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電話の向こうに「笑顔が見える」 [仕事についてのエトセトラ]

最近の若い人は電話を掛けなくなったとか。
かく言う私も一年のうち電話を掛けることが何回もありません。
かかってくる電話には出ますが、自分からかけることはずいぶん減りました。


ところで、自宅のあれやこれやの修繕では「自分で治せるものは自分で治す」主義です。
説明書を見たり、ネットで調べたりしながら取り組むのも面白かったりします。

昨日は水道のレバーが緩んでいたので自分で治そうかと挑戦しました。
ところが、
説明書に載っていない
ネットでも正解がない
メーカーのサイト「よくある質問」にも載っていない
のでコールセンターに電話をすることに。


「混み合っています」とテープが流れたもののすぐ繋がりました。
しかも名乗りもせずに「レーバーが緩んで」と言うと「脇の蓋を開けて」と即答です。
「やってみます」と電話を切って挑戦するもうまく行きません。

またコールセンターに電話(2回目)。
同じ人でした。
「右に回すのか?左に回すのか?」アドバイスをもらいまたやってみることに。
うまく行きました。

蓋を締めようとすると、今度は蓋が締まりません。
またコールセンターに電話(3回目)。
同じ人でした。
「正面からまっすぐ押し込んでください」と即答。
「やってみます」
の流れです。

しかしうまく行きません。
ものすごい力仕事です。

またまたコールセンターに電話(4回目)。
「蓋が閉まらないのです」
と。

今度は別の女性の人でした。
「今は寒いのでゴムが固くなっているはずです。お湯につけて柔らかくしてみてください
「熱いお湯で大丈夫なのですか?」
「はい大丈夫です」
「やってみます。うまく行ったら電話はしませんから」
「はい」

ということで、部品をお湯につけてみました。
簡単に入りました。
一件落着です。


都合4回の電話です。
まぁ、「厄介なおっさん」状態でした。


対応された二人の女性のトークがとても上手いのです。
私も短時間で切って次の行動に移せました。


ポイントは「電話の向こうで眼差しが優しく笑顔であった」(想像)ことです。

最近のコールセンターの皆さんは「バカ丁寧と言うか慇懃無礼で時間がかかる」人も多いようです。
中には「知識に乏しい」方も散見します。


電話の向こうに笑顔を感じる話しっぷりには文句の言いようがないのです。
この人たちには苦情は言えません。



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