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「男と女」~ エリック・ロメールが描く世界 [どう受け止めたらいいのか]

エリック・ロメール監督の映画を立て続けに見ました。

はっきり言えば「男と女の関係」の難しい解釈とでもいうのでしょうか?
友人、恋人、愛人の境界線のこだわりが伝わってきますが、それを免罪符に複数の男と付き合う女という見方もできそうです。

まぁ、映画を解釈するほどの芸術の理解力はありませんのでそこそこにしておいて、これらの映画で興味深いのは、

有色人種が登場しない(通行人も鉄道やバスの乗客にまでも)
 ~何か意図的な感じがしました
携帯電話がない
 ~電話待ちのため家にいる
タトゥーがない
 ~いつ頃からなのでしょうか?タトゥーが増えるのは
主役の女性は小ぶりの胸で日常的にノーブラ
 ~日本では(特に私は)好奇の目がそこに行ってしまいます
大学院生たちが休みを利用してバイト
 ~バイトが日常的でない様子

1990年前後の映画です。
今の気ぜわしい世の中を見るとあの頃のスピード感は日本にもあったはずです。
今の時代が当たり前のように考える世代はある意味不幸なのかもしれません。

情報も「アンノン」程度で十分かも。


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