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「緊急事態宣言」ではなく「非常事態宣言」だったら [新型コロナ]

「言葉の遊び」は好きではありませんが、「言葉の使い方」次第では意味が違ってくるような気がします。
例えば、新型コロナ蔓延の今は「緊急事態宣言」が敷かれていますが、この「緊急事態宣言」が「非常事態宣言」と呼ばれていたら皆さんの受けとも方はどうだったのでしょう?

緊急」と言えば、「とても急ぐ」感が出てきます。つまりスピードです。
ところが「そば屋の出前」のような逃げ道ができているのかと思うようなこともあります。

非常」と言えば、「普段とは違う」感が出てきます。映画館などによくある「非常口」を思い出します。
「急ぐ」のではなく「いつもと同じじゃだめですよ」と言っているような気がしてくるから不思議です。


思い起こせば「アベノミクス」で始まった安倍内閣ですが、結局何だったのでしょう?
なんとなく目新しい感じがしましたが、結局は「円安誘導」と「投資バブル」を生んだような気がします。
本当に優秀な経済政策なら今の「緊急事態」の中でももう少し余裕のある企業社会を作っていたのではないでしょうか?

地方創生」を唱えていらっしゃる政治家も多いようですが、言葉の目新しさほどには具体策が見えてきません。
「これをやって地域が活性化しました」と言う政治家は皆無ではないでしょうか。
地方創生の語り部が「昭恵さん」と「石破さん」と言うのも失礼ながら笑えます。


今回の「新型コロナ」の蔓延について「これはいつもとは違うぞ!」と大きな声を出せた人がどのくらいいらっしゃいますでしょうか?
「いつもの出入り口で出入りしていては死ぬぞ」と言うほどの「非常事態」なのです。


東京23区内に住んでいる私には新型コロナ蔓延が持つ「非日常性」が痛いほど伝わってきますが、「地方」にお住まいの方はどうなんでしょう?

「緊急と言われてもいつもと変わんねぇべ」
ということがあったりするかもしれません。

「都会の方ではいつもと違うらしいね」
ということかも。


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