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小池都知事の後任は? [少し政治的な話を。。。。]


もし小池さんが知事でなかったら東京都のコロナ対応はどうなっていたのでしょうか?

マスコミやSNSでは小池都知事の「箸の上げ下げ」までが批判の対象になってしまうようですが、私は「小池都知事が絶えず発信していたから東京のコロナもこれぐらいでとどまっている」のではないかと思っています。

昨年の7月のこと
・「東京の問題」と小ばかにした菅官房長官
・「GoToを前倒ししたのは私だ」と自慢した菅官房長官
彼には「パンデミック」のこわさがわかっていたのでしょうか?

昨年の12月末のこと
・コロナの危機意識を持ったのは12月末だとテレビで話す菅首相

ワクチンと言う言葉以外にはめぼしい「コロナ対策はしていない」のが菅総理大臣です。
「私が決める」と言っていたスタンスも「専門家と相談して」に微妙にトーンが変わったくらいでは日本国、日本国民は救われません。

小池都知事の言動をマスコミが批判的に取り上げた分だけ個々人の「コロナ対策」がうまくいったと言っても過言ではないでしょう。
それは東京都に限らず日本中に浸透したはずです。
また小池語録の多くは都庁スタッフの意見が盛り込んであるように私は感じました。


ところで「小池都知事が国政に転出するのではないか」と言う話題まで出てくる昨今ですが、真偽は別としていつかは彼女の後任が必要になります。

どんな人が後任に必要でしょうか?
コロナ禍で露見したのは
「都庁職員はたくさんいるけどコロナのような緊急事態には足りない」
「保健所のように組織がワークしづらい」
「都と市区町村に距離がある」
ということ。


小池都知事はそれなりにうまい政治家でした。
しかし「少子高齢化」「産業のサービス化」が進展する中で考えなければいけないのは「税収は増えないが財政支出は増えてしまいそう」と言うことです。

こういう時にはマスコミがチヤホヤするような人ではまずうまくいかないでしょう。
組織を作れる人」でなければいけません。
コロナ禍ではっきりしたのはマスコミがチヤホヤしたのは「目立ちたがり」「マスコミ出たがり」「自分一人ですべてをやっているように語る」人だったのではないでしょうか?
コメンテーターには向いていますがこの手の人は「住民」(都民)の生活を安心させたり向上させてはくれません。


これからの東京都の知事に必要なのは、
巨大組織「都庁」を使いこなせる人
多数いる都庁職員の仕事ぶりを合理化できる人
「都」と「市区町村」の連携の仕掛け・仕組みを作れる人
ではないでしょうか。


この手の仕事はマスコミでの目立ちたがり屋ではできません。
私の知る限りでは尾崎正直氏(前高知県知事)などが適任のような気がします。
ただ彼は今度の衆議院議員選挙で国政に向かうようです。
しかしこんな風に人材の見立ては今の時点から必要です。

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