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「一人当たりの売上高」「一人当たりの利益」を増やせ [仕事についてのエトセトラ]

銀行員というのは今の政治やマスコミやSNSなどが言っていることとは視点が違うことがよくあります。

一つは、「雇用」を増やせではなく「利益」を増やせと言うこと

取引先のご商売が儲からなければ、
●従業員の方の給料もボーナスも増えない
●新しい設備投資・設備の修繕も行えない
●借金が返せない
ということが起きてしまいます。

たとえ今が赤字でもゆくゆくは黒字になるのであるのならそれでよしとします。

世間が「雇用」「雇用」と言ったところで儲からなければ「人員整理」「経費節減」が起きてしまい「景気」や「経済」に寄与するはずがありません


もう一つは、銀行員には「手に職がある」人がいないと言うこと

おそらく何も資格がなくても銀行員にはなれます
ところが、
運転免許がなければ仕事の種類が限られる
パソコン・電卓が使えないと役に立たない(そろばんよりもパソコン)
「証券」「生保」の資格を入社後取得させられる
銀行業務検定なども受験させられる
法律、財務、簿記に詳しいことが求められる
英語もできないよりはできたほうがいい
等々、要求水準が高く、うかうかしてると落伍してしまいます。


今の日本社会を見ると、
世の中が「雇用」「景気」「経済」と言いつつなかなかうまくいかない
「手に職がない」と働き口が減る
というのが現実です。


今の政治論争やマスコミ話が笑い話に見えてくることもあります。
手に職がない銀行員はプライドが高いだけで他業態では使えない」ということを銀行員は一番よく知っています。

だから厳しいのです。


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