、現場に当てはめてみることです。

⑥「現場に当てはめてみる」とは、自分の仕事に置き換えてみることです。


要は、「手を抜いたものは成功しない」ということではないでしょうか。。。。



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「思い遣る」・・・・ダメ社員改造講座⑥ [仕事についてのエトセトラ]

「思いやり」という言葉はよく使われます。
本当の意味はよくわかりませんが、何となく言わんとすることはわかります。

仕事の現場では、「思いやり」よりも「思い遣る」ことが大切です。

「思い遣る」とは「次のステップがどうなるのか」を思い浮かべチェックすることです。

・お客様がどう思うのか
・同僚がどう思うのか
・上司がどう思うのか

等々をまず行わなければいけません。
つまり、「このことがどういう結果をもたらすか」ということです。


絵を描く」とも言われます。




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コンビニのレジのおばさん72歳 [仕事についてのエトセトラ]

行きつけのコンビニのレジでおばぁちゃんが働いています。

手際もよく、安心してみていられます。
思い切って、昨日、お歳を聞いてみました。

「おばさん、一体いくつなのですか?」と。。。。。


このおばさんは、
「72歳です。もう23年になります。」と。。。。。。

どおりで手際がいいわけです。
ポイントカードも難なく対応されています。

私が行く前は、お隣に立っていた中国人の若い女性アルバイトにおでんのことを教えていらっしゃいました。

若者店員さんよりもはるかにテキパキされています。
しいて言えば、少し腰が曲がり、少し耳が遠いくらいでしょうか。



そういえば、昨日辞職された石原都知事が「若いやつ、しっかりしろよ」とおっしゃいました。

ところで「若い人」って何歳くらいの人を指すのでしょうか。。。。

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出来の悪い部下は「優先順位」を決められない [仕事についてのエトセトラ]

「優先順位という言葉の意味くらいはどなたでもわかるもの」と思っていました。
ただ、優先順位通りに進まないのが世の中です。
もっと簡単に言えば、「予定通りにいかない」のも実情です。


以前、私の部下のことはお話しました。
「計画が立てられない」と。。。。。


彼女に言わせると、「どうのように計画を立てたらいいのかわからない」ということのようです。

そこで指示したのは、

1.やらなければいけない仕事を毎日書きだすこと。

2.書き出した仕事に期限をつけること。

3.書き出した仕事に優先順位をつけること。
  (ただし、順位の重複は可)

4.終わったものから消しこんでいくこと。

と。


残念ながら、彼女の仕事ははかどっていません。
それどころか、毎日仕事がどんどん貯まっていきます。


彼女の仕事ぶりを見ると、

①今やらなくてもいいような仕事
②どうでもいいような仕事
③頼まれもしない仕事
ばかりやっているようです。


彼女に聞くと、
「優先順位が決められない」と。。。。。。


話してみてわかたのですが、どうやら彼女は「優先順位」の決め方がわかっていなかったようです。


そこで、整理をしてみました。

「優先順位」を決めるとは

1.大切かどうか (重要度による優先順位)

2.急ぐかどうか (緊急度による優先順位)

3.頼まれた仕事かどうか (完成を待っている人がいるかどうか)

の三つがあることを理解・整理することです。


このことを彼女に説明しました。
ただし、難しい仕事ばかりになって行き詰ってしまうに違いないので、「気分転換・息抜きのための仕事」を間に挟むことと。。。。。



彼女が理解してくれたかどうかよくわかりませんが、とにかくこれでやってみることにしました。

知識や能力がないわけではありませんが、やることなすことが

①独りよがり
②段取りが悪い
③相談をしない

という部下ですから、うまくいくかどうかこれからが楽しみです。


こんなことにかまけていたら、私の仕事まで優先順位がゴチャゴチャになってしまいました。。。。。







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丁寧な挨拶よりも、わかりやすい日本語で話してほしい (クリーニング屋にて) [仕事についてのエトセトラ]

最近のこと、わが家の近所に新しいクリーニング屋さんができました。


よく見ると、わが家から駅までの間に4軒もあります。

①いつも使っていたお店はいつの間にか経営者が変わっているようです。
貯めていたポイントも無駄になってしまいました。

②看板を眺めるだけの高級店もあります。
使ったことがないのでよくわかりませんが、おそらく上手な仕上がりなのでしょう。

③好々爺がやっていらっしゃる生業的なお店もあります。
土曜日が割引デーなので、スーツなどはここに。。。。
おそらく、いつかは立ち消えていくかもしれないお店のようです。

④そして、新しいお店です。
このお店ができてからというもの、朝の通勤時に、大きなトラックと出合うようになりました。
繁盛しているのでしょうか。。。。。

なんだか安そうです。
覗いてみると、制服を着た女店員さんが二人。
夏物のスーツをいよいよ仕舞おうかと思い今年最後のクリーニングです。

看板を見ると、スーツ 〇〇〇円 と書いてあります。
どうやら、上着とズボンセットで〇〇〇円のようです。
しかもオープン特価で半額のようです。

若い方の女性から、「夏物ですか?」と聞かれました。
生地の薄さ、背抜き、色合いから見れば明らかに夏物なのですが。。。。
よくわからないようです。

夏物を仕舞い込むのなら、100円追加すると特別仕様のクリーニングがあるようです。
「夏物のスーツ」ということを
・お客様に敢えて確認したのか?
・わからなくて聞いたのか?
はよくわかりません。。。。。

どうでもいいことですが、レジでは6点のお預かりと言われました。
はて、料金はどうなっているのだろうかと思ってみたら、3着6点の料金だったので一安心です。
ただ、オープン特価は、初来店客だけに適用する価格だったようです。


実は、一昨日、別のお店の料金を確かめておいたのです。

こちのお店は、
背広上着  XXX円
ズボン    ooo円
と、上下別料金です。

しかも、お揃いの生地だと、少し安く、上下の生地が違うと少し高いようです。
お店の人にそのわけを聞くと、「素材が違うと料金が違う」とのことです。
最近は、サラリーマン然としたスーツを着ない人も増えたのでしょうからそういうこともあるのかもしれません。

どちらのお店もチェーン店のようです。
・片やスーツ一着と言い
・片や背広の上着とズボンといい

まぁ、どうでもいいことなのですが、不思議です。

週末の新聞に入っていた紳士服屋さんの広告には「フォーマルスーツ」とか「フレッシュマンスーツ」と書いてありました。



CSという言葉の名前のもとに、ずいぶん丁寧な応対がなされるお店が増えてきました。
しかしながら、挨拶とか話し言葉よりももっと重要なことがあるような気がしませんか。。。。。














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「仕事の出来る男」はやっぱりもてる [仕事についてのエトセトラ]

今週の週刊誌には、先ごろ亡くなった歌舞伎役者:中村勘三郎のことがたくさん取り上げられています。

彼の死が教えてくれることは、

1.歌舞伎の逸材を失ってしまった

2.「がん」という病気を侮ってはいけない

3.仕事の出来る男は、いい女にもてる

ということなのでしょうか。。。。


歌舞伎の舞台など見たこともない無粋な小生ですが、
彼の足跡をテレビで見た限りでは、やはり「うまい!」とため息が出てしまいます。

「あの足運び」などは、やはり生まれ持ったものだなぁ!と感銘してしまいました。

どおりで「いい女にもてるわけだ」と思ってしまいました。


個人的には、どうも好きになれないところもありましたが、凡夫の嫉妬と笑ってください。


仕事ができて、お酒が好きで、おまけに「まめ」と3拍子が揃っていたようです。


彼の生き様を覗き見た時、

「若くして病魔に襲われる」という共通項はあるものの、烏滸がましくも我が身を思うと、

①仕事ぶりは負けてしまう。。。。(自分では頑張っているつもりですが)
②こと女性に対しては、「まめ」さは物足りない。

と自らを振り返えるができました。

おまけに、
③「上から目線」と「辛口トーク」という香辛料もかかっています。




芸人「勘三郎」の冥福を祈ろう・・・・



彼のファンの皆様からは叱られてしまうかもしれませんが、「仕事ができる」という点をあらためて思い知らされてしまいました。。。。。




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疲れる「忘年会」考。。。。。 [仕事についてのエトセトラ]

お酒を飲まない小生には「飲み会」というのは、ときどきひどく退屈なものになってしまいます。


昨夜は、職場の「忘年会」でした。

立食パーティー形式で、食事もビュッフェスタイルです。
テーブルにはお鮨が置いてあって、あとはセンターテーブルのお料理を自分でとってくるものです。

お酒が好きな人なら、「お酒さえ飲めれば。。。。」ということなんでしょうが。

職場仲間の本音が聞こえるわけでもなく、
普段話したことのない人と話せることもなく

酒を飲まないものが「話の輪」に入るのも失礼かと思い、「壁のシミ」「床の粗大ごみ」状態で参加しています。


昔は、こういう会も、
①着座スタイル
②座席は抽選
③男女混合
等々でした。

そして、「ビンゴゲーム」とかあったり。。。。

幹事さんには申し訳ないのですが、昔はそういう会でした。
「予算がない」という声も聞こえてきそうですが、帰りに全員に手土産が渡されたのです。
おそらく、欠席者対策なのでしょうが、そんなもの配るくらいなら、「料理くらいは充実」してほしいものです。
できたら「会席」がいいですね。。。。


経営幹部は、各テーブルを回っていましたが、立食席ですから、まぁあまり効果的でもありません。
会が始まってしばらくすると、親睦目的なのに、みなさん「早く終わらないかなぁ!」状態です。


昨夜は、12月末で定年退職の先輩の送別会も兼ねていました。
ご退職の先輩には「何度目かの卒業式」だったはずです。

皆さんのスピーチをご紹介しましょう。

A:ある女性の方。

スピーチは、「いかに自分が頑張ってきたか」というお話でした。

「そうでしたっけ?」と胸の中では考えてしまいました。
一緒に仕事をしたことがないので、詳細はよくわかりませんが、
垣間見た姿は「とんでもない!」状態です。

後輩の女性社員からも、「ロッカールーム」での様子を聞いていますよ。。。。


B:仕事の出来る先輩

彼のスピーチのメインは、「3.11東日本大震災」の時、帰宅できず出張先の横浜駅で朝を迎えたとのこと。

「自分の仕事が、この時は無力だった」と・・・・・・


「あの日いかに自宅へ帰ったか!」という武勇伝を日頃お話される経営幹部を少し牽制なさるかのようなご発言が印象に残りました。


小生もあの日はオフィスに泊まりましたが、本当に無力でした。(それ以降も無力のままです)


C:まじめでコツコツ方の先輩

「今まで、仕事一筋で来た」と。。。。

「これからは、支えてくれた家族を大切にしたい」とも。


共感なさった方もいらっしゃったかも。。。


「立食の時間が経つことだけを考えるような会」よりも、少しは「忘年」と「発見」のための話もしてみたい(聞いてみたい)

と思ったのは小生だけでしょうか。。。。。


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先輩OBという困ったお客・・・・・こんな客は嫌われる [仕事についてのエトセトラ]

昨日でこの1年の仕事が終わりました。

ところで、「嫌われるお客」ってこんな人なのかなぁ!と思うことがありました。

この1か月の間に3人の先輩OBから電話をいただきました。

1.Aさん(80歳代)

銀行の「手帳はないか」とのご用命です。

今までは「OB会から配布があったのですが、最近は廃止された」とのことで、私のところに御下問が下ったのです。

私の場合は、本屋さんや文房具屋さんで毎年買い求めているのでどうでもいいようなことなのです。
というか、毎年決まった「マイ手帳」を使っています。

「1,000円もしないのに。。。。。。」と思いつつ、外資系のお取引先からもらった手帳を送っておきました。
不思議なことに、「大安」とか「仏滅」などの「六曜」が載っているので使いやすいのです。

先輩は、「西暦と和暦の交換表がついているのがいい!」とのことでした。


2.Bさん(70歳代)

ちょっとした投資の相談でお手紙をいただきました。
お電話をすると、「時間がない」「言った言わないになるといけないので文書でほしい」との要望です。

郵便で提案書を送ったところ、今度はFAXで質問が飛んできました。

すべてお送りした提案書に書いてあるのですが、文書回答をお求めのため、要領を得ないのと、当方も手間がかかってたまりません。

そんなに難しい提案書ではないのですが、困ったものです。
「丁寧に読んでくださいよ!」「電話でご説明しますよ」と言いたくなってしまいます。

現役時代、なにか嫌なことでもあったのでしょうか。。。。
少しはこちらの説明も聞いていただかないと、時間だけが過ぎてしまい、何も決まりません。

口うるさい割には「お決めになるのが下手」のようです。


3.Cさん(60歳代)

税金の申告についてのご相談です。
少しだけ一般的な説明を差し上げたうえで、「こちらは専門家ではないので、税務署に直接相談していただきたい」とお答えしておきました。

「先日電話したら、女子社員の方が出て、愛想も悪く紋切型の説明があった」とのことでした。

当方の女子社員の愛想のなさは認めますが、税務申告のような ①専門的 ②属人性が高い 話は、ご自身で解決してほしいものです。

事情を話すと「そうだよね」とご了解いただきました。

彼には、「お客様の中では、OBの方ほど要求水準が高い!」と申し上げたら、「たしかになぁ!」と笑っておられました。


人柄のいい方もたくさんいらっしゃるのですが、「昔は当然だった」的に横柄な要求を出して来られる方も多いのが実情です。

この5年くらいで、仕事のやり方が大きく変わりました。

①省力経営(経費節減)
②パソコンの発達
③「個人情報の管理」の緻密化

等々が特にそうです。

基本は大きくは変わっていませんが、方法論的には「勘弁してくださいよ!」的な鬱陶しい話もよくあるものです。

後輩をおだててうまく使っていけば、うまくいくのに。。。。。です


「古き良き時代のいい部分はもうなくなってしまいましたよ!」と教えてあげたくなってしまいました。

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究極の仕事・・・・「感謝される」ということ [仕事についてのエトセトラ]

学校を卒業して、就職して何年も経つというのに、「仕事について」今年初めてわかったことがあります。

採用の面接の時、学生のみなさんは「自分を成長させたい!」と必ずおっしゃっていました。

この言葉を聞くにつけ、

①なんと横柄な
②なんと自己本位な

と思っていました。


気持ちはわからないでもないですが、何となく違和感がありました。


「パンのため」にのみ仕事をやっているわけでもないし、
昇給や昇格やステータスのためだけでもないような気がします。



実は、この1年、お客様から何度かお便りをいただきました。
手紙あり、葉書あり、(もちろんお電話もありました)です。


内容はと言えば、必ずこの言葉が入っていました。

「ありがとう」「ありがとうございました」

と。。。。。。


正直に言って驚いてしまいました。
一人ではなく複数の人からです。


今まで、今よりもはるかに大きな仕事をしていたのに、そういうことには気が付きませんでした。

不思議です。


ただ、仕事師冥利に尽きます。
お客様から感謝されるなんて。。。。。


お客様からの葉書の1枚を無造作にオフィスの机の上においています。
こんな小さな仕事でもお客様に感謝されるんですよ」と、部下や同僚に少しだけ自慢してみたいからです。


また1年が終わろうとしています。
取り立てて自慢するようなこともない人生のそのまた1年ですが、ちょっとだけ自分に自惚れてみました。


仕事ぶりは、いつも上から目線で、それほど人望があるとも思いませんが、
結果から見れば、
①はっきりとものを言う
②不満を言わない
③いとわない
ことになっているようです。

「功ならんと思う勿れ、ただ一所懸命・一生懸命」

ふと一年の終わりにあたり、思ってしまいました。


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「ミ」と「シ」の区別がつきますか? [仕事についてのエトセトラ]

先日のことでした。あるお店でカタカナで文字を書きました。

たとえば、「ハラ」のように。。。。

店員のおねえさんは、「ハラ」ですか?と聞き返してきました。


「字」がうまいか下手かは別として、を間違えられたことはいまだかつてありません。


「ミ」とか「シ」とか「ツ」は似てるようですが、筆順も微妙に違いますからそれなりに区別がつきそうなものです。

特に、このおねえさんに対して怒りを感じたわけではありませんが、「サービス業で働いているのならそれくらいのことは知っときなよ!」と思ってしまう出来事でした。

「同一筆跡ではないか?」と疑り深い仕事柄、こんなことにまで気になってしまうことを笑われてしまうかもしれませんが、文字の流れとかタッチで区別はつくものなのです。


もっとも、私の記事の多くに、「誤字脱字が多い」とよくご指摘をいただいていますので、言える立場ではないのですが、「手書き」もたまには生活の中に取り入れて、ものごとの基本を理解してみませんか。。。。。

「ハッ」と思うことも多いはずです。







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「退職金制度」廃止のすすめ [仕事についてのエトセトラ]

世の中の働き人には、こんな人たちがいらっしゃるのではないでしょうか。。。

①景気回復に伴い、給料が上がると期待している人たち
②新卒雇用(いわゆる「シュウカツ」)に期待を寄せる人たち
③なんとか正社員になりたいと期待している人たち
④定年を迎えても、雇用を延長を期待している人たち

さて、本当に、給料は上がるのでしょうか。。。。。

景気が良くなって、企業の売り上げが増えても、利益が増えなければ、実は人件費は増やせません

仮に、人件費が増えても、

①雇用人員を増やせば、一人一人の給料は上がりません。
②一人一人の給料を増やせば、雇用人員は増えません。

巷間言われているほどには、バラ色の給与生活でもないようです。


さて、給料(給与)=サラリーマンの収入はどうなっているのでしょう。。。。。

※ただし、給与体系の決め方や各企業の実情や国際的な扱いを知らないので、この点は、思いつき+いい加減ではあります。

基本となる年功資格給


ポストに応じた責任給


時間外給与


諸手当


業績給(ボーナス)


退職金


年金の企業負担分


という組み立てになっているのではないでしょうか。。。。


日本のサラリーマン制度の美学に「年功序列」「終身雇用」というのがありました。

「終身雇用」が優先されると増える給与は

①「基本となる年功資格給

⑥「退職金

⑦「年金の企業負担部分

です。


もし、この部分が重視されたら、

可もなく不可もなく長く働く人は高給にありつきやすいということが想定されます

いわゆる「天下り」で退職金を何度ももらうような人が生まれてきやすくなります。


もし、「ポストに応じた責任給」が重視されたら、いわゆる管理職の責任能力が議論されることになります。
オーソドックスに考えるなら、「責任給」が高い(多い)人ほどよく働くということが言えるかもしれません


もし、「退職金」や「企業による年金負担」がなかったらとしたらいかがでしょうか。。。。

その代り「ポストに応じた責任給」「業績給(ボーナス)」を増やすのです。

そうなれば、

企業に長くいても収入は増えないとわかると、転職する人も出始めるはずです

企業に長く勤めても、「業績を上げたり責任ある」仕事をしないと給料は増えないことになります

産休・育児休業を取っても復帰すれば能力に応じた仕事に就くことができます。
=復帰がしやすくなるはずです。

「長年勤めていても業績の悪い人」の給料をあまり引き上げなければ、総人件費に余裕ができるはずです。
そうなれば、人件費の余剰部分で新規雇用も可能になってきます

会社全体の業績が上がらないときは業績給で調整も可能です

もし、退職金制度がなければ、こういうこともやりやすくなります。


企業全体の業績や個々人の働きぶりがより重視されるようになると、働く人たちも気が抜けません。


退職金制度がなぜあるかといえば、
やはり、いい人材の確保だったはずです。

「長く働いてくれた人には、辞める時にはボーナスを出すよ!」というご褒美(鼻先の人参)だったのです。

そういう背景には、

①高度経済成長に伴う企業業績の拡大
②「金の卵」という言葉に代表されるような人材不足

があったのです。


現在のように

①高度成長が約束されていない。
②省力経営時代
③少子高齢化
④そもそも自宅がある人たちが多い(「退職金でローンを返す」必要がない)

時代になれば、老後の一時金よりも、若い時の働きに応じた報酬を求めて当然です。

退職金という重しがあるために、雇用が硬直的になっているのが日本企業です。

もう少し転職の自由度が高まってくると、働き方も変わってくるはずです。

若いうちにとことん働いて「転職と自社に残ることを天秤にかけながら働く」ということがあってもいいではないですか!

ちょうどプロ野球のように。。。。。。


そういえば、あと10年もすれば、団塊の世代の大半が雇用の現場からリタイアしていかれます
何が起きるかといえば
①核となる人手不足
②転職時代
かもしれません。


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「うんうん」と電話で話す営業マン [仕事についてのエトセトラ]

最近気になることの一つに、「電話で 『うんうん』 または 『ふんふん』 と相槌を打つ人」が増えたような気がします。
ご本人は、フレンドリーなつもりなのでしょが、どうも違和感があります。

ひょっとしたら「偉い人」になったとでもお思いなのでしょうか。。。。。



ビジネスの現場に長くいると、(失礼だとかどうのこうのと言う前に、)

受話器を持っている人の姿が浮かんでしまいます。

頬杖をついて話している様子が浮んできます。

私の経験では、この手のタイプの人で仕事ができた人はいませんでした。


傍にいる上司は違和感を感じないのでしょうか。。。。


私は、この手の部下がいたら、あるいはお取引の担当者がいたら、うんざりです。

当然のことながら

①部下には注意

②お取引先の担当者には「話し半分」の付き合い

をすることにしています。


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「なめられる上司」 (オフィスでブーツをはく女子社員) [仕事についてのエトセトラ]

僭越かもしれませんが、管理職の中には、「部下からなめられている」上司と言うのが存在するようです。


私の部下によれば、女性のロッカー室での話を総合して見ると「あの人の部下は、上司をなめている」と言うことがあるようです。


確かに、会議等々の彼の発言を聞いても、

①空威張り
②現場(実務)を知らない
③堅い(融通が利かない)

という感じはします。



ひょっとしたら「その程度のことどうでもいいじゃない」とおっしゃる方も多いのかもしれませんが、最近では、そこの部署ではこんなことが起こっているのです。


「こんなこと」と言うのは、その部門の女性の大半が「ブーツを履いたまま仕事をしている」と言うことです。

皆さんの職場ではいかがでしょうか。。。。。

「そんなことはあり得ない!」とおっしゃるのか、「うちでもそうだけど、まぁ気にすることでもない!」とおっしゃるのか。。。。

ちなみに、わが社は、客商売です。
しかしながら、洋服屋ではありません。

私は、この手の女性は許したくありません。

理由は、

1.少なくとも、会社のルールで、ブーツとかビーチサンダルの着用は禁じられていること。

・・・・・未だかつて、「このルールはおかしい」と言った人はいません。


2.接客業でもあり、一応、お客様の目も意識する必要がある。

・・・・・敢えて挑戦するような服装でもないようです。


3.他の部門の女性に聞けば、「ブーツなんかじゃ仕事がしにくい」

・・・・・これは女性の皆さんの偽らざる本音のようです。


4.階段等も歩きにくく、「ケガ」などのリスクも高い。


・・・・・油断すれば、労災の対象にもなってしまいます。



今まで、こんなことなど考えたこともありませんでした。

別の部門の女性の話によれば「寒いのでブーツを履いているのでは?」という好意的な意見もありました。

しかし、ウオームビズも徹底されているわけでもないわがオフィスです。
寒いわけがありません。

「ズボンをはけばいいじゃないですか!」とも思います。

わが社では、「ハイソックスも控える」と言うのがルールですが、現実は、私の部下も含め着用している人もいます。(「これぐらいはいいか・・・・」)


「コンプライアンス=ルールを守る」という観点からも、中途半端でなし崩し的なルール違反はやはり禁じ手です。

「あそこの上司はなめられているから」と言う私の部下の言葉がよみがえってきます。



ただわが部下にも言いたいことがあります。

「向上心」をもって欲しいと。。。。。

上司をなめているのかどうかはよくわかりませんが「仕事をなめている」ケースには何度も直面してしまいます。


何時からでしょうか。。。。

「緩い」と言う言葉が似合うようになってしまったのは。。。。。。



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定期昇給と65歳定年 (給料が増えるのはうれしいが。。。。) [仕事についてのエトセトラ]

誰でも給料が増えるのはうれしいものです。

しかしながら、「嫌な思いまでして働きたくない」と思う一面もあります。


部下の女性に、「65歳定年をどう思うか?」と聞いてみました。

彼女は手放しでは喜ばなかったのです。


比較的仕事のできる彼女ですが、オフィスでは若い方なのです。
彼女の周りを見渡せば、仕事をしない先輩おねー様がいっぱいいます。

男性なら転勤・単身赴任と言うこともありますので、気分転換、新天地を求めて。。。。と言うこともありますが、わが社の場合女性には「すごく」優しいのです。


彼女が喜ばなかったり理由はと言えば、「いつもまでも腹立たしい先輩が上にいる。」と言うのが最大の理由です。

誰でも「明日は我が身でお互い様」かもしれませんが、なかなか年功を飛び越えてまでは人事をいじれないのも実情です。

定期昇給、ベア、定年延長等々、サラリーマンにとってはうれしい話ですが、

①正規社員だけの話。

②年長者の取扱の巧拙で組織の活性化が決まる。

③組織の老化。

④新卒採用の抑制。

⑤福利厚生制度を食い物にする。

等々と背中合わせです。

今回の教員退職金問題でも浮かび上がってしまったように、一人一人には経済的な問題もあります。
ただし、そこの部分だけを虫眼鏡で見てしまうと、組織はおかしくなってしまいます。


・新卒雇用
・高齢者雇用
・定期昇給
・非正規の解消

等々、美味しい話ばかりだと、企業は淀んでしまいます。

大きな声では言えませんが

もし、先に定年退職なさった年長の配偶者を扶養者にされたら、健康保険制度も危うくなってしまいます。


定期昇給と65歳定年を行うのなら、

①働く人の意欲が落ちないこと。

②人件費倒れにならないこと。

を考えないと。。。。。。








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「お客様の名前」知っていますか。。。。? [仕事についてのエトセトラ]

札幌ススキのにあった「エンペラー」と言うキャバレーの故八柳マネジャーによると、

指名をもらうコツは、

①お客様の名前を覚えること

②自分の名前を覚えてもらうこと

だそうです。


今の部署に移って、驚いたことはいろいろありますが、

部下の女性のみなさんが、あまりにも「お客様の名前を知らなさすぎる」

と言うことでした。


実は、お客様どころか「経営幹部」や「かつての経営幹部」の名前すらもです。



彼女たちに共通なのが、

①名前を復唱しない

②書かない

と言うことのようです。

頂いた名刺すら整理していません。


昨日電話でお話ししたお客様のお名前すら覚えていない部下も何人かいます。

電話がかかってくるたびに「初めての人」になってしまっています。


これで、「営業だ」とのたまうのですから呆れてしまいます。


今やっている対策は、

①文字を書かせる

②一日の中で、何度も復唱するように話題をもっていく

ことです。


気のせいか、徐々にではありますが、改善の兆しも少しづつ見えてきました。












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「夕方あいてませんか?」と言う電話の意味 [仕事についてのエトセトラ]

先日のことでした。
取引先の担当者から「夕方あいていませんか?」と言うお電話を頂きました。

夕方あいている」と言う言葉が意味するのは、

アフターファイブに

・どこかに飲みに行かないか?
・食事はどうか?
・マージャンしないか?

等々のお遊び的お誘いと言うのが一般的なはずでした。



「特に予定はない」と答えながら、話を聞いていると、

①午後の4時以降(?)に来訪したい

②なんでも、「かつて渡した書類に署名して欲しいので取りに行く」
という要件のようです。


おそらく、

「忙しいけど、おまえが書類を提出してないので仕方なく取りに行ってやる」と言う趣旨のようです。


どんな書類をもらったのかすっかり忘れてしまっていた(失念していた)ので、机やキャビネを探してみました。


急ぐのかどうかよくわからないので、郵便ででも送ってもらったら送り返す旨お答えしておきました。

「夕方」と言われる時間がいつのことかよくわからないし、ご多忙の様子なのでお気の毒に思えてしまいました。

翌日、その書類を添付したメールが届きました。



たぶんこの書類はもらっていなかったような気がします。。。。。。


理由はと言えば、小生の名前が違っていたものですから、おそらく以前もらっていたとしたら記憶に残っていたはずです。


結局、急ぐのか急がないのかよくわからないまま提出して置きました。







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「思いやり」よりも「思い遣る」 [仕事についてのエトセトラ]

一昨日(2013.2.10)の読売新聞朝刊の「気流」という投稿欄のテーマは「おもいやり」でした。

みなさんいろいろと「やさしい」お話をお持ちのようです。
それはそれで美しい話だと思います。


今の部署に移って以来、気になることがあります。

部下の仕事ぶりを見ていると「自分は悪くない。悪いのは相手。」という発想が染みついています。
こんな経験は初めてです。

「CS(顧客満足)がどうの。。。。」という時代です。本当に不思議です。


客商売だというのに、お客様が

①電話の向こうでどんなことを期待していらっしゃるのか?
②お会いしたお客様は、何か不愉快に思っていらっしゃらないか?

等々。。。。
誰も考えている人はいません。

もし、仕事を円滑に運ぼうと思ったら

①次の一手を思い遣る
②全体像を思い遣る
③お客様の気持ちを思い遣る

等の、「思い遣る」気持ちが必要です。

今、部下に言っています。

「もし、病気になっても見舞いには来るな!」
「もし、死んでも葬式には来るな!」

と。。。。。


「思い遣りのない」人たちとは、プライベートまで一緒にいようとは思いません。

草葉の陰で、にっこりとほほむことができるほどの「大人」ではないものですから。。。。

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無用なFAXは送らないでください [仕事についてのエトセトラ]

昔々、バブルのころの話です。
ある銀行の投資部門の方から聞いた話です。

当時は、証券会社や銀行のトレーディング部門から毎朝FAXが送られてきていました。
読みもしないFAXがたくさん来るのです。
「今日の相場動向」「商品情報」等々が満載のペーパーです。
それが毎日、各社から来るのです。

この銀行はどうしたかというと、「FAX不要」を各証券会社や銀行のトレーディング部門にお願いしたのです。

事情はというと、
①読まない
プリントした紙がもったいない
③必要なときは、連絡する
と。。。。


実は、わが部署にはFAXがないのです。
だからと言って不自由はしていません。
※やむを得ないときは他部門のFAXを借りていますが必要最低限にしています。

「誤送信」とか「FAXの置きっぱなし」にうるさいご時世です。
送信文書管理(記録)、受信文書管理(記録)の手間を考えると、FAXがないのもそれなりにメリットがあります。

お客様へは
①郵便
②パスワード付のメール
で対応しています。

打ち合わせも、PCを見ながらのペーパーレスです。
紙でいただいた書類も、スキャナーで取り込んでサーバーに保管して供覧・保存しています。


そんななか、ある取引先から最近FAXがよく来るようになりました。

しかも、メールで来たり、FAXとメールがだぶったり、あるいは要点が整理されていない複数枚の紙であったりです。

おそらく担当者の方のご配慮なのでしょう。
メール環境にないお取引先企業のためにFAXを送ってらっしゃるのだと思います。
それはそれでご丁寧なことだとは思いますが、

少なくとも、私どもは、
①メール文化に慣れていること
②FAX機がないこと
から、今まで通りメールで送ってきてほしいものです。

ひょっとしたら有用・有益な情報を見損なってしまう可能性もあります。

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送る方は「一斉送信機能」を使えば楽かもしれませんが、受け取るほうは結構めんどくさいものなのです。
特に一方的に送っていただく資料は。。。。。

お急ぎの時はお電話をいただければ済むことも多いものです。

ふと冒頭の銀行のことを思い出してしまいました。


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「人事異動の引き継ぎ」はいらない [仕事についてのエトセトラ]

もしあなたがお医者さんだったとしましょう。

大きな病院では、人事異動があります。
その時はどんな引継ぎをなさいますか?

前の担当のお医者さんと新しく担当になるお医者さんが、各患者さんに引き継ぎのご挨拶をなされますでしょうか?

「私は〇〇病院に変わります」
「今度アメリカに行くことになりました」

というようなことが、大きな病院では相応にあります。
患者さんのことはカルテに書いてありますから、わざわざ引き継ぎをしなくてもそれなりに引き継がれていくものです。

入院中の重体の患者さんであっても、カルテを見ればそれなりにポイントは書いてあります。


一昨日(2013.3.2)の日経新聞の別紙「NIKKEI プラス」の「常識点検」というコーナーに、

業務を円滑に引き継ぐためのポイント」という記事がありました。

私から見れば、ひと昔前の仕事のやり方のような気がします。
しかも、現場にいないコンサルタントの方のお話が引用されています


私が敢えて言いたいのは、
「引き継ぎはするな!」
「引き継ぎはしなくてもいい」
ということです。


「引き継ぎ」という仕事を考えるには、大きなポイントがあります。

1.人事異動で担当が変わるのは大きな企業では一般的です。

・人事異動のたびに引き継ぎを考えていたら、それは、心理的にも時間的にもコストが大きすぎます。
・「ある日突然担当者が辞めたら」という事態を想定しておくことが大切です。


2.新任地・新担当に変わる人たちも、それぞれ「期待と不安」でいっぱいです。

・「後ろ髪を引かれる思い」はするものですが、「新任地(新担当)への期待に胸を躍らせ」「新しい仕事への不安に戸惑う」ものです。
・「お世話になった」「課題の残る」お客様と離れるのは忸怩たる思いもありますが、「組織で仕事」をしているのですから割り切りが必要です。


3.担当が変わるのは、取引を見直すチャンスです。

・「癒着」とか「仕方なく」ということも間々あるものです。

よく「担当が変わったら取引がおかしくなった」ということがありますが、それは、「担当が変わったことが契機になっただけで、前兆はあったはず」なのです。


4.そもそも「人事異動」とか「担当替え」がある仕事・企業というのは、「属人的な仕事」を嫌うものです。

・上司もいれば部下もいます。
・「組織」や「仕組み」で仕事をしているはずです。


5.バックオフィス等の仕事こそ、「業務マニュアル」があるはずです。

・「もし『ない』」のだとしたら、「まだ『ない』のですか?」といいたいものです。



私の経験で言いますと、

①ほとんど「引き継ぎ書」は作ったことはない。

②「引き継ぎ書」をじっくり読んだこともない。

というのが実情です。


・日頃の日報
・カルテに相当する「顧客ファイル(取引記録書)」

を見ればわかるものです。


名刺のコピーが有用なこともありますが、先方も担当や肩書が変わっていることもあります。 もらい直すグッドタイミングなのです


昔々のことですが、

①「担当を替わりました」とご挨拶にお訪ねした企業の社長様から、「前の担当は〇〇さんだったよね」と、全然違う人の名前を出されたこともありました。

②担当を替った直後、不慣れでまごまごしていて「こっぴどく叱られた」こともありましたが、そのうち慣れてしまいました。
逆に信頼が高まったようなこともありました。


コンサルタントというお仕事の皆様へ!

現場は、臨機応変うまく対応するものなのです。

もし、対応できないとしたら、それは日頃の取引に課題があっただけのことなのです。



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