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都知事選挙’20 [少し政治的な話を。。。。]

今日は東京都知事選挙の投票日です。

今回のような「選挙」は初めてです。

例えば、

1.選挙カーを見ない

~選挙カー不要論者の私には好感です。


2.自民党が候補者を立てない

~対抗馬がいないというよりも適材がいなかったのでしょう。
マスコミは報じませんが東京では自民党人気と言うのは他の地域ほどありませんから、候補者に吸引力がなければ「自民党だから」と言う言葉は意味を持ちません。


3.マスコミが冷淡

~これほどまでにマスコミが無関心な選挙は初めてです。
争点、論点を紐解こうというスタンスがありません。


4.争点

~奇しくも「コロナ」がすべてになってしまいました。
候補者の中には「実現可能性」「妥当性」を無視したことをおっしゃる方が多すぎます。
もう少し現実的でなければいけません。

●「都債を発行して10万円を配布する」と言う耳にやさしく無茶な政策などは認めるわけにいきません。「自助努力」「モラルハザード」と言う言葉がどこかに消えています
今回の10万円給付でも明確になっていますが「本当に必要な人の支援には力不足」と言うことと「いつまで続けるの」と言うゴールがありません。

●「消費で景気回復」を唱えたところで「無駄遣いせよ」と国民・都民に求めるだけの話です。何せ「必要でもないサービス業」が多すぎです。そういう見かけ上の景気刺激は長続きしません。

「病院体制」の整備はもはや「都」と言う地方自治体の知恵や工夫を超えています
「コロナ」だけに限っていえば、いざとなれば日本各県からの「医療従事者の応援派遣」及び「患者の移送治療」を求めなければいけません。
「コロナで大変だったのに赤字」と言うのは「国の医療制度の見直し」が必要です。

●「争点が不明確」の裏には「今後どんなことを言い出すかわからない」と言う危険が潜んでいます


5.コロナ対応

~マスコミは各県知事の好感度のようなもので知事の仕事ぶりを占っているようなところがありますが、例えば、大阪の知事。北海道の知事などの評判がいいように伝えていますが、感染者の発出状況を見る限り「知事の評判には関係がない」と言うことがわかってきました。

どちらかと言えばマスコミ受けの悪い愛知県知事の下で極端に感染者が多いというわけでもないという現実があります。


6.オリンピック対応

~そもそも「オリンピック誘致が必要だったのか」と思っていますので、今更どうでもいいというのが本音です。
ただ言えるのは、

●オリンピックのおかげで東京のインフラ整備はずいぶん進んだ
●費用もの大半はすでに支出済み
オリンピックの開催可否の権限が東京にない
中途半端な行動は違約金等不必要な費用がさらに掛かってしまう


7.「築地」問題

~小池さんは「うまく着地したな」と評価しています。

そもそも豊洲移転計画そのものが雑だった
築地の残存事業者自らが将来ビジョンを語らない
東京オリンピックが一段落しないと「築地」は動けない
・「豊洲」でわかったのは「そもそも市場機能が衰退傾向にある」と言うこと


8.一番やらなければいけないこと

~日本全国の自治体に共通なのは

財政予算の見直し
そんなことに「お金を使うの」と言うことが多すぎます。

公務員の仕事の仕方改革
今回の「コロナ」でもよくわかったのは、仕事のやり方が旧態依然と言うこと
パソコンがあっても「集計作業すらまともにできない」と言う現実を注視すべきです。

です。
これをやらないと「税金」と「借金」が増えるばかりで、成果は思ったほど上がりません。


9.新人候補に託すだけの信頼度がない

~テレビの映像だけの判断ですが、「この人に任せていいの?」と言う不安を纏った新人候補者ばかりです。

芝居がかったパフォーマンスに基づく演説ぶりはさすがに異常です
・「前職」を見る限り「期待させるわくわく感」がありません
・「言葉の重み」があまりにもなさすぎです
・応援する人たちのSNSなどを見ても魅力的なものがありません。どうやら好きか嫌いかに偏っています。


「ふぅー」です。

なお、小池都知事の前回の「7つのゼロ」公約は、それぞれに光が当たり、前に進んでいると評価した方がいいでしょう。





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