「統一教会」関係議員の色分け ～ マスコミのお仕事

新聞は選挙が近くなると全国各地の選挙区の立候補予想リストを必ず掲載しています。
それはそれでいいのかもしれませんが、当選してからのフォローはありません。

例えば今回の統一教会との関連議員のこと。
新聞各紙はどう伝えるのでしょうか？

SNSなどには「岸田首相に説明を求める」ようなコメントも多く見られますが、それは、
①この問題の幕引き
②個々の議員の付き合い方の濃淡をぼかしてしまう
ことになってしまいます。

日本国憲法第２０条第１項には、「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」と規定されています。

とかく信教の自由ばかり表に出てきますが、「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。」という政教分離原則も重要な部分です。
宗教団体と政権与党議員が深く付き合っている（関係がある）ということは日本国憲法にも抵触しかねない大問題です。

もしマスコミに意があるのなら、政権与党議員と宗教団体（今回は統一教会）との関わり度合いをランク分けするくらいの意気込みを見せていただきたい。

例えば、具体的なランク区分は
Xランク ～ 選挙の応援があった
Aランク ～ 団体の行事・イベントへの参加や機関誌などに投降した
Bランク ～ 団体から寄付をもらった
Cランク ～ 団体行事・イベントに祝電を打った
くらいの「関係度ランク分け」をやっていただきたいものです。

もちろん宗教団体の別動隊（フロント企業）でも同様の扱いとみなします。

これくらいやらないと
・日本の政治家は浄化しない
・日本の新聞マスコミは衰退していく
ということになるでしょう。