SSブログ

「新型コロナウィルス」についての報道の仕方 [新型コロナ]

連日の「新型コロナウィルス」報道。
ワイドショーなどの報道ぶりを見ると、やや「狼狽感」があるものや、「出し抜こう」とするものなどもあります。
その結果、忍び寄る恐怖に混乱を招くこともあったりするかもしれません。


こういう時に「報道しなければいけないこと」って何でしょう。

感染状況

感染者の出た地域の情報

と言った淡々とした事実報道。
ただ、「新規罹患者」「回復された方」「お亡くなりになった方」等々いらっしゃるはずです。
患者数を言う時には「累計」と「今現在の有高」を区別して伝えてほしいものです。


それから、

感染拡大防止策

各人ができる予防対策

類似の症状を感じた時の受診情報


あるいは、

感染者が出た地域の自治体や近隣住民の対応策

回復者への接し方


等々、自分の身を案じる立場から言えばそういうことでしょうか。。。。。


ところが、SNSを見ていたら、

●ダイヤモンドプリンセスから下船した人たちのことを「放たれた人」と呼ぶもの

●「東京」や「神奈川県」から連休を利用して一人暮らしの老親のために帰郷した人を「なんで戻ってきたのだ」「出歩くな」と言った心無い言葉でののしるようなもの

もあります。


気持はわかりますが「明日はわが身」です。
人をののしる前に「大人の対応」をしなければいけない時もあります

「検疫」の人、「治療」「看護」に当たっていらっしゃる方等々、直接取り組んでいらっしゃる方も数多くいらっしゃいます。


ワイドショーの中には「ダイヤモンドプリンセス」での初期対応がよくなかったというようなことを夢中になって討論している番組もありました。


「そういうのは後回しでいいんじゃないの?」
と思ってしまいます。

「パンデミック」と言いたくないのかもしれませんが、今は「パンデミック」類似の取り組みをすべきです


行政のトップも「国民の足元にある緊急課題に冷静に対応してほしい」的なメッセージを送るべきでしょう。


知事の中には、国を責め住民に不安を煽るような発言をなさった方もいらっしゃいます。
まるで「自分はちゃんと取り組んでいる」とでもアピールするかのように。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事