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高揚感なき自民党総裁選 [少し政治的な話を。。。。]

自民党総裁選挙は事前んおシナリオ通りで菅官房長官の圧勝でした。

今回の「総裁選挙」の特徴は、

高揚感がなかった

の一言。


勝利した菅氏の言葉の中にも、

縦割り行政の打破

規制改革

既得権益・前例主義の排除

のようなことをおっしゃっているようですが、「あなたこそ7年8か月の間そういうことに溺れていたのではないのか」と思ってしまいます。


すごく不思議なのは、7年8か月の安倍政権の中で

どういう言う点が縦割り行政なのか?

どういうことの規制を緩和しなければいけないのか?

ということが伝わってこないことです。
言葉としてはなんだか10年前のままです。


石破さんにしても、何度も総裁選挙に挑戦している割には「具体的な言葉がない」ということ。
新鮮味に欠けるばかりか本当の課題を見失っておられるようです。


いちばん不思議なのは、「森友」「加計」「桜」「法務省人事」「河井議員問題」等々政治プロセスの不透明な部分にはだれも触れなくなってしまったこと。


この小粒候補の中で唯一の期待は「政治プロセスの透明化・公正化」ぐらいだったはず。


新型コロナでリセットされた国民生活や国民経済を問題視する話もないまま選挙が行われました


「国民が」という言葉があったとしても「実は国民は困っていないのでは?」と思ってしまいそうです。


争点も課題もはっきりしない総裁選挙を見る限りでは「誰でもいいや」感だけが残ってしまいます。

菅さんの生い立ちを報じるマスコミもあるようですがはっきり言って「それがどうした」しか残らない総裁選挙でした。



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