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2枚の診断書は当然~このところの「大相撲」報道は何かを変えるのだろうか? [みんなうすうす気づいている]

このところのニュースやワイドショーの大きな話題の一つになってしまったのが大相撲横綱:日馬富士の暴行事件。


真実がどうのこうのというよりも、国技(?)と言われる大相撲の生末になにか貢献するのでしょうか

例えば、

1.ニュースやワイドショーは何を伝えたいのか?

①横綱日馬富士の暴行という大問題の「真実」を報じたい。

②日本相撲協会の閉鎖性を問う。

③「相撲取り」のあり方を問う。

④「相撲取り」の心身の健康問題を訴える。

⑤「大相撲」のあり方を問う。

そもそも報道スタンスはどこにあるのでしょう?
最近の政治報道にみられるように、大騒ぎして「忘れ去られるのか?」「改善の余地を掘り当てるのか?」着地はどうなっていくのか楽しみです。


2.複数の「診断書」があるのは当たり前のこと。

頭を打ったご経験のある方だとご存知だと思いますが、

①特に「脳」は頭蓋骨で覆われており、本人ですら症状がよくわからないものです。

②「脳」の傷病は、即重大化するものもあれば、時間が経ってから発症するものもあります。

私は停車中の追突事故で顔面をハンドルに痛打した時、
・救急車で運ばれた病院でのCT検査では「異常なし」との診断でした。
・友人の医師に相談したところ、「すぐにMRIを撮るよう」に言われ、2~3か月後に症状が出る可能性が高いので様子見が必要との診断で、即大学病院を紹介されました。
・結果、悪い方に発症し、事故から3か月後には入院・頭部手術を余儀なくされました。

つまり、頭部打撲は時間の経過に連れて症状が出る(または自然治癒する)と考える必要があり、複数の診断書が必要になります。


3.暴行事件が起きて以降の組織対応がなんとなく不透明です。

①日本相撲協会には、こういう事件・事故が起きた時の対応ルールがあったのでしょうか?

②刑事告訴と協会対応は並行するものでしょうか?

「協会ルール」での対応と「警察」対応が異なった場合はどうなるのでしょうか?

少なくとも土俵外での「暴行」というからには「刑事事件」とされてもやむをえないところもあります。

そういう課題が明確でないため、ゴシップのようなマスコミの取り上げ方が本来の問題の所在を不明確にしています。


4.直接は関係ありませんが、巨漢の「相撲取り」の健康管理はどうなっているのだろう?とふと思ってしまいます。

①相撲はそもそも「頭をぶつける」スポーツです。「頭部の症状」が相撲に起因するものなのか?暴行事件に起因するものなのか?わかりにくいという実情もあるようです。

②けがの多さ、休場の多さ、相撲取りなるが故の病気のことなどにも光を当てるチャンスです。


5.大相撲は「興行」なのか?「スポーツ」なのか?

まぁ、議論するほどの重要性はないかと思いますが、今回の事件の現場となった場所には「アマチュア相撲」関係者も同席していたとか。。。。

ある「関取」の親という立場もお持ちの方ですから「目くじらを立てる」ほどの話でもないとは思いますが。。。。


6.今回の事件の当事者が日本人だったらどうだったのか?

今回の暴行事件の関係者は「モンゴル出身者」の皆さんです。
「日本人」が当事者だった場合にはどうなっていたのでしょう。


7.協会の運営(役員)は、ほぼ「相撲取り出身者」で行われていることでいいのか

「コンプライアンス」や「適正手続き」全盛の世情です。
一般人による「事務取扱」責任者が必要な時期に来ているのではないでしょうか。
今回の対応の裏には「相撲協会」の役員人事のしこりも見え隠れしていると言った報道ぶりもあります。

「きれい」なはずの裸の勝負に水を差すような気がしてなりません。
「公益財団法人」という組織の色彩はよくわかりませんが、「公共性」の高い文化的団体のような気がします。

※私的には、ある親方の「パーマ頭」姿にも違和感を隠せません。


等々と思いながら今回の「暴行事件」報道を見るのもまた楽しからずや状態かもしれません

そして、筋肉質の四つ相撲を楽しみたいのは私だけでしょうか
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