「婿にならないか」と「夫婦別姓」 [仕事についてのエトセトラ]
銀行員をやっているとプライベートでも楽しいことはたくさんありました。
どんな職業でも同じとはいえ、銀行員の場合は微妙な風が吹くことがあります。
若い時なら、「娘の婿に」という経営者の方からのご提案です。
私でも複数回ありましたから、多くの方が何回かあるのではないでしょうか?
「娘と結婚して後継者」になってくれないかというお話です。
この微妙な空気に戸惑うこともあります。
「お嬢さん」はそれなりに魅力的な方の場合が多いようです。
優良企業の経営者の方がおすすめなさる方ですし。。。。
私はすべて断りましたが、有力企業であることが相応にあります。
「婿探し」が上手くいかず結局M&Aで売却なさった企業もありました。
こういう時に少し気になるのが、
●将来像を考えたくない自分がいること
●苗字を変えたくないじぶんがいること
などもあります。
ふと「夫婦別姓が認められていたら」とも思ってしまいます。
「夫婦別姓」は女性だけではなく、男性の側にもニーズがあることかもしれません。
ヘッドハントなど他にもいろいろあります。
後継者がいないので「社長になってくれ」というようなご提案です。
しかしながら「ものづくり」企業の場合は、商品寿命や技術開発陣の有無なども気になってしまいます。
「後継者がいない」という話題はよくありますが、後継者を作るためには何が必要なのかという体制づくりや環境づくりも必要なのです。